『翔んで埼玉』という漫画をご存知でしょうか?
『翔んで埼玉』はパタリロの作者である魔夜峰央先生が1982年に発表した漫画です。
翔んで埼玉とは
『翔んで埼玉』は花とゆめの季節の別冊に3話掲載され、その後完結はしていないものの『やおい君の日常的でない生活』という 1986年発刊の単行本に収録されました。
その後絶版となってしまっていましたが、2015年に宝島社から『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』として復刊されたのです。

このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉 (Konomanga ga Sugoi!COMICS)
- 作者: 魔夜峰央
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2015/12/24
- メディア: 単行本
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ちなみに『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』には『翔んで埼玉』の他にもいくつかの漫画が収録されていますが、『翔んで埼玉』だけ見たいという方にはKindle版の方が安価です。
と、ここまでの説明ではこの漫画を読んだことがない方にはなにがなんだかわからないかもしれませんけど、この『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』の表紙と裏表紙を見ていただくとちょっとわかっていただけるかと。
表紙に書かれていることばは
「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ!」
ですよ。
草…。
そして裏表紙はこちら。
今度は
「サイタマラリアだ!!」
ですよ。
埼玉特有の熱病って…。
そう、この漫画は埼玉県を超ディスった漫画なのです。
翔んで埼玉が実写映画化?
今年の春に『翔んで埼玉』の実写映画化が発表されていたそうなのですが、さぴこが知ったのはつい最近のことでした。
2019年2月22日ロードショーって!!!!!
しかも主演が
二階堂ふみさんとGACKTさんのW主演
えっ。
信じられない。
というかこの漫画、本当に世の中にでても大丈夫なの?って思っていたくらいなのに復刊されたことも驚きで、今度は映画化だなんて。
あの、これ、BL*1ですよ?
しかも未完ですよ?
本当にいいんですかね?
いや、楽しみですけど本当に大丈夫なんでしょうか。
と思っていたらトレイラームービーが発表されていました。
ああ、これは本当に映画になっちゃうんだ。
多分超絶おバカ映画になるにちがいない(←褒め言葉)です。
観る人をかなり選ぶ作品になるのは間違いないと思いますが、この原作を知っている人なら変な胸の動悸を感じつつ映画の後悔じゃなくて公開を楽しみにしていることでしょう。
埼玉の人は絶対いい人だと思う
きっと埼玉の人からクレームがあったら絶対映画化なんて無理だったはずですから、埼玉県民が寛容でいい方たちばかりだということが実証されたようなものですね。
一応漫画の最初に
最初におことわりしておきますが、この物語はフィクションであり 実在の人名団体名 特に地名とは全く関係ありませんので そこんとこよろしく
と書かれていますけど、どう見てもこれはあの『埼玉』ですから。
でもこの漫画の中で埼玉よりも気の毒なのは実は茨城だったりするのですけれどもね…。
この『翔んで埼玉』を読むと、さぴこが住んでいる北海道はいつも試される大地と呼ばれていますけどもっと試されている大地があるのかもしれないなんて思ってしまったりするのでした。
おわりに
とりあえずさぴこは『翔んで埼玉』の映画が公開されたら観に行く予定ですが、さすがに家族で観に行ける内容ではないので一人で観に行くことになりそうです。
そして自分も含めてですがどんな人がこの映画を観にいくのかが気になってしまったりして。
映画の感想は来年の2月以降に書きますね。
それでは!!
*1:ボーイズラブー男性や少年同士の同性愛を題材とした作品のジャンル