さぴこ一家が年に1度のペースで訪れている東京ディズニーリゾート。
一緒に住んでいる82歳の母は、東京ディズニーリゾート旅行へ誘っても夏の暑い時期に関東へ行くことへの不安から、これまでずっと自宅で留守番をしていました。
子供が小学校に入学してからというもの、毎年夏休みに行くことにしていたためです。
さぴこの母は日常生活は元気に送れているとはいえ82歳と高齢。
今回、子供が「ばあちゃんが元気なうちに一緒にディズニーへ行きたい」といったことから三世代ディズニーリゾート旅行の計画を立て、そして実現させたのです。
本来ならダンナも一緒に4人で行けたらよかったのですがダンナは仕事でしたし、冬はこの時期に丸一日不在になると一軒家の場合かなり冷え込んでしまうということもあり、さぴこと子供そして母の3人で旅行に行くことになりました。
82歳の母を連れ介助者はさぴこ一人、小学4年生の子供を連れての旅ということで事前に念入りに準備をしましたよ。
今回は記事の内容が長くなりますので目次をつけますね。
写真も文章もかなり量があるので、もし気になる項目がある方は直接目次から飛んで確認してください。
- 高齢者を連れたディズニー旅行のための前準備
- 東京ディズニーリゾートインフォメーションブック
- ゲストアシスタントカード
- 荷物と服装
- 1日目、新千歳空港を出発
- 宿泊はディズニーランドホテル
- 1日目は東京ディズニーランド
- ランドホテルではシンデレラルーム
- 2日目はディズニーシーへ
- ハッピー15エントリー
- ダッフィー大好きな母
- ダッフィーと三世代記念撮影
- ディズニーシー内の移動距離を短縮するために
- 夕食はザンビーニブラザーズリストランテで
- パーク内は電動車イスがおすすめです
- おわりに
高齢者を連れたディズニー旅行のための前準備
82歳という高齢の母を連れた旅行ということで事前にいろいろと準備が必要でした。
空港での移動問題
まず母の現在の状態ですが、自力歩行は可能でも杖なしでの歩行は自宅の室内のみと基本的には杖が必須の状態です。
杖があっても長時間の歩行は無理なので、移動距離がある場合は杖による自力歩行ではなく車椅子が必要となります。
まずは空港内を移動するための車椅子の確保ということで、今回利用したエアドゥに問い合わせをし、事前に車椅子と場合によっては介助をお願いすることを相談しておきました。
これで新千歳空港、羽田空港での移動問題はクリアになりましたが、問題はホテルの場所です。
ディズニーリゾートとホテル間の移動問題
これまでの東京ディズニーリゾート旅行での宿泊はオフィシャルホテルのサンルートプラザ東京が多く、昨年はラジェントホテル東京を利用しました。
どちらも比較的お手頃価格で満足度の高いホテルなのですが、今回は高齢の母を連れての旅行ということもあり、バスでの移動を最小限にしたいということからいろいろなホテルを検討してディズニーランドホテルに決めたのです。
なんといってもディズニーランドへは車椅子でそのまま入園できるということと、ディズニーシーへもリゾートラインで1本で行けるというところが決め手になりました。
ディズニーランドホテルでは予約後に車椅子をお願いしておきましたので、1日目の移動についてはこれでクリアになりました。
どのアトラクションが楽しめるかという問題
足の不自由な82歳の母が東京ディズニーリゾートのアトラクションで楽しめるものはなにか、事前にある程度決めておく必要もありました。
そこで東京ディズニーリゾートインフォメーションセンターへ電話をし、相談することにしたのです。
その際にオペレーターの方からはいろいろなアドバイスとともに、インフォメーションブックとゲストアシスタントカードについてご紹介いただきました。
インフォメーションブックとゲストアシスタントカードについて下記で詳しくご紹介しますね。
東京ディズニーリゾートインフォメーションブック
東京ディズニーリゾートではインフォメーションブックが用意されており、希望があれば事前に郵送していただくことも可能です。
また、下記のサイトからダウンロードすることもできますよ。
【公式】インフォメーションブックのダウンロード | 東京ディズニーリゾート
さぴこの場合は母に事前にインフォメーションブックを見てもらい、どのアトラクションなら大丈夫そうかを聞くため事前に郵送してもらうことにしました。
こんな感じでアトラクションの段差や車イスでここまで移動できるかなど、かなり細かく記載されています。
しかもサイトではアトラクションの車イスでの利用例を動画で見ることもできるのです。
基本的にパーク内ではほぼずっと車椅子の利用を予定していましたから、とても参考になりました。
肢体障がい以外にも聴覚障害の方へのサポートもあります。
そして驚いたのが視覚に障がいのある方向けにインフォメーションCDや触ることのできる地図と点字で記載されたガイドブックまで用意されているということ!
しかもスケールモデル(模型)もあり、キャラクターやアトラクションの特徴のわかる模型を手にとって触れることができるのです。
ここまで配慮のあるパークって、ディズニーリゾート以外にもあるのでしょうか。
素晴らしい!
ゲストアシスタントカード
2019年1月7日(月)から運用が変わったというゲストアシスタントカード。
といっても今回初めての利用なのでこれまでどういう運用だったのかよくわからないのですが、妊婦、車イス利用者、高齢者、体の機能が低下している人の利用方法が変更になったとのこと。
身体障害者手帳、精神障害者手帳、療育手帳を持っている場合はこれまでと変わらず、青または緑色のゲストアシスタントカードが発行されますが、それ以外の場合はそれぞれのアトラクション等で本人のみが待ち時間を列以外の場所で待つことが出来るカードをその都度発行してもらうという方法に変更になったそうです。
都度発行のゲストアシスタントカードの場合、本人のみといっても車椅子利用の場合は最低限1人は介助者が必要な場合もあるでしょうから、都度キャストさんに相談するのがよいですね。
さぴこの場合、母が肢体人工関節術を受けた際に身体障害者手帳が発行されているので、今回は青色のゲストアシスタントカードを発行してもらいました。
青色のゲストアシスタントカードはディズニーリゾートインフォメーションセンターで相談した際に事前予約受付をしていただいたので、当日はパーク内で母の障害者手帳を提示するだけで受け取ることができます。
今回はディズニーランドとシーの2デイズでしたが、ゲストアシスタントカードも2日間有効ということで手間も1度だけですみ、とてもありがたかったです。
こんな感じでアトラクション名と利用時間等を記入してもらい、その時間までは風のあたらないあたたかい室内等で待つことができるのでとても便利でしたよ。
車椅子の場合、動かないのでこの時期はどうしても冷えやすいですからね。
荷物と服装
介助者はさぴこ一人ですので、車椅子を押すことを考えるとスーツケースを使うことはできません。
さすがに小学4年生の子供に三人分の荷物の入ったスーツケースを持たせるわけにもいかなかったものですから。
もう一人大人がいれば荷物をひとつにまとめてしまえば良いのですが、介助者が一人の場合は両手が常に空いている状態にしておく必要があります。
というわけで今回はリュックを用意しました。
荷物は両手のあくリュックがおすすめ
今回さぴこはこの旅行のためにリュックをAmazonで購入しました。
コールマンのリュックサック ウォーカー25です。
1泊の予定でしたし、お土産は全て購入後に発送する予定でしたので、このサイズでも余裕がありました。
その他に斜めがけカバンを持ち、財布やスマホ等よく取り出すもののみそちらに入れていたので不便はありませんでしたよ。
ちなみに子供はもともと持っていたもう一回り大きいコールマンのリュック、母も車椅子以外の時は両手に杖を持つためリュックでした。
1月のディズニーリゾート旅行の服装
いつもは夏に行っているので基本的にTシャツとレギンスにちょっとしたはおりものくらいしか着替えを持っていかないのですが、今回は真冬のディズニーリゾートです。
これまで秋と春にも行ったことがありますが、秋はまだ暑くかったので春に行った時は薄着で行ったところ、並んでいる時に札幌より寒くて震えていた記憶がありました。
そう、ディズニーリゾートは海が近いので風が強く、体感温度は気温よりはるかに低いのです。
その記憶があまりにも強かったので今回はみんなでかなり厚着をしていきました。
札幌市内でもちょっと郊外を長く歩く時と同じような格好です。
軽くて暖かいものということで三人ともダウンのコートを選んだので、モコモコでまるでミシェランマンのようでしたけど、日中は気温が上がってちょっと汗をかいてしまいました。
ただ夕方から急激に寒くなったので、結果的にはちょうどよかったです。
日中のみパークで遊ぶ予定の場合はそれほど重装備の必要はないと思いますが、夕方から夜や、日中でもショーの席を取るなどでじっと待っていなければならない時は暖かい服装をおすすめします。
さて準備についてはここまでにして、ここからは実際にディズニーリゾートへ行った記録を時系列でご紹介しますね。
1日目、新千歳空港を出発
今回はエアドゥの朝一便を利用して羽田へ向かいました。
高齢者と一緒の旅行の場合は時間がかかることが多いので、1時間半以上前には空港に到着していましたよ。
いつもならSKIPサービスという事前チェックインを利用しているのですが、今回は車椅子の貸し出しをお願いしていましたので、通常のチェックインの列に並びます。
チェックイン時に車椅子を貸し出してもらいましたが、ありがたいことに事前に指定していた座席よりも移動距離が短くなるようにとかなり前方の座席に変更してくれていました。
75割で非常に安価な価格で購入したチケットですから、本来はこの座席にはならないのだろうなとエアドゥさんのサポートには感謝しました。
母は杖をついての移動なので、あの狭い機内の座席の移動が短くなっていたことがとてもありがたかったです。
羽田でも車椅子の手配がされており、あの羽田の長い到着出口までの道のりもトラブルなく到着!
到着が少々遅れましたが、事前に時間にかなり余裕を持ってリムジンバスの予約をしていたため、こちらもトラブルなく移動できました。
宿泊はディズニーランドホテル
羽田空港からまず今回宿泊のディズニーランドホテルへ向かいました。
ディズニーランドホテルはプリチェックインが可能なのでパークに行く前にチェックインを済ませて、この日は事前にお願いしてあったランドホテルの車椅子をお借りしましたよ。
ランドホテル宿泊者は事前に予約をしていなくても空きがあれば車椅子を借りられるのですが、事前にホテルに問い合わせをしたところ予約をしておく方が確実ですのでといわれました。
プリチェックインの際にルームキーとリゾートラインのフリーチケットがもらえます。
こちらがルームキー。
このルームキーは記念に持ち帰ることが可能だったのですが、今年の春以降はルームキーが変更になり持ち帰りができないタイプになります。
そしてディズニーリゾートラインの2DAYPASSも。
1日目は利用しないので、2日目にディズニーシーへ移動する際に使います。
1日目は東京ディズニーランド
1日目は宿泊際のランドホテルからすぐの東京ディズニーランドへ行きました。
この日の東京ディズニーランドは営業時間が10時から19時と短いためか非常に空いていましたよ。
3人で写真を撮ってもらうため、まずはミートミッキーへ!
介助者がさぴこ一人で車椅子移動なので家族みんなでの写真を撮影しにくいですから、今回はグリーティングで撮影してもらおうと思ったのです。
それまではミッキー熱がそれほどでもなかったはずの母がまずこのグリーティングのミッキーとの対面でかなりの大興奮状態に!
それまでミッキーのミの字も言っていなかったのに、ミッキーちゃんと写真を撮ってもらったと嬉しそうに言っていたのを見て、準備は大変だったけど連れて来てよかったなと思いました。
その後は母が気になっていたアトラクションであるプーさんのハニーハント、そしてイッツアスモールワールド、フィルハーマジックにカントリーベアシアターなどを回りモンスターズインクを楽しんだあと最後にどこに行きたいか聞いたのですが、プーさんのハニーハントが一番楽しかったということで最後にもう一度乗ることに。
お昼過ぎにいったのですが空いていたのでたくさん楽しむことができましたよ。
エレクトリカルパレードは車椅子のままでも見やすい位置で。
シンデレラ城の前でしたけど、思ったよりきれいに見えました。
ランドホテルではシンデレラルーム
今回さぴこたちが宿泊したのはキャラクタールームであるシンデレラルームでした。
でも事前にシンデレラルームに宿泊することになるとは知らなかったのです。
というのも今回予約したのは外壁工事対象客室だったから!
ランドホテルでは現在キャラクタールームが外壁工事中で、キャラクタールームのどこになるのか当日までわからないのですが、その分通常よりお手頃価格で宿泊することができるのです。
外壁工事対象客室は午前10時から午後6時まで外壁工事中となるのですが、今回はランドの閉園時間である午後7時以降まではお部屋に入ることもなく、早朝にはチェックアウトの予定だったので問題ありませんでした。
いつもは狭いホテルに泊まっていたので、2部屋もあるシンデレラルームにはちょっと戸惑ってしまいましたよ。
テレビも各部屋1台づつありましたし。
持ち帰ることのできるアメニティは35周年記念のもので、子供は大喜び!
いつものホテルと比べるとあまりにも豪華で子供は興奮しすぎてよく眠れなかったようです。
2日目はディズニーシーへ
2日目は早朝からディズニーシーへ向かうために、ホテルの目の前にあるディズニーリゾートラインの駅へ。
朝食は前日夜にディズニーランドホテル内のコンビニで購入してあったものを食べました。
前日に受け取ったディズニーリゾートラインの2DAYPASSがやっと活躍します。
ハッピー15エントリー
開演前のディズニーシーへ到着後はハッピー15エントリーの列へ。
ディズニーホテル宿泊のメリットの1つはなんといってもこのハッピー15エントリーでしょう。
このチケットがあれば開演の15分前に入園できます。
さぴこたちは15分前に入園はしたものの、その後は電動車イスをレンタルしたり荷物をコインロッカーに入れたりしていたので、トイストーリーマニア!の前に着いた頃にはちょうど一般の入園時間になっていました。
そのご10分もするとトイストーリーマニア!のファストパス待ちの列が遠く離れたマグダックスストアの近くまで伸びていてびっくり!
ゲストアシスタントカードの受付をしたあとはトイストーリーマニア!の前で時間になるのを待ち、3人で楽しみましたよ!
母はトイストーリーマニア!がかなり気に入ったようでした。
それにしてもハッピーエントリーのおかげでそれほど待たずにトイストーリーマニア!に乗れてよかったです。
トイストーリーマニア!の後はタートル・トークに行ったのですが、母はあの仕組みがどうしても不思議だったようで、ずっとあれはどうなっているのだろうとつぶやいていました。
ダッフィー大好きな母
これまで東京ディズニーシーやアウラニディズニーリゾートに行った時には必ずダッフィーグッズを母にお土産に買ってきていたのです。
というのも母がダッフィーグッズが大好きだから!
今回は自分の目でいろいろ見て選べるということで、一番楽しみにしていたのがグッズ選びでした。
まずグッズ選びの前にゲストアシスタントカードでグリーティングの受付をし待っている間に買い物することに。
ある程度は公式アプリで購入したのですが、ぬいぐるみバッチなどどうしても顔を選びたいというものはその場で購入したようです。
グリーティングは待ち時間が結構あったので、ちょっと早いお昼ご飯ということでショーを見ながら食事ができる「ケープコッド・クックオフ」に行きました。
お昼時は待ち時間が長いのですが、まだ早い時間だったのですぐに入ることができましたよ。
スイーツもとっても美味しかったです。
ダッフィーと三世代記念撮影
時間になったのでダッフィーに会える「ヴィレッジ・グリーティングプレイス」へ向かいました。
母はダッフィーを見て大喜び!
「ダッフィーちゃんに会いにきたのよ」と母が言ったらダッフィーがハグしてくれました。
高齢者とのディズニーリゾートは意外とグリーティングが喜ばれるのかもしれませんね。
さぴこと子供、そして母とダッフィーで撮った写真は今回の旅行のとってもよい思い出になりました。
ディズニーシー内の移動距離を短縮するために
ケープコッドからポートディスカバリーへ向かいニモ&フレンズシーライダーを楽しんだ後はアラビアンコーストに向かいマジックランプシアターとシンドバッド・スプリングヴォヤッジへ。
マジックランプシアター内で電動車イスのバッテリーが切れそうになったので、キャストの方にお願いしたらすぐに充電済みバッテリーに交換してくれました。
その後はマーメードラグーンに移動し、マーメードラグーンシアターでミュージカルを堪能!
あのアリエルの動きには母も驚き、一生懸命手を振っていましたよ。
マーメードラグーンシアターは車椅子のまま見ることができるのでおすすめなのですが、入り口からはちょっと遠い場所にあります。
今回はマーメードラグーンからの帰りに利用したのですが、ディズニーシー・トランジットスチーマーラインです。
このディズニーシー・トランジットスチーマーラインのロストリバーデルタの乗り場から船にのるとあっと今にメディテレーニアンハーバーにつくのです。
ちなみにこの船は車椅子のまま乗船が可能なので、降りて乗り換える必要もありません。
トランジットスチーマーラインを使えばメディテレーニアンハーバーからロストリバーデルタへも向かうことができますから、車椅子移動の場合は積極的に利用した方が便利ですね。
さぴこたちが行った日はたまたま休止中で使えなかったのですが、ポートディスカバリーとアメリカンウォーターフロントの移動に利用できる鉄道のエレクトリックレールウェイもあります。
高齢者を連れての移動は少しでも負担を少なくしたいものですから、こういった乗り物を積極的に利用しましょうね。
夕食はザンビーニブラザーズリストランテで
高齢者と一緒の食事は和食がよいかなと思いますが、ディズニーシー内で和食を食べることができるレストラン櫻は基本的に事前予約が必要です。
予約をするということはその時間までにレストランに行かなければならないということなので、時間に制限が発生してしまいます。
幸い母はパスタ料理も好きなので、帰りのリムジンバスを予約しているホテルミラコスタからも近いザンビーニブラザーズリストランテで食事をしました。
母と子供はスパゲティボロネーゼとドリンクを、さぴこはドリンク付きのスペシャルセットで夕食。
このお店は注文してからお料理が出てくるまでが本当にあっという間なので、我が家のお気に入り!
ディズニーシーではここでお昼か夜を食べることが多いです。
パーク内は電動車イスがおすすめです
今回アップダウンの多い東京ディズニーシーで大活躍してくれたのがこの電動車イス。
押す人のためのパワーアシスト機能がついていて、特に坂道では電動であるかないかは大きな差があります。
電動車イスのほかに電動カートもあるのですが、電動カートではアトラクションなどでそのままスタンバイの列にはいることもできないので、今回は電動車イスを借りて本当によかったです。
正直、普通の車イスならここまで回れなかったかもしれません。
なお電動車イスや電動カートは数に限りがあるため、できる限り早い時間帯にレンタルしておいた方が良いと思います。
また電動車イスはバッテリーが切れることがあり、レンタル時にバッテリー交換ができる場所に丸をつけたマップを車イス後ろのポケットに入れてもらえますので、バッテリーの残りが少なくなったらチェックするようにしましょうね。
電動車イスのデメリットとしては手すりの所に物を一切かけることができないということ。
あと水に弱いので雨の日の使用の場合は少々面倒かもしれません。
でも前日使っていた普通の車イスと比べるとかなり楽というか電動じゃなきゃディズニーシーは回れないというほどでしたから、悩んでいる方がいらっしゃいましたら迷わず電動車イスをおすすめします。
ただ電動車イスはご自身で車イスを動かす場合は重くなり、電動部分はあくまでも介助者が押すことを前提としていますのでご注意ください。
おわりに
というわけで夜までの丸2日間、82歳の母と10歳の子供、そして47歳のさぴこ3人でディズニーリゾートを満喫することができました。
もし車イスが必要な方とのディズニーリゾート旅行に迷いがある方にこのブログが少しでも参考になってくれれば幸いです。
高齢者との旅行はまず計画と時間に余裕を持った行動が大事だな、というのが今回の感想です。
予算がたくさんあればもっと快適に過ごすこともできるかと思いますが、今回のさぴこたちのように少ない予算でもこれだけ楽しめます。
ちなみに今回の旅行費用ですが、飛行機代は一人2万円、ホテルも一人あたり1万2千円弱!
そのほかパークチケット代やリムジンバス代はかかりますけど、ディズニーランドホテルに宿泊した旅行としてはかなり破格な価格で行くことができました。
そしてなにより東京ディズニーリゾートは身体に心配のあるゲストへの対応が素晴らしく、家族みんな安心して楽しむことができたのです。
もし高齢のご両親とのディズニーリゾート旅行を迷っていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、楽しい思い出作りにぜひ旅行を計画されてみてはいかがでしょうか。
この写真は家族の宝物になりました。
さて、今回はすっかり長くなってしまいましたがそろそろこの辺で終わります。
それでは!!