みんなたのしくすごせたら

アラフィフさぴこのなんでもない毎日の暮らしの雑記帳


怖い絵本『いるの いないの』そして『ざしきわらし』

怪談えほん (3) いるの いないの (怪談えほん3)

今週のお題「怖い話」

 

さぴこはこれまで定期的に子供たちの前で読み聞かせをするボランティアをしてきましたが、今年の読み聞かせのイベントは残念ながらすべて中止になってしまいました。

 

おそらく今後しばらく読み聞かせをする機会はなさそうです。

 

これまでは夏になるといつも怖い話を読み聞かせる機会があり、そこで定番のように毎回読んでいたのがこの本でした。

 

いるの いないの

 

京極 夏彦さんと町田 尚子さんによる『いるの いないの』です。

 

怪談えほん (3) いるの いないの (怪談えほん3)

怪談えほん (3) いるの いないの (怪談えほん3)

  • 作者:京極 夏彦
  • 発売日: 2012/01/28
  • メディア: ハードカバー
 

 

これ、絵本の中では多分一番怖い絵本だと思います。

 

ネタバレになってしまいますので詳細は割愛しますが、最後のページでは小さな子供たちは大声を出してしまうほど。

 

怖がらせようという意識を感じない京極夏彦さんの文と、ザワッとするような不気味さを感じる町田 尚子さんの絵で構成されている絵本は独特の怖さがあります。

 

子供たちって本当に怖い話好きが多いのです。

 

この本を先に読んでしまうと次にどんな怖いお話を読んでも反応が薄くなるので、この本を最後に読むことが多かったですね。

 

今年も当たり前のようにこの本の出番があると思っていたのに。

 

ざしきわらし

 

ざしきわらし (えほん遠野物語)

 

本当は今年の夏はこの本を読み聞かせに使おうと思っていました。

 

ざしきわらし (えほん遠野物語)

ざしきわらし (えほん遠野物語)

 

 

『ざしきわらし』です。

 

『いるの いないの』と同じで文は京極 夏彦さんで絵は町田 尚子さんの作品。

 

このお二人の組み合わせ、もう怖くないわけがありませんね。

 

怖くない本を読み聞かせに選ぶと子供たちに全然怖くないといわれるので、今年は『いるの いないの』で初めて『ざしきわらし』で締めくくろうと思っていたのですが。

 

来年は子供たちに読む機会ができるでしょうかね。

 

おわりに

 

今はオンラインでの読み聞かせもたくさんありますが、子供たちが集まっている前で読み聞かせるのとは随分違いがあります。

 

目の前の子供達の反応を見ながら絵本を読むのは、読み手である自分ももその空気で盛り上がってくるのですけれども。

 

昔はまだ小さかった自分の子供に毎日読み聞かせをしていましたが、流石に来年中学生になる子供には読み聞かせをする機会もなくなってしまいましたからね。

 

またいつか子供たちの前で読み聞かせができる日が来る時のため、老眼が進んですっかり小さな文字が見づらくなってしまったメガネを新調しておこうかと思います。

 

それでは!!