みんなたのしくすごせたら

アラフィフさぴこのなんでもない毎日の暮らしの雑記帳


追悼 わかやまけんさん 「しろくまちゃんのホットケーキ」と「たんじょうびおめでとう」は忘れられない絵本です

しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)

 

今日、Yahoo!ニュースで「こぐまちゃん」シリーズ絵本の作者であるわかやまけんさんが2年前に亡くなっていたということを知りました。

 

ご本人の意向でこれまで公表されていなかったのだそう。

 

大分県宇佐市の宇佐市民図書館で追悼の原画展「ありがとう! わかやまけんさん」が9月3日まで開催中ということで今回公表されたようです。

 

さぴこは絵本が大好きで、子供が小さな頃はたくさんの絵本を購入していたため、昨日も断捨離でもう見ない絵本を紙袋にいれてまとめていたところだったのですが、もう子供が見ないけど処分できない本の中の数冊がわかやまけんさんの「こぐまちゃん」シリーズの絵本。

 

そのほかこの本もわかやまけんさん。

 

きつねやまのよめいり

きつねやまのよめいり

 

 

この本は小さな子には難しい内容でしたので、いつか子供に見せようと私の本の入っている本棚にいれたままになっていたことを思い出しました。

 

しろくまちゃんのホットケーキは何度読んだかわからない

 

しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)

しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)

 

 

この本は子供が小さい頃大好きで何度読んだかわかりません。

 

「ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち ぶつぶつ やけたかな まあだまだ」


「しゅっ ぺたん ふくふく くんくん ぽいっ はいできあがり」

 

この文章であのホットケーキの焼けていく様子の絵を思い出す方も多いと思います。

 

子供が2歳くらいの頃は毎日読んでいたんじゃないかなと思うくらい。

 

当時子供が読んで、といって持ってくる本が数冊決まっていたのですが、その中の1冊がこの「しろくまちゃんのホットケーキ」でした。

 

そして絵本を読んだあとには決まって、「ホットケーキが食べたい」と言うのです。

 

小学校に入学するまで読んでいた、子供の大のお気に入り。

 

 

 

たんじょうびおめでとうの思い出

 

たんじょうびおめでとう (こぐまちゃんえほん)

 

この本はこぐまちゃんの3歳のお誕生日について描かれた絵本ですが、子供の3歳の誕生日プレゼントにした思い出があります。

 

たんじょうびおめでとう (こぐまちゃんえほん)

たんじょうびおめでとう (こぐまちゃんえほん)

 

 

 いろんなことができるようになったこぐまちゃんと子供ができることとできないことを重ねて、これはできるね、これはまだできないねなんて言いながら読んでいたのが昨日のことのよう。

 

子供は3歳の誕生日が終わってしばらくするとこの絵本を読むことはなくなってしまったのですが、親にとってはこの本を見るたびにあの頃を思い出すんです。

 

小学3年生になった子供、今は大きくなって自分でなんでもできるようになったけれど、あの頃はひとりでできるようになるまではるか遠い未来のことのように思っていたんですよね。

 

この絵本は子供よりも親の私が忘れられない絵本になりました。

 

こぐまちゃんシリーズ

 

こぐまちゃんシリーズの作者はわかやまけんさんのお名前だけになっていますが、実際にはわかやまけんさんを含めて4人の生みの親がいるというお話を以前見ました。

 

その中におひとりがこぐま社の創業者である佐藤英和さん。

 

絵本に魅せられて

絵本に魅せられて

 

 

この「絵本に魅せられて」もいつか読んでみたいと思っていてまだ読んでいなかったのを思い出しました。

 

そういえばこぐまちゃんシリーズの本の中にはわかやまけんさんのお子さんがモデルになっているものもあるとか。

 

だとするとおそらくわかやまけんさんのお子さんは私と同年代くらいの方かな?

 

こどもの笑顔のために作られた、こどものための絵本。

 

それが「こぐまちゃん」なんです。

 

こぐまちゃんえほん(15冊セット)

こぐまちゃんえほん(15冊セット)

 

 

おわりに

 

こぐまちゃんシリーズの絵本はきっとこれから先も、ずっとずっと子供達にとって大切な絵本となっていくことでしょう。

 

子供とのたくさんの思い出を作ってくれた絵本の作者である「わかやまけん」さんのご冥福をお祈りいたします。