前回、背中にできた粉瘤の炎症で皮膚科に通院して5日経過したときの状況についてを書きました。
これがちょうど10日前です。
今日はその後の状況についての記録を残しておきたいと思います。
抗生物質投与後7日間経過時
一般的な細菌感染症の場合の抗生物質は1週間の服用で効き目があると言われています。
今回の炎症性粉瘤で抗生物質が最初処方された時まだ炎症はそれほどひどい状況ではなかったのですが、内服後7日目くらいで赤みと腫れが強くなったのでこれは抗生物質ではどうしようもなくて排膿切開してもらうしかないかなと悲観的になっていました。
抗生物質以外にも漢方のツムラの排膿散及湯とバラマイシン軟膏も処方されていたのですが、これでもダメかと絶望していたのです。
排膿切開してくれる病院を探そうかとも思ったのですが、ちょうど札幌市内は重いドカ雪で最悪の道路状況。
現在もいつ車がスタックするかハラハラする道路状況が続いています。
排膿切開をしてもらうとその後切開箇所の消毒に数日通わなければならなくなるため、頭を悩ませていたのでした。
抗生物質服用後10日目に変化が
路面状況の悪化もあったので、今はあの皮膚科の先生を信じるしかないということでとりあえず処方されたお薬を最後まで服用してから考えることにしたのです。
ちょうど10日目になった時、それまで寝返りをするたびに痛かった背中が気にならないくらいの痛みに変わっていました。
その時に子供に背中の粉瘤の状況を見てもらったのですが、見た目は炎症がひどい時とほとんど変わりなかったそう。
たしかに服の上から粉瘤の近くを触ってみてもかなり腫れているのがわかります。
でも明らかに以前より痛みが少なくなっているのがわかりました。
これは、もしかしたら。
希望が見えてきた瞬間でした。
抗生物質服用後12日目
そんな希望が見えた日から2日で痛みは完全になくなり、腫れも次第にひいてきたのです。
赤みはまだ少し残っていますが、この数日で急激に状況が改善しました。
ああ、先生を信じてよかった!!
1週間以上は寝返りもできない痛い状況が続いていたのでもしかしたら早期に排膿切開をしてもらったほうが痛い日数は少なかったのかもしれませんが、結果的に今は痛みも全くなくなり、少しの赤みと隆起した部分があるだけになっています。
処方通り14日分の薬を飲み終わったのは今日の朝。
炎症性粉瘤はただの粉瘤となりました。
腫れていた部分が小さくなったのは痛みが完全になくなってからはあっという間の出来事でしたよ。
ツムラの排膿散及湯の効果?
今回抗生物質と一緒に処方されたツムラの排膿散及湯。
結果論ではありますがもしかしたら抗生物質だけではここまでの状況にはならなかったのかもしれません。
外用薬としてバラマイシンもきちんと塗ってはいましたが、これは赤く炎症を起こして腫れてしまった部分に対してはほぼ気休め状態のように感じました。
正直10日近く赤く腫れていた患部が切開もなくここまできれいになるとは思ってもいなかったのです。
今は考えたくもないですが、もしまた同じような状況になったら初期の段階でこの漢方を飲むだけでも違うような気がします。
ただ残念なのは排膿散及湯の市販薬がなかなか見つからないことでしょうか。
葛根湯や桔梗湯などの漢方薬はドラッグストアでも手に入りやすくなったので、この排膿散及湯もツムラさんで販売してくれたらいいのになって思います。
おわりに
というわけで今回の粉瘤についてはひとまずこれで一段落。
雪がなくなったら以前とは違うちょっと遠い場所にある病院で粉瘤を取る手術をしようと思っています。
ちょうどショルダーバッグがあたる場所に粉瘤ができていたので、きっとこういう刺激も粉瘤の原因になったりするのかもしれません。
とりあえずやっと痛みから開放されて朝までぐっすり寝られるようになりましたので、体調回復に努めたいと思います。
それでは!!