子供にも人気の野菜といえばトマトがありますが、子供には大きなトマトよりもミニトマトの方が甘くて人気がありますよね。
ミニトマトの方がお弁当にも入れやすいためか、少し大きいスーパーに行くとミニトマトコーナーが充実していて、いろんな種類のミニトマトを量り売り等で販売しているところが多くなってきました。
さぴこも一般的な大きなトマトよりはミニトマトの方が好きなのですが、トマトの種類で一番好きなのは何と言っても『アメーラ』という名前のトマトです。
ミニトマトでも普通サイズのトマトでもないこの『アメーラ』、今年もアメーラの旬がやってきましたよ!
高糖度トマト『アメーラ』
さぴこが初めてこの『アメーラ』を食べたのはもう随分と前のことです。
普段スーパーではあまり並ばない、ちょっと高級なトマトなのですが当時ちょうどテレビかなにかで紹介されていて、お店でも限定販売されていました。
お値段も衝撃的でしたけど、そのお味はもっと衝撃的。
この『アメーラ』はフルーツトマトと言われますが、トマトとは思えない上品な甘さと酸味が印象的で、さぴこはすっかりこの『アメーラ』のとりこになっていたのでした。
アメーラも季節によって甘さが若干異なるのですが初めて食べたのも4月末から5月中旬で、一番甘い時期だったのです。
語源は静岡弁の「甘えらー」
この『アメーラ』という名前の由来は、アメーラが開発された静岡弁で「甘いでしょ」という意味の「甘えらー」という言葉なんですって。
たしかにかなり甘いんです、このアメーラは。
普通のトマトは糖度が5%ほどですけど旬のものはその倍以上の甘さのものもあるほど!
こんな甘いトマトなら自分で作って好きなだけ食べてみたい!と思って昔調べたことがあるのですが、家庭で同じ味のトマトを作ることは絶対に無理だということがわかりました。
なぜなら、「アメーラ」というトマトの苗は存在しないのです。
桃太郎から生まれたアメーラ
このアメーラという名前は品種名ではなくてあくまでもブランド名。
実は桃太郎の苗から作られているトマトなのです。
桃太郎というトマトは有名なのでおそらくみなさんご存知かと思いますが、桃太郎のトマトを食べてアメーラの味を想像することはできません。
まったくの別物。
味だけでなくこのアメーラはの大きさは普通の桃太郎トマトの半分くらいしかないんです。
桃太郎1個ぶんの栄養や味がそれだけ凝縮されているということなんですよね。
桃太郎の苗ならホームセンター等で購入が可能ですけど、これをアメーラにすることは一般人には不可能ですよ。
水や肥料の管理という育て方の違いでこんなに全く違うトマトが出来上がるとは驚きでした。
というわけでさぴこの自分で作って死ぬほどアメーラを食べたい計画はそこで終了し、その後は旬の時期に見かけたら購入するようになったのです。
スターマーク
トマトのお尻の方から白い線が放射状に出ているのが見えますか?
この白い線がはっきり、数が多く出ているトマトが甘いトマトなのだそう。
普通のトマトだと白い線を見たことがないような気がしますが、アメーラはちゃんとこの白い線が見えています。
今回購入したアメーラは購入後真っ赤になるまで待ってから食べたのですが、完熟前の方が白い線がはっきり見えていました。
購入する時はチェックしてみるとよいですよ!
美味しさが凝縮
トマトが苦手な方は中のゼリー状の部分が嫌いという方もいるようですけど、このアメーラはこのゼリー状の部分に水っぽさが全くないんです。
このゼリー部分も普通のトマトとは違い、かなり濃縮されていてとっても甘酸っぱい!
カットしても中のゼリー部分が流れ出てくる様なことはありません。
完熟しているのにちゃんとかたさも残っているので、切っても身が崩れません。
さっそくいただきましたが、もう、この甘さ、なんといっていいやら。
トマトをぎゅっと濃縮した味なのにベタベタしない甘みと爽やかな酸味はこのアメーラならではの味。
ああ、このアメーラをもう嫌という程食べてみたい・・・。
美味しいものは高価
このアメーラ、手間をかけて作られている分お値段はお高いのです。
アメーラは普通のトマトより小さく、ミニトマトよりは大きいサイズ1つで200円以上します。
上のお店は1キロ3280円ですが、下のお店は900グラムで5680円ですよ。
送料無料だと楽天のお店が最安値でした。
通販の場合送料や化粧箱の分どうしても割高になってしまいますから、贈答用でなければ品揃えのいいスーパーやデパートの食品売り場等で購入したほうがよいかも。
高糖度トマト『アメーラ』、これはもう野菜ではなくて立派なフルーツです。
トマト好きな方にもトマト嫌いな方にも一度は食べていただきたい!!
おわりに
このアメーラにはプチトマトもある様ですがまだ食べたことがありません。
普通のアメーラでもあれだけ甘いので、ミニトマトならさらに甘いのでしょうね。
いつか見かけたら買ってみよう!
それでは!!