今週のお題「もしもの備え」
非常に大きな台風が接近中というニュースを見て、現在の進路予報から特に接近が予想されている沖縄と九州の方々のご心配は大変なものかと思います。
どうか進路がそれて大きな被害発生しないことを祈っていますが、今回台風が接近しない地域であっても防災の備えは必須の時代となりました。
北海道ではちょうど2年前に台風の通過によって木々が折れて倒れたりと大きい被害があり、その翌日にはブラックアウトを引き起こしたあの地震が発生しています。
あれ以来、防災への意識が高まった北海道民は多いのではないでしょうか。
長時間の停電はつらい
地震そのものの被害はほとんどなかった我が家ですが、一番たいへんだったのはいつ復旧するかわからないという状況下の長時間の停電です。
2年前のあの日は近所の通電しているエリアに移動すれば電気が使えるという状況ではなく北海道全体が停電しているという状況で、しかも発電所の被災によるトラブルで復旧の目処が立たないというかなり悲観的な状態でした。
幸いなことに暑くもなく寒くもない気候でしたので一番心配していたのは冷凍冷蔵庫の中の食材が腐ってしまうことくらいでしたが、夜外にでても明かりがまったくない星だけが光る漆黒の闇に恐怖を覚えたことを今でも思い出します。
電力が復旧した後も発電所が完全に復旧するまでは綱渡りの日々で、IHクッキングヒーターを使っていた我が家では極力カセットガスコンロを使って料理をしたり、しばらくの間は電力のピーク時間を避けて家電品を使わなければなりませんでした。
その他にも長時間の停電によって牛乳や納豆、豆腐などが作れなくなり、普通にスーパーでいつでも購入できるようになるまでは3週間以上かかりましたから。
とりあえず停電への備えということで我が家ではモバイルバッテリーを複数購入したり、定期的にモバイルバッテリーや使用していないノートPCなども充電するようになりました。
100円ショップなどで販売されている電池で使えるミニランタンを複数個とか、電池自体も各種ストックしています。
あとは車のガソリンは半分を切ったら給油するとか、これは習慣になりましたね。
水道が使えなくなったら
地震の際我が家は水道は普通に使えましたが、ポンプで水道を組み上げているご近所のマンションの方々は停電で水道が使えず大変だったようです。
停電、断水などライフラインが切断されたらと考えるとやはりある程度の備蓄は必要ですね。
我が家では缶の野菜ジュースや日常的に飲んでいる炭酸水500mlペット48本の他、2リットルのペットボトル入ミネラルウォーターも6本と金魚用に水道水を入れた9本の2リットルペットボトルを常備しています。
冷蔵庫にはブリタの浄水器にも水が入っているのでとりあえず飲料水は大丈夫かなと思うのですが、停電の時は水があってもボイラーが使えなかったのでお風呂には入れませんでした。
今は感染症予防も考えなければなりませんから除菌ウェットティッシュや身体を拭くためのものも多めに必要かもしれませんね。
避難することになったら
自宅から避難所に移らなければならなくなったら今はマスクがないと大変そうです。
以前いただいたアベノマスクを避難袋にいれてありますが、布マスクのメンテナンスはできないでしょうから不織布の使い捨てが必要ですね。
下着は多めに持ちたいですし、自分たちの食料くらいは持っていくべきでしょうけどそんなにたくさんのものを持って歩けるとも思えません。
できれば避難先で下に敷くためにクッション性の高いヨガマットも持っていきたいところです。
でも感染症のことを考えるとできる限り自宅でなんとかしたいですけど。
自宅である程度乗り切れるような備蓄をしてのりきりたいものです。
食料の備蓄
北海道地震の時は食料品などの買い物をするのがしばらくは大変でした。
倉庫が被災してものがない状況になっていたり、工場自体がストップしていて物がなかったり、買い物をしたくてもお店には開店前から長蛇の列ができていたりしたのです。
それでも我が家は停電中は冷蔵庫と冷凍庫のものをカセットガスコンロで炊いたご飯で食べていたので食料に困ったことはありません。
ですがあれ以来万が一のことも考えて缶詰やレトルトのものも備蓄するようになりました。
この非常食もいただいたので一応備蓄していますがまだ食べていません。
ローリングストックしやすいのは日常的に食べているもの、ということでスパムミートやレトルトカレー、サバ缶やコーン缶にトマト缶は常にある程度ストックしています。
これらは特に災害時用というよりは日常的に食べているものなのと、賞味期限が長いので備蓄しやすいですよ。
あとは調理するためのカセットコンロは必須ですね。
災害はいつやってくるかわからない
台風は進路予報などである程度備えることができますが、地震などはいつ発生するかわかりません。
もしかしたら予想もできないような大災害が突然発生する可能性だってあります。
なにがあっても絶対大丈夫なように準備することは不可能ですが、ある程度でも準備をしていたほうがいいものはたくさんあるはず。
使わないにこしたことはないのですが、安心のためにいつもある程度の準備をしておくようになりました。
おわりに
自然の猛威の前には人間って本当に無力だということを実感します。
一番大切なのは命。
今回の台風でどうかどうか大きな被害がでないことを心から祈っています。
それでは。