今週のお題「わが家の防災対策」
現在北海道では地震の影響で道内主要の発電所が停止しており、道民に午前8時30分から午後8時30分までの12時間、地震直前時より2割の節電を要請しています。
札幌市内はほとんどの施設で照明を落としたり、一部のエレベーターやエスカレーターの稼働を止めたりとまさに北海道一丸となって節電に取り組んでいるのです。
北海道民は今回の大規模停電で電気のありがたみをあらためて痛感し、計画停電をなんとかくいとめようと頑張って節電しています。
IHクッキングヒーターの苦悩
復電後から節電生活をしている我が家。
節電生活で一番の悩みはガスコンロではなくIHクッキングヒーターを利用しているということなのです。
このIHクッキングヒーターを主に利用する夕食の時間帯はどうしても電力が逼迫する時間帯に重なってしまいます。
IHクッキングヒーターや電子レンジ、オープンレンジ、魚焼きグリル等、どれも電力を大量に使用するのですよね。
炊飯器は朝7時までに1日分のご飯が炊き上がるようにしているので問題はないのですが、昼食ならともかく夕食のおかずまで朝のうちに作っておくというわけにもいきません。
ガスなら思いっきり料理ができたのに…。
そう思っていらっしゃるオール電化のご家庭も多いのではないでしょうか。
我が家はオール電化ではなく給湯や暖房は灯油なのですが、これから寒くなってくるとそちらも悩ましい問題ですよね。
我が家の節電方法
我が家の現在の節電方法をご紹介してみたいと思います。
朝7時にご飯が炊き上がるので、家族が朝ごはんを食べている間にダンナのお弁当作りをしながらお湯を沸かし、電気を使わないポットいっぱいに入れます。
ドライヤーの使用も午前8時までの間に済ませ、同時進行でお洗濯と掃除を開始し、午前8時30分前には終了。
朝は少しバタバタしますが、一応午前8時30分までに終了させます。
日中は前日充電させておいたiPhoneやMacBook Air、モバイルバッテリーを使用して使えるものを使い、極力電気は使用していません。
お昼休みの時間帯は電力使用料は減るらしいので、お昼ご飯の用意は午後12時をすぎてからはじめています。
子供が帰ってくるまではテレビはつけないのですが、テレビは本当に見たいものがある時だけつけさせて、それ以外は明るいうちは本を読んだり、夕方になってくると夜に充電しておいた2DSで遊んでいることが多いです。
暗くなってくると電気をつけていますが、我が家は照明すべてすでにLEDにしているので、明るさを半分にしたり、家族全員が同じテーブルについた時はその場所だけ明るくして夕食を食べています。
ボイラーは灯油なので8時すぎにお風呂の用意をし、午後8時30分すぎに子供と一緒に入浴。
入浴前に夕食で使用した食器の予洗いを念入りにして食洗機の中に入れて起き、入浴直前に食洗機をスピーディーモードで利用し、入浴後には食器洗いも終了!
その後明日の準備で一斉に電気製品の充電を開始して明日に備えています。
カセットコンロを使う
今回の停電で大活躍してくれたのがイワタニのカセットコンロ。
今のカセットコンロはおしゃれですけど、このカセットコンロは古いのでクラシックな感じですね。
「1,920キロカロリーの高火力」って書いてありますけど、今のイワタニの高火力カセットコンロは3,500kcalもあるみたいです。
カセットコンロについてはまたいつかちゃんと書きたいのですけど、今日は節電の話ということで話を戻します。
そう、今回夕食でこのカセットコンロを使ってみたのです。
夕食はカセットコンロを使って鍋料理
ボンベもまだ残っているので当分の間夕食はカセットコンロを使うことにしましたが、1口しかないのでいろんな料理を作るのは大変です。
うーん、と考えて思いついたのが鍋料理!
昨日は停電中の冷凍庫でちょっと溶けかかった状態で再冷凍されたお肉やお魚を入れた寄せ鍋を作ってみることにしました。
寄せ鍋のだしには朝に沸かしてポットに入れておいたお湯を使ったので火力がそれほどでもなくてもすぐにできちゃいます。
これはいい!!
作るのも楽!
しかも電気も使わない!
テーブルで鍋を囲んで食べればテレビ入らずで家族団欒も!!
今日は久々の買出しで豚しゃぶ用のお肉ともやしが買えたので日本酒と昆布を入れたお湯にもやしを入れて豚しゃぶにしました。
買出しでは明日と明後日の食料を購入してきたのですが、明日は石狩鍋、明後日は子供が大好きなトマト鍋に決定です!
室内に暖房いらず
今ブログを書いている午後10時過ぎ現在の気温は13度。
北海道の家は機密性が高いとはいえ、外気温はちょっと肌寒いですね。
でも今の我が家のリビングの室温は25度です。
もちろん暖房等は一切使っていませんよ。
鍋をすると室温が上がり、その後に入浴して湿度が高い状態なので部屋の中の温度が下がらないのです。
これからだんだん寒くなりますから停電要請の出ている間はガスコンロをお使いの方でも夕食には家族みんなで鍋料理をおすすめします。
暖房器具の代わりとしても節電効果がありますよ。
おわりに
今のところ予定では明後日には水力発電所の1つが再開予定ということで、2割の節電は14日までが目処とされています。
もちろんその後も苫東厚真発電所が使用可能になるまでは引き続き節電を続けなければならないのですが、14日以降は電力不足による大規模停電の可能性は低くなるといわれているのです。
ただ現在北海道内で使用している火力発電所は老朽化しているものが多く、いつどうなるかはわからないのですけれども。
奈井江にある火力発電所なんて運転開始が1968年5月で、来年の3月に休止が予定されていたのですからね。
実際、今日もガスタービン発電の音別発電所の2号機が緊急停止していますし、本当に綱渡り状態の北海道なんです。
まさに今『試される大地』北海道なんです。
道民の皆さん、まずは京極発電所が稼働される週末まで、あまり我慢をしすぎなくて済むようにできる範囲で節電を続けましょうね!
それでは!!