今週のお題「おとうさん」
今週末は父の日ということで、はてなブログの今週のお題は「おとうさん」でした。
父の日に自分の父親を祝えなくなってからもう10年以上経ちます。
毎年このシーズンになると、ああ、一緒にビールを飲みながら話したいなって思うことがあるんですよね。
父が今の私へどんな話しをするのか、今となっては想像することしかできないのですけれども。
本来は仏壇にはお酒をお供えしちゃいけないんですけど、この時期にはたまに缶ビールをお供えしちゃいます。
生きている頃にはあまり一緒にお酒を飲むことはなかったのですがね。
親になった娘をどう思うかな
父がこの世を去ってから子供が生まれたので、父は親になった私のことを知りません。
父は子供好きな人だったので、生きていればきっと一番可愛がってくれるおじいちゃんになったことでしょう。
子供も一度おじいちゃんに会ってみたかったと言いますが、こればかりは仕方のないことでもあります。
69歳という年齢は今だったらまだ若いといわれる年齢。
本人も最後まで奇跡が起こることを祈っていたのですが叶いませんでした。
きっと自分の孫の姿をみたかっただろうな、とそれだけは今でも残念に思います。
子供を持った自分の娘を父はどう思うのでしょうね。
生きているうちに孫に会わせてあげられなくてごめん、と仏壇には謝りましたけど。
父親という存在
娘から見た父親との関係は、ある一定の年齢ではそう仲の良いものじゃない期間があるのが普通だと思います。
我が家の場合は母がいろいろと問題のある人でしたので、父とは仲が良いというよりは同じ問題を抱える同士的な意識があったかも…。
でも最後まで私のことを心配し、母のことを心配し、自分の運命を受け入れていった父。
親とはどういうものかという姿を教えてくれたのも父だったように思います。
母親とは違う父親という存在。
父のおかげでいろんな考え方ができる人間になれました。
お父さんへ
もう10年以上も会っていないね。
私は年を取ってしまって、すっかりおばさんになっちゃった。
それに子供は今年小学5年生になったんだよ。
あの頃は仕事で夜遅くまで家に帰れなかったことを心配していたけど、今は子供と一緒に毎日早く寝ているから大丈夫。
言われた通り、ちゃんと栄養のあるものも食べているし。
母さんも衰えはしたけど年相応に元気です。
入院中に毎日たくさん話しをして、もう一生分話しをしたなんて言ってたけど、子供のこととかいっぱい話しをしたいことがあったよ。
久しぶりにビールでも飲みながらゆっくり話せたらいいのにね。
お父さん、ありがとう。
おわりに
もし、お父さんにいつか感謝の気持ちを伝えようと思っていて、なかなか伝えられない人がいたら、今年の父の日にはぜひその気持ちを伝えてあげてください。
きっと、喜ぶと思います。
さて、うちの子供のお父さんのために父の日はなにか美味しいものを食べに行こうと思っているのですが、まだなににするか決めていません。
この前、美味しいお店のとんかつが食べたいっていってたからとんかつにしようかな。
みなさんはどんな父の日を過ごされる予定ですか?
素敵な1日になりますように。
それでは!!