今週のお題「二十歳」
もうすぐ成人式。
さぴこが成人式に出席したのはつい先日のような気がするのに、なんともう28年も前の話だったのかと驚愕してしまいます。
月日の流れって本当に早いものです。
中身はそんなに変わっていないような気がするのですが、外見は大きく変わってしまいましたからね…。
振袖の思い出
実はさぴこ、成人式にはスーツで出席したいと言っていました。
振袖に高額なお金をかけるくらいならそのお金で旅行に行った方がいいなとか、スーツなら成人式以外でも使い回しできるけど振袖は1度着たらおしまいだしと思っていたのです。
さぴこが二十歳になった当時もレンタルはあったのでしょうけれども、周りでは振袖のレンタルをしている人は少なくて購入している人がほとんどでした。
まだご近所に呉服店が数店あった時代。
今では当時近所にあった呉服店は全てなくなっています。
というわけで当時はあまり振袖には興味がありませんでしたが、母は着物を買うのが趣味な人で呉服屋さんともお付き合いがあったため、勝手に私の振袖を購入してしまっていました。
私の振袖なのに選択肢は0。
しかも母が購入した振袖は色柄も私の好みとは全くあわないものです。
購入してくれた理由は振袖一式を購入したら桐たんすをくれるって言ったから、だそう。
母は悪い人ではないのですが、多分今で言うところの毒親という傾向の強い人なのでまあこういうことには慣れっこでしたけど。
悪い人ではないのですが、自分の欲求に正直すぎるのは今も変わりません。
振袖の話に戻りますが、私が成人式で着る振袖を初めて見たのは仕立てあがった後でした。
どうせ振袖を着ることになるなら自分の好きなものが良かったな、というのが成人式当時の振袖の思い出です。
その後、振袖が大活躍
自分で選んだものでも自分の好みの柄でもないにしろ、結局母が高価な振袖を購入してしまったわけですから成人式だけでその役目を終えるのはもったいないと思いました。
その当時、1度しか着ないものにそんなにお金をかけるということにどうしても違和感を感じていたのです。
その後、友人や親戚の結婚式には着付けは少々面倒でも振袖を着ていくようになりました。
回数にしたら成人式を含めて合計で8回近く着たと思います。
本当は柄さえ派手すぎなければ大学の卒業式の袴の上としても使い回したかったのですがちょっとあわなかったので、海老赤の色無地の着物を購入してもらいました。
その色無地も結婚後のお祝いの席への出席等で長く活用できたので、着物って意外と使い回しができますよ。
2023年から18歳で成人だけど
さぴこの子供は11歳。
今まで通り20歳で成人式がおこなわれるのであれば9年後には成人式です。
2023年からは成人年齢が18歳に引き下げられるため、子供が成人するまではなんとあと7年しかありません。
成人年齢が18歳に引き下げられた後の成人式がどうなるのか今後のことはわかりませんけれど、成人式自体がなくなることはないと思いますので服装をどうするか問題は考えなければなりませんが、今はレンタルを選ぶ方も多いようなので選択肢は色々ありますよね。
一応さぴこが着た振袖もまだ保管してありますけど、子供が自分から着たいとでも言わないかぎり着せるつもりはありません。
一生に一度の成人式、自分の着たいものを着せてやりたいと思います。
あ、もちろん予算に上限はありますけどね。
もしさぴこと同じようにスーツを希望したら、一応振袖の使い道は結構あったということは伝えてやるつもりですけど。
おわりに
自分が成人してからの28年があっという間だったので、きっと子供の成人式までなんて気がついたらもう成人式だったと思うくらい早くやってくるのだろうと思います。
自分が成人する側ではなくて、子供が成人を迎える側の気持ちもなんとなくわかるようになってきたということが嫌でも年齢を感じさせてくれますよ。
あー、できることなら成人式前に戻って自分に
「振袖は使うつもりなら結構使えるから自分の好きなものを買ってもらった方がいいよ」
と教えてあげたいです。
成人式まであと2日。
今年成人を迎える方々の今後のご活躍をこころよりお祈りしております。
それでは!!