今日は新年2度目のkitara。
清塚信也さん、このコンサートから今日までずっと札幌に滞在されていたのですね!
kitaraから見えるこんな風景をお楽しみいただけたのでしょうか。
前回も撮影しましたが、今日はこのkitaraのエントランスの場所を撮影する人がたくさん!!
前回と違うのは一番右側にある今日発売のkitaraの新商品ピアノクリップの告知が増えていることくらいでしょうか。
今回はステージ裏側のP席。
この席、音を純粋に楽しみたいというかたには不評であることが多いですが、オーケストラの演奏の時は結構好きな席でもあります。
こちらは開演前の写真ですが、こんな感じに見えるんです。
まるで自分がオーケストラの一員になったような感覚で、マエストロの一挙一動が見放題!
しかもピアノ席も弾いている指使いまではっきりくっきり!
今日のプログラムはこちらでした。
それにしても一般的にソリストは1曲で、ソリストアンコールをあわせても2曲くらいのはずですが、こんなに多くの曲に清塚信也さんが登場するとは…。
これはソリストが清塚さんだからこそのプログラム!と思っていたらマエストロのオープニングトークでも普通だったら受けてくれるピアニストはいないとお話されていました。
さてさてニューイヤーコンサートといえばの新年を感じさせるヨハン・シュトラウスの美しく青きドナウからスタート。
そしてラヴェル!
ラヴェルの世界観ができたところでピアノ協奏曲ということで清塚信也さんが登場!!
第2楽章ではピアノの美しいトリルに、第3楽章ではゴジラのテーマを感じる部分にクスッとしつつ鮮やかでおもちゃ箱をひっくり返したような曲を楽しみました。
眠りの森の美女のワルツはまるでバレエを踊っている姿が映像が浮かんできそう!
そしてそして第一部の最後がラフマニノフの代表作であるピアノ協奏曲第2番の第3楽章!!!
もう清塚さんの手元の速さに目が離せずジーッと一点を見つめたままになってしまいました。
今回はいいとこ取りな選曲ですのでそれもまた魅力なのですが、いつか清塚さんのラフマの2番の全楽章を通して聴きたいなぁ。
休憩をはさんで、小学校の時朝の登校のときに毎日聞いていたペール・ギュントの「朝」から第二部が開始。
そして同じグリーグのピアノ協奏曲の第1楽章の冒頭、これ誰もがあっと思っちゃうんですよね。
よくテレビ番組でショックを受けた時などの効果音に使われているアレですが…。
ティンパニーのトレモロからのピアノ!とっても素敵でした。
そしてそして、今回これを聴けて本当に良かったと思ったのがジョン・ウィリアムズのハリー・ポッターと賢者の石のヘドウィグのテーマ!!
これ、冒頭の印象的なチェレスタの出だしで鳥肌。
この曲では清塚さんがオーケストラの中に混じってチェレスタを演奏されていたのです。
まさに魔法という感じの1曲、素晴らしい!!
その興奮が続いたままにプログラム最後のラプソディー・イン・ブルーへ。
札響のラプソディー・イン・ブルー、前回はかてぃんさんがkitaraにいらっしゃった時に聴いたのですが、清塚さんと札響のラプソディー・イン・ブルーは全く違う顔を見せてくれました。
素晴らしいラプソディー・イン・ブルー!!
もうずーっと聴いていたいくらいでした。
アンコールはこちらも新年にふさわしいお父さんのほうのヨハン・シュトラウスのラデツキー行進曲!
客席も手拍子で参加して、皆さん笑顔で大盛りあがりです。
トークも演奏も全てにおいて楽しいコンサートで新年にふさわしい、良い一年になりそうなプログラムでした。
こちらはコンサート内でも紹介されていた今日発売のkitaraのピアノクリップ。
子供が楽譜おさえに欲しいというので記念に購入しました。
1つ440円なのでお土産にもいいですね。
周りの皆さん、今日はすごく良かったねっとお話しながらの帰り道でした。
これは誰が作ったのかな?
私も子供と幸せな気持ちになって家に帰ることができました。
忘れちゃう前に覚えていることを書き出そうと長々と書いてしまいましたので、誤字脱字等があるかもしれませんがご容赦くださいませ。
今日は本当に素敵なコンサートで、今年はおみくじの通りにいいことばっかりある1年になりそうと思っているさぴこなのでした。
それでは!!