はしかが国内で流行拡大しつつあるというニュースを見ました。
子供はすでに2度MRワクチン(麻疹風疹ワクチン)を接種していますので、おそらく感染することはないと思います。
さぴこは52歳なのではしかの予防接種はまだ始まっていません。
でも、小さい頃にはしかの感染歴はあるので終生免疫が獲得されていると思います。
1歳半ではしかに感染
私がはしかに感染したのは1歳半。
今52歳のさぴこが小さい頃ははしかは珍しい病気ではなかったのですが、それでも多くが幼児になってからとか小学校低学年の頃にかかることが多いというイメージだったようです。
当時はワクチンもない時代ですから、みんな子供の頃にかかって免疫を得ていたという時代ではありますが、1歳児というまだ一人では出歩けない状況での感染は珍しかったのかもしれません。
私が感染したのはお隣の家にはしかに感染した子供が夏休みでやってきたというものだったらしく、部屋の窓を開けていたからおそらくそこで感染したのだろうと母から聞きました。
はしかだとわかった後、その時の私の状況を見ていた父母は私が死ぬんじゃないかと思ったそうです。
高熱が続き何日もグッタリとしていて、症状がひどくても薬もないため治るのを待つしかなく、もし治っても後遺症がのこるんじゃないかと心配していたという話も聞きました。
それにしてもまだそれほど外出もしていなかったころなのに、感染者がいた隣の家の窓から感染するなんて、それほど感染力が強いとはびっくりです。
自分の子供にはできる限り早くMRワクチンを接種
自分がはしかの話は子供の頃になんども聞いていたので、自分の子供には1歳になってすぐにMRワクチンを接種しました。
2回目のMRワクチンは年長になってから接種。
昔はしかのワクチンは1回接種だったようですが2006年から1歳と小学校就学前の2回接種へと変わったのです。
1歳になってすぐにMRワクチンを接種したのは、ワクチン接種前の1歳から2歳の間にはしかにかかる可能性が高いと聞いていたため。
自分の親がかなり恐怖を感じたという話を聞いていなかったらここまで神経質にはならなかったのかもしれません。
おたふくかぜもワクチンで予防
昔は風疹もはしかもおたふくかぜも子供の頃普通にかかる病気でした。
ワクチンの是非についてはいろいろあるにしても、今はワクチンがあって接種することによって免疫を得られるのですから、子供にとってどちらが子供のためになるのか親が考えるべきだと思います。
MRワクチンではしかと風疹を予防することにより、はしかによって命を落としたり合併症などで苦しむ可能性が低くなるということを考えて、私は子供に接種することを選びました。
そしてもう一つ1歳になってすぐに接種したのがおたふくかぜワクチン。
こちらもMRとほぼ同じタイミングで1歳と年長の時が接種のタイミングです。
おたふくかぜもかなり感染力が強く、厄介なのは難聴になる原因になってしまうということ。
私と同じ年のいとこは子供の頃のおたふくかぜで片耳の聴力を失い、話をする時は聞こえる耳の側に立たないと聞こえません。
片耳難聴の場合、生活に不便があってももう片方が正常だと障がい者手帳の対象にもならないのです。
このおたふくかぜもワクチンで予防できる病気の1つ。
昔の人は子どものうちにかかっておけば軽く済むからなんて言っていましたけど、いとこは小さな頃におたふくかぜになって片耳難聴になってしまいました。
もしおたふくかぜが原因で両耳聞こえなくなってしまったら…。
おたふくかぜは定期接種ではなく任意接種なので接種率は低いのかもしれませんが、もしお近くに対象の幼児がいるご家庭ではぜひ接種を検討してもらえたらと思います。
おわりに
ワクチンというと新型コロナワクチンの時のあれこれ騒動があって、一切ワクチンを接種しないしさせないという方もいらっしゃるということを知りました。
御本人の意思で決めていることに対して外野がとやかくいう必要はないと思います。
でも自分で決めることができない子供の場合、子供のためのどちらがよいかをよく考えてもらいたいのです。
伝染病は子供の頃にかかれば症状は軽いからと私が子供の頃は言われていましたが、私がはしかにかかった時は症状が重く親がどれだけ心配したかを聞いていますし、いとこが片耳難聴になってしまったという事実を考えると、自分の子供には接種をするという選択肢以外はありませんでした。
我が子の母子手帳のワクチン接種記録欄はすべて埋まっていて、任意接種のワクチンも多かったので病院で貼ってくれた記録欄が数枚になっていますよ。
これからは世界中からいろいろな病原体が入ってくる世の中ですから、予防できるものがあれば予防しておきたいと思うさぴこなのでした。
それでは!!