昨日から大荒れの札幌ですが、夜には反田恭平さんと務川慧悟さんによる2台ピアノコンサート ツアー2023が行われた札幌コンサートホールKitaraへ行きました。
開場時間をすぎてからの入場だったのですが、地下鉄駅を出るとちょうど雪が降ってきていてコンサート終了後には積もっているかもしれないという感じでした。
雪まみれになったのでKitaraに入る前に雪を十分にはらってから入ったのですが、かばんには吹き溜まった雪が入りこんでいたりとなかなかのもの。
そんな天候でも素敵なお着物で参加されていらっしゃる方々もいたりとホワイエは華やかでした。
反田恭平さんは昨年1月の凱旋コンサート以来、務川慧悟さんは今回初めてです。
もう1年も前なんですよね。
さて、今回の2台ピアノのプログラムはこちら。
お二人は以前にもCDを発売されていますが、本当に素敵な演奏なので生で聴けるのを楽しみにしていました。
2台のフルコンサートグランドピアノが共鳴してKitaraの会場内でうねりのようになって響いていて、やはりCDで聴くのとは全く違いますね。
会場ではちょうど昨日が発売日だった新しい2台ピアノのアルバムが販売中!
今回は会場で購入するとサインをしていただける整理券もついてきていました。
前回サインしていただいたのはちょうど4年前。
この4年で反田さんの人気はまたまた急上昇。
当時よりも年々チケットが取りにくくなっています。
今回は反田恭平さんだけでなく務川慧悟さんにもサインをしていただきました。
サインをしていただいたのはこのアルバム。
今回のプログラムの中でストラヴィンスキーのペトルーシュカからの3楽章以外は昨日発売になったCDに収録されていました。
ストラヴィンスキーのペトルーシュカがとっても素敵だったので収録されていたら最高だったなとは思いますが、このアルバムを聴くと昨日のコンサートが蘇ってくるので記憶の中でペトルーシュカも再生することにします。
ちなみにアンコールは務川さんがラモーのガヴォットと6つのドゥーブル、反田さんが猫のワルツと子犬のワルツでした。
それにしても反田さんのピアノ、また変化していますね。
これからどこまでいくのでしょう。
そしてそして、今回のコンサートで初めて生で演奏を聴くことができた務川慧悟さん。
予想以上に素晴らしい演奏!!!!
特にアンコールのラモーはKitaraの会場で聴けて幸せだなと思うほど。
エリザベート王妃国際コンクールで3位に入賞されたときの演奏です。
kitaraの静寂の中での繊細な響きが本当に素敵すぎでした。
今日は務川さんのラヴェルを聴いていましたが、できればいつか務川さんのラヴェルを生で聴いてみたい。
反田さんの演奏とは真逆の世界観の務川さん。
反田さんが小さな火から燃え上がる炎のような演奏とするなら務川さんは風で本当に小さく波立つ透明な水の動きのような演奏という感じでしょうか。
今度はいつかソロで札幌にいらしていただきたいです。
おわりに
今年の初Kitaraは反田さんと務川さんでした。
サイン会もあったりとまるでコロナ前にもどったかのよう。
そういえば昨日のKitaraには反田恭平さんの奥様である小林愛実さんもいらっしゃっていましたよ。
今回P席だったのですが、休憩を挟んだあとピアノを通してちょうど正面を見える通路に白いお洋服でお腹がふっくらされた愛実さんのお姿が!
なんだかすごいオーラがでていたような気がします。
ちょうどステージを挟んで目に入る場所のお席だったので拍手の感じがまわりのみなさんと違ったりするのが見えてくすっとしてしまいましたよ。
それでは!!