トピック「父の日」について書いてみます。
もうすぐ父の日ですね。子供との会話の中でもそんな話題がよく出てきます。
私がパパの日、というと決まって「父の日でしょ」という娘。去年までは毎年絵を描いてプレゼントをしていましたが、今年は自分のお小遣いから何かをプレゼントしたいといっていました。
最初は「ネクタイ、ネクタイをプレゼントしたい。パパ毎日ネクタイしてるから。素敵な色のネクタイがいい。」と言っていましたが、子供のお財布から出すには少々高いと思ったので、私と一緒に2人分として買おうと言いましたが、どうしても自分のお小遣いだけで買いたいとのこと。
お祭りで使うお小遣いにともらったお金を残しておいたみたいです。
といってもまだ低学年の子供です。予算に合いそうなものでということでとりあえず靴下かハンカチ、パパの好きなお菓子にしたらどう?と話をしました。
私が子供の頃は?
そんな会話をしているうちに、子供から「ママが子供の時はどんなものをあげたの?」と聞かれたのですが、ある程度大きくなってからのことは覚えているんですけど、小学校低学年の頃って何かプレゼントしていたか思い出せないんです。母の日の記憶はあるのに父の日の記憶がないなんて。
で、調べてみたんですが父の日ってアメリカで正式に祝日として定められたのが1972年なんですね。私が産まれた歳にはまだ父の日が正式に存在していなかったと知りびっくり。
それから日本に入ってきた風習でしょうから、定着するまでの年数を考えると私が小学校低学年(1970年代後半)にはまだまだ父の日の存在ってなかったか、一般的ではなかったのかなって思います。
小学校高学年の時母にはカーネーション、父にはフエルトで作ったお守りをプレゼントしたのは記憶に残ってますので、80年代くらいから徐々に一般的になっていったのでしょうね。
ちゃんとした品物でプレゼントしたのは就職して初めての年、初任給で母には長財布、父にはベルトを、ちょっと早い母の日父の日のプレゼントとして贈ったことを思い出しました。
最後の父の日のプレゼント
私が父に渡した最後の父の日のプレゼントはパジャマです。父は最後の入院の際そのパジャマを持ってきてくれていました。病院ではレンタルされたパジャマを着用していたためパジャマを持ってきていることに私は気が付かなかったのですが、亡くなった後、看護師さんが病衣から着替させてくれるときに鞄から出されたのが父の日にプレゼントしたパジャマだったのです。
父の小銭入れのポケットにはおそらく初めて父の日にプレゼントしたフエルトの手作りお守りも入っていたので、最後のお別れのときにパジャマと一緒に棺の中に入れました。
パジャマは新品同様でした。母から聞いた話ではもったいないからって、旅行に行くときとか特別な時にしか着ることがなかったそうです。もっといっぱい着てくれたらよかったのに、と涙が止まらなかったのが昨日のことのように思い出されます。
もう父にプレゼントを手渡しすることはかないませんが、今年はお花だけでなく大好きだったビールを写真の前にお供えしようと思います。
今日の放課後、子供に付き合って父の日のプレゼントの買い物に行く予定になっています。予算の関係もあるのでアドバイスはするつもりですが、基本的には子供に選ばせる予定ですけどね。
さて、娘が選ぶ父の日のプレゼントはどんな品物になるんでしょう。
シュシュアミイ絵本-おとうさんへ ありがとう 78CCA-EH5-S
- 作者: なかむらあさみ
- 出版社/メーカー: 株式会社ヘッズ
- 発売日: 2014
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る