みんなたのしくすごせたら

アラフィフさぴこのなんでもない毎日の暮らしの雑記帳


保活の話

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私の住む都市は全国でも待機児童の多いところです。

 

特に7年前はかなりの待機児童が出ていて、2人ともフルタイムで夫婦のみの世帯でも育児休業明けに保育園に入るのは難しいといわれていましたが、今でも待機児童は減ったものの厳しい状況は続いているようです。

 

育休の終了と保育園入園。

 

まず何をしたらいいか、先人のワーキングマザーに聞こうにも当時勤めていた会社では、それまでは子供ができたら会社を辞めるというのが普通でしたのでほとんどが産休前に退社していました。

 

時代の流れが変わったのか、私が出産したころは同じ会社内でもちょうどこれから数名のワーキングマザーが誕生するというタイミングでしたので、みんなすべてが手探りの状況だったと思います。

 

まず保育園が決まらなければ、子供の面倒を見てくれる人がいない我が家にとって、私が職場に復帰するのは不可能です。

 

産後の鬱々とした日々から少し子供との生活を楽しめるようになってきた頃、近くの保育園をピックアップすることにしました。

 

保育園をピックアップ

 

徒歩圏の保育園は1つ、徒歩圏だけど子供を歩かせるにはかなりの距離になってしまうところが1つ、車でないと通えないところが2~3ほどあり、それぞれに特色のある保育をしているということがわかりました。

 

徒歩圏だけど距離がある場所にある新築の建物の保育園は無垢材が多く使われの優しい雰囲気で、とっても素敵に見えました。ただ非常に人気が高いと区役所で聞いたのと、口コミで紙おむつではなく布おむつだと書いてあったので、とりあえず第二希望として保留。

 

距離的には徒歩15分~20分ですが冬期間等を考えると車でないと通えないところは朝、夕の時間的にやはり厳しく、第一候補は徒歩で通えるところに決定し、見学に行くことにしたのです。

 

正直言って、もう第一候補以外は考えられない、という状況でした。

 

保育園の見学

 

第一候補の保育園は築年はかなり経っていましたが清潔で、リフォームもされているためか室内はきれいでした。

 

 いろいろな説明を聞き、特に英才教育等は一切していないけれど絵本の読み聞かせや絵本の貸し出しなどには力をいれていること、働くお母さんが元気でいられるように負担が少しでも軽くなるよう紙おむつを使用したり、レンタル料金はかかるけれど自分で用意するものがすくなくなるようにしていますとのこと。

 

やっぱりここしかない!ここがなかったら無理!

 

とってもいい保育園なのですが当時延長保育がなかったため、それほどの激戦ではないと区役所の担当者から聞いていたのです。延長保育がなければ午後6時までにお迎えにいかなければならず、定時が午後6時の会社に勤めていた私はフルタイムでの職場復帰ではなく、3歳までは時短を使いそれからのことはまたその後に考えることにしました。

 

小さい子は病気にかかる?

 

保育園内を一通り見学した後、園での生活についての話などを詳しく伺いました。そこで一つ、私が職場復帰を悩むようになった言葉があったのです。

 

「1歳でということですと冬ですよね。インフルエンザなどの病気が流行する冬に小さなお子さんが入園されると免疫がないので病気がずっと続いたり、高熱で入院されたりする場合もあるんです。最初の1~2か月まともに職場に出られない方も多いです。」

 

え?病気?

 

しかもその年、新型インフルエンザが発見され、かなり大騒ぎになっていたのでした。

 

今でこそ珍しくない新型インフルエンザですが、当時は死に至る方も多いとかいろいろな話があり、不安がどんどん募っていったのです。

 

今思えば少々考えすぎだったなと思えるのですが、当時はそんなことを考える余裕はなかった、新米の母親だったんですね。