みんなたのしくすごせたら

さぴこの徒然草紙というか雑記帳

映像的に美しくない札幌でマラソンと競歩が行われることが決定しました

 

ついに来年の東京オリンピックのマラソンと競歩が正式に札幌で行われることが発表されました。

 

blog.sapico.net

 

以前このブログでも書いた通り札幌市民としての心境は複雑なものがありましたが、ブログを書いていた時よりもさらに懸念事項が増えました。

 

というのもスタート、ゴール地点が大通公園になるかもという声が聞こえてきたからです。

 

オリンピック開催期間中に大通公園で開催されているものがあるので、札幌市民としては心配が増えてしまいました。

 

どうなる?さっぽろ大通ビアガーデン

 

短い夏を楽しむ札幌市民でいつも賑わう日本国内最大のビアガーデンであるさっぽろ大通ビアガーデン。

 

約13000席でお昼の12時から夜9時まで行われている札幌の代表的なお祭りの1つでもあります。

 

例年7月20日前後からお盆までの間1ヶ月弱開催されているこのビアガーデンは、一般的なビアガーデンのイメージとはかけ離れた規模のビアガーデンなのです。

 

もちろんこのビアガーデンを札幌市民のみんなが愛しているというわけではないのですが、北海道の短い夏の日差しの中で見渡す限りビールジョッキを片手にしている人を見ながら楽しむビールというのは札幌の風物詩の一つにもなっています。

 

ビアガーデン期間中は会社帰りに毎日のように立ち寄るという人もいるほど。

 

そんなビアガーデンがオリンピックのせいでもしかしたら来年は開催されないのではと心配しているのです。

 

ちなみにビアガーデンの規模がわかりやすい動画を見つけました。

 


さっぽろ夏まつり 福祉協賛さっぽろ大通ビアガーデン会場 360Movie

 

これは3年前のビアガーデン会場なのですが、大通5丁目から11丁目までの会場の様子がとてもよくわかります。

 

もしオリンピックが大通公園で行われるということになれば、おそらくどうやってもビアガーデンはその期間中に行うことはできないでしょう。

 

北海道の場合、気温の問題があるため外でビールを楽しめる期間は限られています。

 

なので延期や前倒しもできないのですよね。

 

ビアガーデン問題、ビール好きが多い札幌市民にとっては大問題だったりします。

 

それにこのビアガーデンのために札幌をおとづれる観光客の方もいらっしゃいますからね。

 

本当にどうなっちゃうんだろう…。

 

ストックホルムオリンピックの悪夢

 

NHKの大河ドラマ「いだてん」の第一部は日本のマラソンの父と呼ばれる金栗四三氏のエピソードだったそうですが、さぴこが金栗四三氏のエピソードを知ったのは2年以上前できっかけは子供の公文の英語教材のストーリーです。

 

ストックホルムオリンピックのマラソンで行方不明者となった金栗四三氏が54年後にゴールをしたという内容を子供が読んでいたのが気になって、当時ちょっと調べてみたのを思い出しました。

 

このストックホルムオリンピックは記録的な暑さのためにマラソン競技では参加者の半数以上が棄権したほど過酷な環境だったそうです。

 

金栗四三氏も日射病で倒れてしまいましたが、棄権という伝達がうまく行われなかったため行方不明者扱いとなり、ストックホルムオリンピック開催55周年を記念する式典でゴールしたという内容だったのですけれども、このストックホルムオリンピックのマラソンでは競技中に倒れてそのまま亡くなってしまった方もいました。

 

暑い中でのマラソンはそれほど危険なことなのだなとその時に思ったことが思い出されます。

 

それを考えると東京よりは気温と湿度が低い札幌で行われるという意義はあるのだなと思うのです。

 

もしマラソンが予定されていた当日に東京の最高気温が高い状態だった時、札幌開催に変更してよかったという状況になる可能性はあるのですから。

 

 

 

呪われた東京2020オリンピック

 

それにしても東京2020オリンピックは色々な点で呪われているとしか思えないほど問題が山盛りですよね。

 

まずはあの五輪エンブレム盗作疑惑から始まって、新国立競技場のデザイン案や工事計画の見直し問題、当初の予想とはかけ離れて膨らみ続ける予算問題、マラソンの暑さ対策のアイディアがかぶる傘や朝顔などどれも正気とは思えないものばかりというのが続いたかと思えば挙げ句の果てに会場が東京から遠く離れた札幌に決定。

 

ここまでくると東京2020オリンピックってなんだろうって思っちゃいます。

 

マラソンと競歩については東京は費用を負担しないことになりましたけど、表彰は東京で行うのですよね?

 

競技だけは札幌で行って表彰は東京で行うのに予算は一切払いませんと。

 

残念な気持ちはわかりますけど、あれだけ札幌を悪者扱いするんだったらマラソンと競歩については札幌オリンピックと名前を変えて欲しいですよ。

 

だって東京は予算の負担もしないし、場合によっては札幌や北海道がその予算を負担する可能性だってあるわけですよね。

 

もう東京2020オリンピック競技からマラソンと競歩を外されてはいかが?と言いたくなります。

 

東京2020オリンピック報道で見えた地方差別

 

在京のテレビ局の方々、全国放送の番組は北海道でも放送されていることを忘れていませんか?

 

マラソンと競歩が札幌で開催されるかもしれないという報道がされてからというもの、札幌や北海道を蔑むような内容の放送が増えています。

 

札幌では映像的に美しくないとか、沿道の応援が東京より熱心じゃないとか、札幌の街並みが東京のように見所がないとか。

 

一流ランナーは北海道マラソンに出たがらない、そんなことを言われても。

 

別に札幌からぜひやらせて欲しいと手をあげたわけじゃないオリンピックの競技で、なんでこんなことを言われなくてはならないのでしょう。

 

札幌に、北海道に住んでいる人はなんでこんなことでテレビで蔑まれなきゃならないのかと本当に悲しくなりました。

 

東京ファーストなのはいいですけど、地方に住んでいるなんの関係もない人を蔑むのは本当にやめて欲しいです。

 

東京に住む全ての方の意見ではないとわかっていても、ああやはり本音は地方蔑視なのだなということが今回よくわかりました。

 

こんなことになるなら札幌市もマラソンを拒否したらいいのにと思ってしまいましたよ。

 

さぴこは映像的に美しくなくても札幌が大好きです。

 

おわりに

 

札幌の夏の風物詩であるビアガーデンは中止になるかもしれないし、連日全国放送のワイドショーでは札幌がディスられまくっているしで、最初はオリンピックのマラソンが札幌で行われたらすごいなと単純に思っていたのがバカのようだと思えてきました。

 

もう決まってしまったことではありますけど、受け入れる札幌市だってオリンピックまで時間のない中に色々とやらなければならないことがたくさんあって大変なんです。

 

東京で行われなくなったことが残念な気持ちはよくわかります。

 

でもだからと言ってなんの責任もない札幌を侮辱するような発言はやめてもらいたいです。

 

こんな状況で札幌市民が札幌でできる限りのことをして東京2020オリンピックを盛り上げようなんて思えますか?

 

日本の中心である東京のオリンピックのために地方都市の札幌ごときが協力すること自体が間違っているんでしょうかね、

 

はあ…、最後はかなり感情的になって申し訳ありません。

 

なんだかんだ言ってももう決まってしまったことですから、少しでも選手の方々の負担が少なくなるように、映像的に美しくなくても早くコースが決まるといいなと思っています。

 

それでは!