昨日の夜8時半頃、屋根から雪が落ちてきたような音が聞こえてきました。
ダンナが2階でなにやらゴソゴソしていたので、てっきりなにかを落としたのかなと思っていたのですが、違うというのでやっぱり雪かと外に出てみましたがなにもありません。
その時テレビや音楽をつけていなかったのでその音は大きく感じたのです。
ダンナはどこかで雷でもなったんじゃないかと言っていたのですが、その後、その音は札幌市豊平区の平岸駅のすぐ近くで発生した爆発事故のものだということがわかりました。
あまりにも現実では考えられないような状況に驚いています。
平岸駅付近の爆発の音が聞こえるなんて
まず、あの爆発の音が平岸駅からかなり離れた我が家でも聞こえたことにびっくりしました。
距離があってもあれだけ音が聞こえてきたということは、爆発当時の平岸駅付近はかなりの衝撃だったのではないかと思います。
そして今日の朝にテレビのニュースを見てまたびっくり。
20年以上前にはかなり利用していた平岸駅すぐの場所にあるケンタッキーフライドチキンやロイヤルホスト、そして向かい側にはさぴこの大好きな串鳥のあるあの場所が爆心地のようになっているではないですか。
平岸街道は今でもよく利用する道路なので、そんな馴染みのある場所があんな風景になってしまったことがとてもショックだったのです。
あの今は跡形もなくなってしまったアパマンショップの前の道路も今月に入ってからも通っているので、あの場所であんなことが起こるなんて、と信じられない気持ちでいっぱいでした。
奇跡的に人的被害が少なかった
あの規模の爆発で重傷者1名を含む合計41名が怪我をされたとのことでしたが、なんと死亡者はゼロ!
これは本当によかった…。
午後8時くらいならたくさん人通りのあるところですから、もっと大きな被害が出ていても不思議ではなかったと思うのですが、建物は木っ端微塵という言葉がぴったりするほどになにもなくなっていても人的被害が少なかったことが不幸中の幸いです。
それにしてもあれほど原型が全くない状態になるまで爆発しても、その建物にいた人が大丈夫だったというのが奇跡ではないかと思うのです。
NHKなどでは事故当時平岸街道を走っていた車のドライブレコーダーの映像等が放送されていましたが、あの映像を見ていたらもっともっと大きな被害が発生していてもおかしくないという状況でしたから。
本当に、本当によかったです。
地震の次には爆発とは
今日札幌のローカルテレビ局ではこの事故の特集が多く組まれていましたが、現場付近のマンションの多数のお部屋で爆風によって窓ガラスがわれていて部屋に戻れないという方や、朝まで停電していたという方のインタビューが放送されていました。
家に戻ることができなくなった方のために避難所が開設されているそうです。
それにしても今年の札幌は台風で被害がでたり、大きな地震で液状化現象が発生したり、そして年末にはこんな大きな爆発があったりと、厄払いでもした方がよいのではないかというほどトラブルが続いています。
避難所という言葉をこんなに頻繁に耳にする年はこれまでなかったですよ。
平成最後の冬にこんな事故が発生するとは…。
おわりに
最初に爆発の元ではないかと言われていた「海さくら平岸店」という居酒屋さんには行ったことがないのですが、この年末の忘年会シーズンにこんなことになってしまってお気の毒としか言えません。
事故のあった周辺はまだ封鎖されているそうですから、今回被害にあったお店だけでなく、平岸駅前周辺のお店全体がこの時期にこんなことになってしまって、きっと街全体が冷え込んでしまっているのではないでしょうか。
あの建物の並びだったケンタッキーフライドチキンなんてきっと今週は非常に忙しくなる予定だったはず。
平岸駅周辺のみなさんが1日も早く日常を取り戻すことができますように、心からお祈りします。
それでは。