本来であれば今日、父の十三回忌法要を行う予定でした。
十三回忌なのでもともと近くに住む親戚のみで行う予定ではありましたが、北海道は感染者数が落ち着いてきたとはいえ新型コロナウイルスがまだ猛威を振るう地域も多く、親戚やお寺の関係者の方も含めてもし何かのきっかけで発症してしまった場合みんなに迷惑をかけてしまうことになります。
と言うわけでお経をいただくことはせずに家族だけで仏壇の前でお参りをすることにしました。
仏壇の前で父と話しをした
今日は仏壇に向かって、
「父さん、コロナが大変なことになっているから今日は私たちだけで手を合わせるからね」
と伝えて、買ってきたお花を飾ってから一人づつお参りすることにしました。
「きっと父さんが生きてたら危ないから外に出るなって言ったよね」
と母と話しながら、
「そういえば亡くなる少し前に中国の毒入り餃子のニュースが大々的に報道されていて、中国のものには気をつけろって言ってたよね」
と言う話題に。
モノは違えど今は中国で感染が広がったウイルスで世界中が大変なことになっています。
法事のお斎はトリトンのお寿司に
法事のお斎(とき)としてホテルかどこかの法事プランで食事をする予定できたが、こちらも今は無理な状況に。
と言うわけで今日は回転寿しトリトンで美味しいお寿司を持ち帰って食べることにしました。
今日はお値段を気にせず注文したら回転寿しなのに4人で諭吉さん1人以上が飛んでいきましたよ。
でも父もトリトンのお寿司が好きだったのでいい供養になったかなと思います。
母も今年83歳と高齢になってしまったので、ちゃんとした年忌法要ができるのは十三回忌までかなと話していたのですが、4年後の十七回忌までなんとか母には健康で過ごしてもらって改めて法要をしたいと思います。
新型コロナウイルスの影響は本当に大きい
今年は我が家の法事だけじゃなくて、卒業式も入学式もいつものようには行えなくなってしまいました。
今はできないけどまた改めてやろう、と言うことができない行事についてはもう諦めるしかありません。
命さえあればそれが一番、とはいえなかなかそれを受け入れて全てを諦めなければならない状況も辛いものです。
現在さぴこの住む北海道は緊急事態宣言により一時の感染者数の増加傾向が落ち着いてきていますが、東京や大阪ではすごい勢いで感染者数が増えているので今後北海道への影響も懸念されます。
感染者が完全にゼロになるにはきっと年単位の時間が必要になるのでしょう。
そうなるとどう新型コロナウイルスと共存していくかと言う課題にもなりそうですね。
おわりに
明日から札幌の小中学校は新年度が始まります。
とはいえこれまでと同じような環境での学習は難しい状況ですから、あれはダメこれはダメとなかなか自由にはいかない学校生活になりそうです。
子供の通う小学校は当面教員と児童以外は学校に入れなくなるとのことなので、おそらく授業参観もしばらくの間は行われないのでしょう。
学校内の図書館もしばらく閉館になり、始業式も校内のテレビ放送、登校時も玄関で集団になることを防ぐため時間指定の厳しいお知らせがありました。
子供たちにとってはこれまでと比べるとかなり不自由な学校生活になるのでしょうけれども、それで感染の拡大を予防できるのであれば仕方がありません。
子供も大人も高齢者も、今はみんな我慢の時。
1日も早く日常を取り戻すために頑張るしかありませんね。
それでは!!