台風13号が近づいていますが、お盆を前に飛行機での移動を予定されている方はやきもきされているのではないでしょうか。
さぴこも先日の台風12号で帰りの飛行機が当日欠航してしまい、急遽延泊して翌日の便に振り返ることになってしまいました。
これまで条件付きの飛行等はあっても当日欠航は初めての経験でしたので、今回はその時系列とその時にとった対応についてをまとめてみたいと思います。
出発前日に突然台風情報が
今回の旅行では7月26日から28日までを予定していましたので、出発1週間前からは目的地である舞浜近郊の週間天気予報をこまめにチェックしていました。
7月23日まではしばらくは晴れの予報ということで安心していたのですが、出発前日の25日になってなんと台風がちょうど滞在中に直撃するかもしれないという天気予報が!!
台風12号、ジョンダリめっ。
しばらくは呆然としていましたけれども、なんらかの対策をしなければならないと思いつつ、万一に備えて着替えを1日分多くしたり、手持ちの現金を少し多くしたりという準備をすることに。
今回の航空会社はAIR DOということで振替便も数が少ないということもあり、少々不安になりましたけれども、とにかく飛ばなかったらその時だと腹をくくって出発することに。
お守りがわりにANAの株主優待券を3枚持っていくことにしました。
これを使うことがありませんように、と祈りつつですけれどもね。
1日目にAIR DOからメールが来た
7月26日の午前中の無事到着し、羽田からリムジンバスで直接ディズニーシーへ行きそのまま遊んでいたのですけれども、午後2時すぎにAIR DOからメールが届きました。
うっ。
やっぱりダメそうかなぁ。
アトラクションの列に並びながら影響がなさそうな午前の便に振替するかどうかを考えていましたが、今回ディズニーリゾートのチケットは3DAYSパスポートを購入しており、3日目も最終便で帰るまで遊び倒す予定だったのでとりあえず台風の進路が変わってくれることを祈りつつ、様子を見ることにしました。
搭乗の2日半前にお知らせが来たので、おそらく特別な事情がない方ならこの時点で午前便に振替されたのではないでしょうか。
2日目はウェザーニュースの有料会員に登録
台風12号の進路が非常に珍しいということで予報もかなりあいまいになっており、ホテルではテレビのニュースや気象庁のサイトで確認をしていたのですが、結局ウェザーニュースの有料会員に登録しました。
ウェザーニュースは有料会員になると台風の細かい進路予報などを見ることができるようになるのです。
進路予報を見ても本当にこんなに曲がるの?という状況でしたので、もしかしたら予報がはずれるのではという淡い期待を抱きつつ2日目も閉園までパーク内で遊んでいました。
2日目に行った東京ディズニーランドは天候も悪くなく、低気圧の影響で気温もそれまでより低かったということもあり1日中快適!
台風さえどこかに行ってくれたらいいのにと何度思ったことか。
この台風12号はこれまでにない進路を進むので予想が難しいと何度も何度もテレビのニュースでは話していて、当初はもしかしたらパーク内にいる予定の時間に千葉に上陸するのではという不安もありましたが、2日目の夜になると進路予想が徐々に左側に変わっていて、もしかしたらあまり影響がないかもしれないということで、最終便のまま変更をしないことに決めました。
運命の3日目
本来最終日になるはずだった3日目。
朝メールを確認しましたが欠航のしらせはまだありませんでした。
早朝の台風情報では進路がかなり変わっており、それまでは関東に上陸の可能性があるとされていましたが大きく左側にそれる予報になっていたのです。
これは大丈夫かも。
ということで荷物を宅配便で自宅に送り、最低限のものだけ手荷物として持っていくことにしました。
3日目も朝から東京ディズニーランドの予定だったので、7時過ぎにはすでにチェックアウトし、ディズニーシー行きのバスに乗っていたのです。
バスに乗ってから少ししてスマホを確認するとこんなメールがきていました。
ふえっ。
悪天候のため天候調査のメールが。
天候調査の結果は20:00頃と記載されていたので、20:00ならもう羽田に行っている予定の時間ですし、その時にダメなら羽田周辺の宿を探すしかないなと思っていたところでした。
そしてもう少しでディズニーシーだ、という7時44分、さらにメールが届きました。
あちゃー。
欠航決定。
というか天候調査から40分ほどでのメール。
まあ羽田空港に行ってから欠航になるよりはいいか、ということでディズニーシー内に入ってからまずホテルの予約、そして振替便への変更作業をすることにしました。
ダンナにはその間にトイマニのファストパスを取ってきてもらい、子供には近くのお店を見てもらいつつ、スマホとの格闘が始まります。
まずは宿泊先を確保
最初に振替便を決めた方がよかったのかもしれませんが、まずは家族3人の宿泊先を確保することにしました。
というのもシングルルームやツイン、ダブルルームは当日でも選ばなければ予約が取れるのですけれども、3人一緒の部屋となると予約できる部屋が限られてしまうのです。
特に羽田周辺のホテルは3人一緒に宿泊できる部屋を当日確保するのはなかなか厳しいものがありました。
未就学児なら添い寝OKというホテルもありましたが、子供はもう高学年。
最悪はダンナはシングル、さぴこと子供はツインかダブルルームしかないかなと思っていました。
最初は羽田に便利のよいところとしか考えていなかったのですが、ふと、朝まで宿泊していたラジェントホテル東京ベイに空室がないかと思い、調べてみたのです。
空室、ありました!!!
じゃあ予約しようかと思い価格を見ると、その日は土曜日のハイシーズンということもあり1泊1室4万2千円だったのです。
まあ3人分として考えるとびっくりする価格でもないのですが、2泊で39000円ほどで宿泊したホテルに1泊でそれ以上払うのはと思い、他の舞浜近郊のホテルがないかを探してみることにしました。
その時、普段は利用しないYahoo!トラベルを使ってみたのです。
サンルートプラザ東京が1泊1室2万2000円
さぴこは長年Yahoo!プレミアム会員なのですが、Yahoo!トラベルはほとんど利用したことがありませんでした。
よくクーポンのお知らせなんかも来ていたので、Yahoo!トラベルを使って舞浜駅周辺のホテルで3人1室で宿泊できるところを探していたら、毎年宿泊している「サンルートプラザ東京」の文字を発見。
しかもYahoo!プレミアム会員限定プランで1泊3名1室25,500円から利用時に使えるクーポン2,000円と即時利用ポイントで3,000円以上の割引となり、結果的に22,000円ちょっとで3人宿泊できることに。
Yahoo!プレミアム会員限定プランで予約すると一休.comからの予約になるんですね。
結局今年もサンルートに宿泊することになるとは。
予約完了メールを確認してから、今度はAIR DOの振替をすることに。
翌日の午前中の便は満席
AIR DOのサイトで翌日の便の予約状況を確認すると、午前中の便はすでに全て満席になっていました。
翌日は日曜日でしたから、もともと予約も多かったのだと思います。
とりあえず宿は舞浜に決めたので、せっかくだから舞浜駅周辺のボン・ヴォヤージュやイクスピアリを散策してから帰ろうということで夜の便である18:50の便に変更することにしました。
平日だったらダンナの仕事のこともあるので、そんなにのんびりできなかったと思いますけど、日曜日だったのであとは帰るだけでしたからね。
どうしても早く帰らなければならない、という場合には宿泊先よりまず飛行機の振替をすることをおすすめします。
というわけで宿泊先と振替便が決定し、それぞれの手配が全て完了したのははダンナがちょうどトイマニのファストパスをゲットして戻ってくる途中でした。
もう後は遊ぶだけ、ということで3日目も閉園時間までディズニーシー、ディズニーランドどちらにも行って遊んできましたよ。
3日目は台風でしたが激しい雨に2度ほどあっただけで済みましたし、台風の影響でディズニーランドはかなり空いていて、夜はほとんどのアトラクションで待ち時間ゼロでした。
まあ、これも台風のおかげとも言えるかもしれませんね。
振替時に差額料金は発生しません
AIR DOの場合、格安料金で購入していても台風等で欠航になった場合は振替時に予約便と価格帯が異なる場合でも差額料金は発生しません。
さぴこの場合も本来搭乗予定だった便より価格的に高価な時間帯だったのですが、料金はそのままです。
これはありがたい!
おかげでベア・ドゥ北海道JETにも乗れました。
正直な話ANAやJALの方が振替便も多いのですけれど、お盆や年末年始の帰省ラッシュ時を除けばすぐに変更ができればAIR DOでもそれほど不便はないと思います。
航空券の当日予約は株主優待券が一番お得
今回はAIR DOの振替便で帰って来ましたけど、もし日曜日に振替便が予約できなかったら翌日はダンナが仕事なので、AIR DOのチケットを払い戻ししてANAの株主優待券を利用して予約しようかと思っていました。
みなさんご存知の通り航空券は当日予約が一番高いのですが、株主優待券があれば半額で利用することが可能です。
今回さぴこも万一のためにと札幌からANAの株主優待券を3人分持って来ていたのですが、結局使うことはありませんでした。
株主優待券、ちょっとしたお守りがわりには使えるかもしれませんよ。
ただし株主優待券の席数が決まっており、帰省ラッシュの時期には利用が難しいかもしれませんので、場合によっては利用できない可能性もありますのでご注意ください。
おわりに
北海道の場合飛行機の欠航といえば大雪のことが多いのですが、大雪の場合、JRや高速道路も止まるなど最悪千歳空港から出られないというケースもあると思います。
羽田の場合はそれはなさそうですね。
大雪よりも台風の方がまだ予想がしやすい分対応がしやすいところもあります。
大雪の場合は本当に予測できないケースが多いですから。
でも台風の場合は進路とのにらめっこの時間がちょっと苦痛かもしれませんけど。
そういえば同じ日程で成田から新千歳をジェットスターで予約していた方がいたのですが、その方は成田で欠航を知り、無事札幌に帰ってくることができたのはさぴこたちのさらに2日後だったというのです。
おそるべしLCC。
LCCは安くて気軽に使えますけど、万一の時にはいろいろ考えなければならないなと思った一件でした。
今回は非常に長文になってしまいましたが、もし同じようなケースに遭遇してしまった方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
それでは!!