分散登校は始まったものの基本的には自宅にずっといる子供。
先日、テレビを一緒に見ていたらちょうど今回の休校について苦労している親の声などを放送していました。
もしかして私がいたら迷惑なの?
インタビューでは子供がずっと家にいることがいかに大変であるかをいろんなお母さん達が語っていました。
お仕事を休めなくて困るという話やずっと子供がいると食事を作ったり大変だという話を見て、子供がポツリとひとこと。
「ねえ、もしかして私がずっといたら迷惑なのかな」
ああ、もしかしたらこういうニュースを見たらそうそう感じてしまう子供が他にいるのかもしれない、そう思いました。
子供と一緒に貴重な時間
確かに子供がもっともっと小さい頃なら大変なこともあったかもしれませんが、子供は今年の春に小学6年生になります。
自分のことは自分である程度できる年齢ですし、子供がずっと家にいても不便になることはあまりありません。
それどころか大きくなるにつれ親との時間は減っていく今、今回の長い長い休校は私にとって貴重な時間でもあります。
夏休みや冬休みと違ってほとんど家でずっと一緒にいる時間なんて、きっとこれからはないだろうなと思うのです。
ひとりっ子で鍵っ子だった私
私は小さい頃から鍵っ子で、兄妹もいなかったので基本的に放課後遊びにいけないときはずっと一人で留守番をしていました。
小さい頃はしっかりした子と言われて育ってきて、基本的には自分のことはほとんどなんでも自分でできるようになっていたので、2年生くらいの頃から夏休みや冬休みも基本的にずっとひとりで留守番をしていたのです。
1年生の頃はさすがにひとりで家に置いておけなかったのか、家から徒歩なら40分以上もかかる祖母の家で夜まで待っていたこともあります。
そのときは放課後に友達と遊ぶこともできなかったのが嫌で、自分でなんでもするから一人で留守番をさせてくれと親にお願いしたのでした。
毎日のように夕方までは友人と遊び、その後は一人で留守番。
小学生の頃に親と一緒に遊んだという記憶はほとんどないです。
まあ今アラフィフ前後の世代の方ならそれが普通だという人もたくさんいるかもしれませんね。
やっぱりひとりは寂しかったんだよな、と今は思いますけど。
気兼ねなく子供と一緒にいられる幸せ
私も子供が小学1年生の頃まで働いていたので、子供と一緒の時間は専業主婦のお母さん達よりはかなり少なかったです。
でもその後、専業主婦となってからは子供との時間が随分増えました。
学校から帰ってきた子供に「おかえり」って言うこともできます。
そして今回の突然の休校でも子供が家にいる間ずっと一緒にいることができます。
仕事をしていた頃ならきっと子供が負担に感じることを知りつつもひとりで留守番をさせるしかなかっただろうなと思うと、今の環境はとても恵まれているなと再確認しました。
この時間を大切にしたい
自由に出歩くことができない今、子供との時間はいつもより濃密です。
迷惑か?と聞かれて答えたのは、
「迷惑とは全く思わないけど可哀想だとは思う」
誰のせいでもありませんが、本当に今回6年生を送るためにいろんな係をしたり、伴奏の練習をしたりと一生懸命頑張ってきた子供のことを考えると、本当に可哀想だなと思いました。
しかも学校でなら仲の良い友達と一緒に遊ぶことができるのに、ずーっと親と一緒なんですから可哀想に思いますよね。
でも子供は
「確かにすごく残念だったけど、こんなに長い休みにしかできないこともいっぱいあるし、何より家にいてもひとりじゃないから寂しくないよ」
と言ってくれました。
春休みが終わるまでのこの時間、子供との時間を大切にしたいと思います。
おわりに
この休みには子供と一緒に水曜どうでしょうを見て楽しんでいます。
新作も最終話以外は録画でしたが2人でずっと見ていて、最終話は学校も休みだしとリアルタイムで見ましたよ。
どうでしょうclassicを撮り貯めていたものも一緒に見ているのですが、シェフ大泉のクリスマスパーティーの回は大笑いしていました。
撮り貯めているどうでしょうclassicはまだまだたくさんあるので、この長い休みのお楽しみにしようと思います。
それでは!!