みんなたのしくすごせたら

さぴこの徒然草紙というか雑記帳

認知症を身近に感じるようになった話

認知症世界の歩き方

 

私の母は86歳になりました。

 

8年前に実家をたたみ母を呼んで一緒に同居することになったのは、当時母が入退院をすることが多く、一人で生活させるのが厳しくなったと感じたためです。

 

こちらに引っ越してきてからは大病もしなくなり、年相応に老化を感じてはいますが週に1度のデイサービスに通って日々を過ごしています。

 

今は介護といえるようなことも特にしておらず、病院の送り迎えや食事の準備くらい。

 

そんな母ですが同級生の友達は一人で暮らしている方も多く、コロナ前までは遊びにいったりもしていましたが今は電話で話をするだけになっています。

 

先日、友人の1人に電話をした母がびっくりしたことがありました。

 

母の友人が認知症?

 

これまでちょくちょく電話で話をしていた母の古くからの友人との電話がつながらなくなったと聞いたのは夏前。

 

夏の間はいつもパークゴルフをしていたからかもと言っていましたが、先日電話をかけたら明らかにおかしい様子だったそうなのです。

 

「今重要な話をしているからあとでね」

 

とひどく低い声でいったらしいのですが、もう夜で一人暮らしの母の友人が重要な話ってなんだろうと思い、その後も何度か電話をしていましたが繋がりませんでした。

 

そして数日後に電話がかかってきたそうなのですが、明らかにおかしかったと。

 

「通帳も財布も家の権利書もなくなった」

 

とか、

 

「今は家の外に出られない」

 

と言ったかと思うと、

 

「今は施設にいるから飲み物を買いだめしているのだけど、他の人に盗まれる」

 

などなど、話が支離滅裂だったようです。

 

母はその電話でああこれは認知症だと確信できたそう。

 

母のこれからを考える

 

その友人のかたは家族ぐるみで知っている人だったので私もびっくりしてしまいました。

 

父が存命の頃はお互い夫婦で一緒に海外へ行ったりしていた人なのです。

 

そして母の年齢を考えるといつこういうことが母にもおこるかもしれないということを実感しました。

 

それにしてもその友人は一人暮らしで、子供は遠方に住んでいるのですが大丈夫なのかと心配になってしまいましたよ。

 

母の通っているデイサービスでも認知症のかたはいらっしゃいますが、春には普通に会話をしていた人が秋には全く話が出来ない状況になっているということに軽くショックを受けてしまいます。

 

もし、その日が来たとき、私はどうしているかな。

 

ただ日々をこれまでと同じように過ごすことができるのか。

 

そしてもし自分が認知症になる日がきたとしたら、どうしたら子供に迷惑をかけなくてもすむだろうか…。

 

おわりに

 

だれでも人間は老いていくという事実はどうしようもないこととは思いつつも、その事実に直面したときのことを考えるとやはり戸惑ってしまいます。

 

少しづつ母も自分も老いていくということを受け入れていかなければ、と思ったさぴこなのでした。

 

それでは!!