今日ちょうど子供が登校するために家をでた直後、テレビから大阪で大きな地震があったというニュース速報が入りました。
震度6弱の文字を見た時に大阪に住んでいる友人の顔が浮かび心配になりましたが、その後連絡が取れ、幸いにも友人には大きな被害はなかったようでほっと一安心していたら9歳の子供が塀に挟まれて病院へ運ばれたというニュースが。
さぴこの子供も今回被害にあった子と同じ小学4年生の9歳の女の子なので他人事と思えず、どうか助かりますようにと祈っていましたが残念な結果となってしまいました。
もしこれがつい先ほど玄関でいってらっしゃいといって見送った我が子だったらと思うと胸が張り裂けそうでたまりません。
今日は1日この地震の被害のことが頭を離れず、もし今住んでいる場所で大きな地震が子供の登校中に発生したらどうしたらよいのかをずっと考えていました。
登校中に大きな地震が発生したら
登校後の地震であれば学校の指示にしたがうことができますが、登校中に発生した場合は子供が自分で判断をしなければならない状況になってしまいます。
立っていられないような大きな揺れに登校途中に襲われたらどうするか、まずその点を子供と確認することにしました。
我が家から子供の通う小学校までは徒歩15、6分の距離があります。
学校へ向かう道の途中からは比較的交通量の多い道路を通りますから子供がひとりになるという状況は考えにくいのですけれど、学校へ着くまでは距離があるので子供と学校へのほぼ中間地点となる目印の交差点を確認し、そこにつく前であれば家に戻りそこを通りすぎていたら小学校へまっすぐ向かうというきまりをきめました。
そして公園等で遊んでいる場合は倒れそうな遊具をさけ、広場の方で揺れが収まるのをまってから家に帰ってくるというきまりも追加。
友達の家や習い事の場合は大人の指示に従うようにということも確認しました。
緊急地震速報を知る手段がない
大人であればスマホ等を持っていて緊急地震速報の通知で事前に知ることができても、子供は通知を得る手段を持っていないことがほとんどなので、毎日携帯電話をもたせた方がいいのか少々悩みます。
以前北朝鮮のミサイルが北海道上空を通過していたときも、登校中だったらJアラートの通知を子供は知ることができないのでどうしたらいいかと考えていたのでした。
こう考えると今は外出先ではスマホがないとなにも情報を得ることができない世の中だよな、とつくづく思います。
たった数秒でも早く揺れを知ることができれば、いろんなことに対応できるかもしれないのですから。
たとえば今日被害にあった女の子も緊急地震速報を知る手段があったら、もしかしたら違う未来があったかもしれない、そう考えてしまうのです。
被害者の同級生へのインタビューに違和感
今回地震に関するニュースをテレビで見ていたら、被害を受けた児童の同級生へコメントを求めるという場面が数回ありました。
悲惨な事故であることは間違いないですし、それを報道するという使命も理解はできるのですけれど、小学4年生の男の子と女の子は顔は隠されていたにしろその動揺が伝わって来るような痛々しいものでした。
同じクラスの友達が毎日自分たちが登校している道で亡くなった、それだけでも非常にショックを受けていると思われる子供にインタビューをするということにどうしても違和感を感じてしまいます。
大きな地震があったというだけでも子供たちは衝撃をうけたはずで、その上お友達が亡くなってしまったなんて、心に大きな傷を受けていると思うのです。
現場の悲壮感漂う雰囲気を伝えたいという気持ちもわかるのですけれど、子供の心の傷を広げるようなことはして欲しくなかった。
もし我が子にインタビューを、ということでしたら全力でおことわりしていたことでしょう。
おわりに
今回の地震で被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。
まだ大きな余震も予想される中不安な時をお過ごしかと思いますが、一刻も早い復旧をお祈りいたします。
子供たちの笑顔が早く戻りますように。
それでは!!