現在、数か所の市町村の役所で必要な書類を取り寄せています。
遠方の役所からの取寄せの場合は郵送での手続きとなりますが、発行手数料の支払いは現在もほとんどの市町村で定額小為替が使われているのです。
定額小為替、昔雑誌の全員プレゼントなどのときに利用したきりなので多分40年弱ぶりに購入しました。
その昔、定額小為替の発行手数料は一律10円だったのですが2023年現在の手数料にビックリしてしまいましたよ。
なんと、1枚200円!!!!
郵便局が民営化されたタイミングで1枚100円に値上げされ、昨年の1月に更に値上げとなり1枚200円になったようです。
15年ちょっとで20倍の値上げとは…。
ちなみに定額小為替は50円、100円、150円、200円、250円、300円、350円、400円、450円、500円、750円、1000円の12種類あり、それを支払い金額にあわせて購入することになります。
たとえば1か所で1800円分の定額小為替が必要な場合はどう組み合わせても3枚の定額小為替が必要なのです。
3枚の定額小為替の手数料だけで600円ですよ。
びっくりしちゃいますよね。
自治体によっては現金書留での納付も可能という場合もあるので、手数料次第で使い分けたほうが良さそうです。
まあ、基本的にはまだ定額小為替派の自治体がほとんどなのですけど。
今回は必要書類が多かったので7枚の定額小為替を用意しましたが、その手数料だけで1400円かかりました。
自治体のうち1か所は1通分しか発行してもらう書類がなかったので、書類とともに1枚の小為替が帰ってきましたから近々払い戻しに行かなければ。
今後、こういった支払いも電子でできるようになるといいなぁ。
それにしても今って定額小為替がお役所以外で使われている場所ってあるのでしょうか。
昔は子供向け雑誌の全員プレゼントって切手か小為替だったと思うのですが、今はそもそも全プレ自体がないのかもしれません。
定額小為替は現金とは異なり普通郵便でも発送できる手軽さがあるのですけど、手数料が高すぎるので今後使われることはほとんどなくなることでしょう。
今ならQRコードなんかで簡単に支払いできちゃいそうですし。
小為替を使う機会もほとんどないので、もしかしたら今の40代のかたでも小為替自体を見たことがないという人もいらっしゃるかもしれませんね。
できれば今後定額小為替を買う機会がないことを祈りたいさぴこなのでした。
それでは!!