先日書店に行った際に、ヨシタケシンスケさんの絵が表紙になっている「鼻のせいかもしれません」を購入しました。
鼻のせいかもしれません: 親子で読む鼻と発育の意外な関係 (単行本)
- 作者: 黄川田徹,ヨシタケシンスケ
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/06/03
- メディア: 単行本
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この本が発売されたのは2年以上前ですが、絵本コーナーではなく子供の健康の本が並ぶところにあったので、これまで気がつかなかったのかもしれません。
さぴこの子供はアレルギー性鼻炎があり、季節の変わり目などには夜に鼻が詰まって熟睡できないことがあり、小さいころはいつも病院通いをしていました。
小学生になってからというもの、起きている時は鼻づまりはないのですけれど、たまに夜寝る時になると鼻がつまってしまって眠れないということがあったりしたのですが、日中は特に問題がなかったので通院するまではないかな、と様子を見ていたのです。
鼻づまりは発達に影響を及ぼす?
この本のカバーの端に書かれていた文章を読んで、もしかしたら自分が思っているよりも鼻づまりは大変なことなのかも、と感じました。
昔から、たまに鼻がつまるととても苦しそうで、夜もなんども起きたりということがあったうちの子供。
小さなころは小児科で処方されたお薬を飲んでもなかなか治らず、鼻づまりの症状も長く続くことがあったのです。
これはぜひゆっくり読んでみたい、ということで本を購入しました。
子供にもわかりやすい鼻づまりの話
最初の31ページは子供と一緒に鼻と鼻づまりについてが絵本のようにかかれた「ほっとかないで!はなづまり」という内容になっています。
ヨシタケシンスケさんの絵本の雰囲気はそのままで、鼻についての詳しい説明がとてもわかりやすく描かれていて、はなづまりになるとどういう弊害があるのかも記載されているのです。
漢字にはすべてふりがながあり、低学年の子なら一人で読めるようになっているので、絵本のように一人で読み進められます。
実際にこの本を購入してから、テーブルの上に置いていたこの本を子供が持っていってずっと読んでいました。
その後、子供が「今度鼻が詰まったら耳鼻科で診てもらいたい」と言ってきたので、子供にとってはかなり興味深い本になったのだろうと思います。
もう少し早くこの本に出会っていたら、子供の眠れなくてつらい夜が少なくて済んだかもしれないのに・・・。
子供の鼻づまりに悩んでいらっしゃる方には一度ぜひ手にとってご覧いただきたい本ですよ。
子供の鼻づまりとの戦い
子供が小学生になる前は本当によく風邪をひき、その度に中耳炎になったりと大変でした。
中耳炎には鼻水をちゃんとかむのが大切なのですが、小さい頃って上手にできないのです。
まだ小さかった頃はこんな鼻すい器を使っていました。
丹平製薬 ママ鼻水トッテ (0歳から対象) 耳鼻科の先生が考案した、お口で吸うタイプの鼻すい器
- 出版社/メーカー: 丹平製薬
- メディア: Baby Product
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これ、口で吸うタイプなのでかなりの確率で風邪が自分にもうつるんですよ。
しかもそんな努力のわりにはそれほど鼻水はとれないという・・・。
あまりにも鼻水がひどかったので、困って購入したのがこちら。
これ、すごくよかったです。
お値段もかなり躊躇してしまう価格なのですが、これのおかげで中耳炎になる回数が激減したので、本当に買ってよかったと思いました。
最初は嫌がったのですが、その後すっきりするとわかってからは自分でこれをつかって鼻水を吸うようになっていたほどです。
今はほとんど出番はなくなっていますがまだ家にあります。
もしかしたらまた使う日がくるかも、と思っておいていたのですが、小学生になってからは出番はなくなってしまいました。
鼻炎持ち、中耳炎を繰り返す幼児のお子さんがいらっしゃるご家庭には本当にオススメですよ。
ヨシタケシンスケさんの鼻の手術体験レポートも
この本の最後にはヨシタケシンスケさんの鼻の手術体験レポートが8ページほどあるのですが、これに反応したのはうちのダンナでした。
実はダンナはもうずっと副鼻腔炎に悩まされています。
というかダンナのお父さんも副鼻腔炎なので、これは遺伝的なものなのかもしれません。
子供の頃は耳鼻科に通ったりもしていたそうですが、なかなか良くならず、行っても無駄だと感じて通院をやめてしまったとか。
それがヨシタケシンスケさんの体験レポートを読んで、自分も手術したいと思ったようです。
今は日帰り手術もできるそうなので、札幌市内でいい病院を探そうかなと言っていました。
おわりに
この本の裏表紙に書かれていたこの絵。
これ、可愛いくてお気に入りです。
この「鼻のせいかもしれません」は子供の鼻づまりが気になる方だけでなく、ヨシタケシンスケさんのファンの方にもオススメしたい1冊かもしれません。
それでは!!