昨日、4月19日にNHKのうたコンという番組で清塚信也さんが最後に演奏されていたのが映画『ひまわり』のテーマ曲でした。
名作とはいえ『ひまわり』は50年以上前の映画ですから、今はご存知ないかたも多いのかもしれません。
映画の中に出てくる一面のひまわりはウクライナで撮影されたもの。
そしてこの映画は第二次世界大戦によって引き裂かれた夫婦の悲しい物語。
ということで現在HDレストア版が緊急上映されているのだそうです。
清塚信也さんの弾くひまわり
NHKのうた番組であるうたコン。
昨日の放送では清塚信也さんが出演されていました。
番組の最後の曲は清塚信也さんの弾く映画ひまわりのテーマ。
これが思わずグッと涙が出てくるくらいに感動的だったのです。
清塚信也さんはトークも面白くていつも明るいイメージですが、心に訴えかけてくるような演奏をされるのですよ。
胸が熱くなるようなそんな演奏、ぜひひとりでも多くのかたに聴いてみていただきたい!!
現在NHK+で見逃し配信中です。
4月25日の午後3時10分から再放送もありますよ。
GYAOで無料配信中
映画『ひまわり』は現在GYAOで無料配信中です。
4月30日までなのでこの機会に映画を観たいというかたはお早めにどうそ。
清塚信也さんのひまわりのテーマ曲の演奏を聴いた子供も映画を観てみたいというので、週末に一緒に観ようと思っています。
おわりに
この映画を初めて観たのは多分中学生くらいの頃だったと思います。
昔は年末年始など深夜に名作映画をずっと放送していたのですよね。
あの頃の印象は一面のひまわりとあのひまわりの下に埋まっている戦争の現実くらいしかないのですが、きっと今はまた違うのだろうなと。
撮影現場はキエフから南へ500kmほど行ったヘルソン州と言われています。今でも7月下旬頃にキエフから南下して郊外へ行くと,一面に咲きわたるひまわりを見ることができます。
但し,面白いことに,日本で販売されている「ひまわり」のビデオの説明書にわざわざこう書いてあるのです。
「(映画に出てくるひまわり畑は)ウクライナと信じておられる方には申し訳ないが,ひまわり畑はモスクワのシェレメチェボ国際空港の近くだった。」
この映画が撮影された1960~70年代及びビデオが販売された時代には,ウクライナは旧ソ連の一共和国であり,外国人はクレムリンから80km以上離れてはいけないと言う規則があったため,多くの観光客がウクライナに押しかけるのを当局が恐れたせいかもしれません。
この映画がウクライナで撮影された証拠に,ひまわり畑の中でソフィア・ローレンが老婆に夫の消息を尋ねるシーンがあるのですが,その老婆はウクライナ語で答えています。
在ウクライナ日本大使館のサイトには今でも7月下旬には一面のひまわりを見ることができると書かれていますが、今年はどうなってしまうのでしょう。
一日も早く戦争が終わりますように。
それでは!