今日は昨年末に我が家で大活躍してくれたものをご紹介しようと思います。
その名は「BONIQ(ボニーク)」です。
低温調理器は以前から興味を持ってはいたのですけど、購入するには至らず、ずっと気になる存在のままでしたが、長年所有しているクレジットカードの特典でいただけるカタログギフトの中にこのボニークがありました。
いつもはディズニーリゾート関連のものと交換していたのですが、2020年はタイミング的に行けそうにないのでちょうどよかった!
申し込みから数日で到着しましたよ。
低温調理器BONIQ(ボニーク)、開封
こちらが届いた箱。
大きいですが高さはそれほどない箱です。
蓋を開けたら大きくBONIQの文字が書かれた取扱説明書が!
説明書の下に低温調理器のボニーク本体が隠れていました。
中にはクリップのようなものと、
温度表示パネルのついた長い棒状のボニーク本体が入っていました。
箱に入っていたのはこの2つだけと、とってもシンプルです。
低温料理開始!
低温調理をする際にはジップロック等の袋に調理したいものを入れてから鍋に入れた水を利用して真空状態にします。
上の写真は鶏胸肉ですが、豚肉でも牛肉でもお魚でも基本は一緒。
ボニーク本体には鍋は付いていません。
さぴこが利用したのは以前外側をダンナが捨ててしまってシャトルシェフ*1としては使えなくなってしまったシャトルシェフ用のお鍋。
このお鍋は深型でちょうどよかったですけど、浅型のお鍋だとちょっとバランスが悪くてうまくいかないかもしれないので、できるだけ深めのお鍋がいいと思います。
一応ボニークで調理する際の水の位置の最小と最大は決まっているのでm水位がその間に当てはまるものならどんな鍋でも使えますよ。
使い方は簡単
使い方はとても簡単。
温度と時間をセットするだけ。
お湯はセットする温度に近い温度のものを用意すると素早く低温調理に入ることができます。
ちなみにこのときはローストビーフを57.5度で3時間調理しました。
こんな感じになるんですよ。
ローストビーフはオーブン調理もフライパン調理も試していますけど、どれも中心部と外側が均一にはならないのですよね。
でもボニークは中心部と外側の熱の通り方がほぼ一緒。
こんなにきれいにできたのは初めてです。
しかも今回は下ごしらえを全くせずに牛もも肉を低温調理した後、取り出して肉の重さの15%ほどの塩を入れて冷やしながら1時間おいた後に表面を焼いただけ。
これまでは牛肉を焼いてから放置して作っていたのですが、その際も臭みをとるための下味を色々とつけていたのですが、ボニークで作ったローストビーフは獣臭さがないのです。
しかも加熱後に塩を入れても完成までに中心部まで味が染み込んでいます。
あまりにも美味しすぎてボニークが我が家にきてから2週間で合計2キロ以上のローストビーフを作っちゃいました。
鶏肉も豚肉も美味しい
ローストビーフですっかりボニークの虜になってしまったさぴこ。
鶏胸肉を使ったサラダチキンにも挑戦です。
こちらも63度で1時間半調理後に同じくお肉の15%相当の塩をジップロックの入れて冷やしながら1時間放置しただけ。
基本的にローストビーフと同じ方法ですが、表面を焼き付ける訳ではないので念のためちょっと温度を高めにしました。
これがもう、とても柔らかいのですよ…。
一般的なサラダチキンとは別物!
鶏胸肉の消費量が一気に増えそうな予感です。
こちらは焼豚。
牛肉と鶏肉は調理後に味付けをしましたが、焼豚だけは事前に砂糖、醤油、酒、みりん、生姜とニンニク等で作った調味液とねぎを入れて味を染み込ませてから調理しました。
調理後に焼き付けをして完成!
いつも作っているものは焼豚という名の煮豚でしたけど、今回ボニークで調理したものはおせちに入れる予定だったので念のため脂身の少ないお肉を使ったためか上等はローストポークになっていました。
これ、脂身が適度にあるお肉ならチャーシューが美味しいラーメン屋さんのトロトロチャーシューになるんじゃないでしょうかね。
今度、試してみます。
おわりに
ボニークの調理、美味しさもさることながらその温度と時間、そして味をつけるタイミングで全く違うものができるというのがとても楽しいです。
まるでおうちで理科の実験しているみたい!
低温調理器が構造こそ単純ですが、温度を一定にしておけるというのはやはりすごいメリットがありますね。
温度変動が少ない炊飯器の保温モードでも低温調理はできますが、細かい温度設定ができないのでなかなか難しいのです。
シャトルシェフも保温調理器で似たようなことができるものだったのですけど、やはり時間によって温度の変動があるので最初はある程度温度を高めにしておかなければなりませんから。
あ、そういえばシャトルシェフ、サーモスブランドになってからずいぶんとおしゃれになっていてびっくり。
さぴこが持っていたシャトルシェフは日本酸素の時代のものでしたよ。
今はホットクックなど便利な自動調理鍋なども販売されていますけど、手間をかけずに美味しく食べられる調理方法はこれからどんどんメジャーになっていきそうな気がします。
ちなみにこのボニーク、長さはありますけど鍋のように保管の際に場所を取らないところもお気に入り。
今度は新鮮なレバーや砂肝を使ってコンフィを作ろうと思っています。
さぴこはたまたまボニークを使っていますけど、低温調理器も今はいろんなものが出ていますよね。
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アイリスオーヤマのものもボニークそっくり!
これからしばらくは低温調理ブームが続きそうなさぴこでした。
それでは!!
*1:サーモスの真空保温調理器