今日、最後のセンター試験が終わりましたね。
受験生の皆さん、お疲れ様でした。
今は開放感と不安と期待が入り混じったようなちょっとふわふわした時間を迎えた頃でしょうか。
1990年1月のセンター試験
さぴこは1971年生まれなのですが、入試の年は1990年でちょうどセンター試験が導入された年だったのです。
前年までは共通一次でした。
さぴこが受験した当時も今のように新しい入試を前にしてなかなかザワザワしていたのですよね。
志望校の判定基準も例年とは異なっていて、これからの入試は共通一次とはこれが変わるとかそんな情報はありましたけど具体的な方向性はよくわかりませんでしたし。
しかも今のように「センター試験」という名称よりも「新テスト」という名称がよく使われていた記憶があります。
さすがにもう30年も前の話なので記憶もかなり曖昧になっていますけど、実績のないものってやっぱり不安なものです。
来年はどうなるか、現高校2年生の皆さんはきっと不安なことでしょう。
でも決まってしまったものは仕方がないのでみんな同じ状況なのだから変わらないと思うしかない、というのが前回の試験変更後第一回目の受験をした身からのアドバイスです。
子供が受験をする頃はどうなっているのかな
さぴこの子供は小学5年生。
大学入試をするのかどうかもわかりませんけど、今の所本人は大学へ行きたいと思っているようですので、おそらく7年後に試験を受けることになるのでしょう。
その前に高校受験もありますしまだまだ先の話だなとは思うのですが、来年から始まる大学入試については記述式や英語のテストを含め、本当に大丈夫なのというところが多く心配になります。
7年も先のことでもこれだけ気になるのですから、来年の受験生はなんでこのタイミングで?と思っていらっしゃることでしょう。
わかります、私もそうでしたから。
大学入試を新しいものにしたいという気持ちはわかるのですけど、もう少し受験生の気持ちも考えて欲しいものですよね。
行ける大学ではなく自分が学べる大学へ
ここ最近AO入試の話をよく聞きます。
AO入試の場合は11月が勝負ということですが、早めに合格が決まるとそれだけで残りの高校生活に余裕があっていいですよね。
最近私大ではかなりの数がAO入試で入学していると聞きましたが、そのためAO入試に強い高校受験をすることから大学入試対策は始まるのだそうです。
さぴこの学生時代は行きたい大学より行ける大学を選ぶ傾向がありましたけど、今後はやりたいことができる大学を選ぶ人が増えて行くのでしょうから、よりAO入試の需要は増えそうな気がします。
30年前は大学に入って希望の会社に就職して定年まで勤め上げるのがよしとする時代でしたけど、今はまったく違いますからね。
子供にも自分が学びたいことが学べる大学に入ることができるように頑張ってもらいたいと思います。
まあ、あくまでも子供が大学へ行く気がその時にあれば、ですけどね。
おわりに
もう30年も前のことなのか、とちょっと呆然としてしまいましたよ。
この30年、特に後半の15年は本当にあっという間だったなぁ。
大学に入ってよかったことといえば就職の時に新卒カードが使えたことくらい。
入ったことに満足して遊んでしまったことに今はちょっと後悔しています。
ああ、あの時もう少し勉強しておけばよかったなって。
これって歳をとったってことなんでしょうね。
それでは!!