みんなたのしくすごせたら

アラフィフさぴこのなんでもない毎日の暮らしの雑記帳


札幌市内の小学校は分散登校が始まりました

小学生の生活日記 2020年 1月始まり 婦人之友社

 

今日、子供は久しぶりに学校へ行きました。

 

といっても授業ではなく、1時間の健康観察等と給食を食べて合計2時間20分間の登校です。

 

小学5年生の子供はあと2回の分散投稿があり、25日には時差登校で短時間の学内テレビ放送による修了式があります。

 

明日は偶数学年の登校日となりますが、6年生にとっては残り2日の分散登校、そして23日には児童と先生による卒業式が行われるそうです。

 

本来16日から通常登校の予定だった

 

2月28日から始まった休校は当初3月8日までの予定でしたが、その後の新型コロナウイルス感染の拡大により3月16日に変更されました。

 

そしてさらに延長され、結局は春休みまで臨時休業となってしまったのです。

 

仕方がないこととはいえ、学校関係者の方々のご苦労を考えると本当に頭が下がります。

 

そして数回にわたり今年度の残りの日々を友達と一緒に勉強できるかもしれないという期待を裏切られた子供達。

 

特に最終学年である6年生の無念を考えると心が痛みます。

 

分散登校は臨時休業中に行われる

 

今回の分散投稿は学校の臨時休業中に行われるため、登校日数には含まれず、必ずしも登校しなければならない日にはなっていません。

 

なので体調不良以外でも分散登校の趣旨に納得ができない、登校によって子供への感染が不安等の理由でも欠席や早退が可能です。

 

事前に登校時には検温必須、風邪症状がある場合は自宅休養、不安や不都合がある場合は登校の必要なしで、マスクの着用をして登校してくださいというお知らせがありました。

 

学校にある荷物等は児童が出席しない場合でも保護者が引き取ることが可能。

 

ただし欠席や早退の場合は登校30分前までに要事前連絡。

 

おそらくこの分散登校への反対意見を予想されていたのかなと思うほどに考えられていると思います。

 

不安がある場合は欠席すべし

 

もし分散登校に少しでも不安があるという方は子供を欠席させるべきです。

 

今回はその選択肢が親に与えられています。

 

出席する子が多くても引け目を感じる必要も全くないと思います。

 

あくまでも自由登校なのですから。

 

不安で子供を出席させるかどうか悩むくらいなら登校させないのが一番だと思います。

 

基礎疾患がある方もいらっしゃるでしょうし、ご家族に高齢者の方がいるという場合もあるでしょう。

 

欠席しても誰からも責められることはありません。

 

 

 

欠席を他者に強要する必要もない

 

ただ、ご自身の判断を他者に押し付ける必要もないと思います。

 

SNSで教育委員会にクレームの電話を何度かされたという方もお見かけしましたけど、分散登校に問題があると思われるのなら欠席すればよいだけのこと。

 

行かない方がいい、と他者にアドバイスされる筋合いもありません。

 

それはすでに決定されたことに対して各家庭で決めるべきことであり、出席を強要されていないのと同じことで欠席も強要するべきではないでしょう。

 

新型コロナウイルスの拡大が心配だというお気持ちはわかりますが、本当に根本解決をしたいというのであれば学校だけを休校するだけでは無理な話で、ライフラインを除く経済活動の全てを一定期間止める以外ないのですから。

 

現時点では子供がウイルスと運ぶよりも大人が子供にうつす可能性の方が高いですよね。

 

特に医療関係者を親に持つ子供は一般の方よりも罹患の可能性は高くなるでしょう。

 

本当に子供が心配だというのであれば両親も家にずっと引きこもり続けるしかありません。

 

でも現状、それはできませんよね。

 

なら出来る限りの予防をしつつ、必要最低限の外出はして行かなければならない時期に入ってきたのかなと思います。

 

もし来年の春まで新型コロナウイルスの勢いがダラダラとが続いたら、ずっとこの状況を続けていけるのかという問題もありますから。

 

分散登校から帰った子供

 

分散登校が始まるまで、今度こそ学校に行けるのか直前まで不安だった子供。

 

たくさん楽しみにしていた行事があった3月でしたが、全てなくなってしまいました。

 

卒業生を送るための会の準備をずっとしていたのでとてもがっかりしていたのです。

 

でも今回の分散登校で先生や友達と会えると大喜びでした。

 

賛否両論があった給食ですが子供は、

 

「家で食べるご飯も美味しいけど、クラスのみんなと久しぶりに一緒に食べた給食はすごく美味しかった!」

 

とのこと。

 

クラスでは1人だけ欠席者がいましたが、

 

「熱はないけれど咳が出てみんなの迷惑になったら困るので今日は休むけど来週までには絶対に行きたい」

 

と言っていたと先生が教えてくれたそう。

 

そして誰かが病気になると分散登校がなくなってしまうので、みんな予防を頑張って修了式まで健康に過ごそうと約束したそうですよ。

 

感染予防を徹底しよう

 

嫌なニュースばかり聞こえてきて、気が滅入ることも多くあります。

 

でも今回の新型コロナウイルスは誰か特定の人のせいじゃないです。

 

まだ誰も正体がはっきりとわからない未知のウイルスのせい。

 

誰かがこう言っていたからこんなことになったとか、こういう決定をしていてはダメだとか、いうのは簡単ですけど誰も答えのわからないものを目の前にして試行錯誤をしている状態なのですからある程度仕方がないと思うのです。

 

今回の分散登校だってもしかしたら一部の方が危惧していたように罹患する可能性があって、反対していた人にとっては「ほら見たことか」という状況になる可能性だってあります。

 

じゃあ何も起きなかったらどうでしょう。

 

それぞれのご家庭の判断、どれが正しいかなんて正直わかりません。

 

みんながそれぞれの方法で感染予防の徹底をするしかないですよね。

 

おわりに

 

我が家では休校期間中不要不急の外出は避けているのでダンナは仕事、私は通院と最低限の買い物以外はほとんど外には出ていません。

 

子供もこの2週間以上基本的に家に引きこもりで、1日に数分近所の散歩をするくらいでした。

 

なので今回の分散登校では短時間でも久しぶりの登校で疲れてしまったようで、帰ってきてからちょっとお昼寝をしたほど体力が落ちていたようです。

 

屋外で歩いているだけで高齢者から非難される小学生。

 

実は本当に外出制限をするべきなのは、罹患した時に重症化しやすい高齢者なんじゃないかと思うさぴこなのでした。

 

それでは!!