夏になると食べたくなるものの1つにうなぎがあります。
昔は注文してから1時間近くかかるうなぎ屋さんにうなぎを食べにいっていたのですが、子供が生まれてから行けずにいたらいつの間にか閉店してしまっていました。
そういえばここ3年ほどはちゃんとしたうなぎを食べていないことに気が付きましたが、近年うなぎの高騰で鰻屋さん自体が減っているようです。
そのかわりにいろんなお店でお手頃価格のうなぎが食べられるようになっていますが、牛丼屋さんでは牛丼が食べたいですし、居酒屋さんではそこでしか食べられないものが食べたくなるので結局外でうなぎを食べる機会がほとんどなくなりました。
この時期になってくるとスーパーでもうなぎの蒲焼きが並んでいますけど、今日はちょっと変わり種のうなぎもどき、うなる美味しさのうな次郎を初めて食べたのでご紹介してみます。
うなる美味しさ!うな次郎
うな次郎といえばテレビCMでその存在を知ってはいたものの、今まで一度も食べたことがありませんでした。
というかうな次郎の存在意義がよくわからず…。
これってあれですよね、カニカマのうなぎバージョンという。
でもカニよりはうなぎの方がスーパーでもよく見かけますし、このうな次郎はかまぼこではありますけど1パック400円くらいするので、それほど価格差が大きいわけでもないのです。
ちなみにAmazonでは1つあたり500円。
それでも気になる、うな次郎。
というわけで先日スーパーで購入して食べてみたのでした。
うなぎフリーのうな次郎
こんなに気になるうな次郎。
ネットで調べてみようと公式サイトを見てみました。
2020年からうなぎエキス不使用の「うなぎフリー」に!
え?
いやいや、これはうなぎエキスを使ったほうが普通に喜ばれるのでは?
一正さんがどこに向かっているのかちょっと不明ですけど、うなぎアレルギーの人向けなのでしょうか。
でもあまりうなぎアレルギーって聞かないですけど。
しかもうな次郎くんの公式サイトまで!!
あのCMソングが好きなだけ堪能できるサイトです。
うなぎじゃないけど十分美味しい!
電子レンジで1分チンするだけで完成するうな次郎。
あっという間にできちゃいます。
見た目はたしかにかなりうなぎっぽい!
せっかくなのでうな丼風にご飯の上にのせて付属の山椒をパラリ。
うーん。
かまぼこには見えないですね。
それではいただきます。
…、タレと山椒の風味でもうすでにうなぎ!
同じくすり身でできているという皮の部分はちゃんと食感が違うのもすごい。
うなぎの身の部分はかなり柔らかくて、かまぼこの食感とは違います。
とてもかまぼこには思えないですが、うなぎそのものかというとそれはまたちょっと違うのです。
これはもう「うな次郎」というものの味なのだと思います。
このタレ、すごいなぁ…。
きっと本物のうなぎをこのタレで食べるよりもうな次郎をこのタレで食べるほうがマッチしそうです。
おわりに
もしかしたらうなぎフリーの意味はうなぎの資源保護ということなのかなとも思いました。
うなぎが絶滅の危機にあるという事実は変わっていませんから、これ以上うなぎを食べ尽くしてしまうことへの危機感から生まれたものだということであればこの商品の意味は素晴らしいですね。
あとはうなぎそのものの見た目が生理的に受け付けない人にもかまぼこならと食べる機会が生まれるかもしれませんし。
贅沢をいえばもう少しお手頃価格だと嬉しいのですけど、手間暇をかけて作られているものですからしかたないのでしょうね。
あー、でもやっぱり本物のうなぎも食べたい!
それでは!!