お盆を前にして北海道各地では盆踊りを行う町内会も多い週末。
今日は子供の盆踊りに参加してきましたよ。
年々盆踊りの開催が少なくなっていてちょっと寂しい感じがしますけど、子供が減ってきているのでしかたがないのでしょうかね。
北海道の盆踊り
北海道の盆踊りは基本的に2部構成になっています。
第一部は子供盆踊り、第二部は大人の盆踊りと分かれているのです。
北海道の盆踊りで使われる曲といえば子供は「子供盆おどり唄」で大人は「北海盆唄」と決まっており、そのほか地域特有のものがある場所もありますけど基本はこの2曲。
第一部はずーっと子供盆踊り唄が、第二部はずーっと北海盆唄がエンドレスで流れ続け、やぐらの上では同じ曲をエンドレスで叩き続ける太鼓の音が鳴り続けている感じ。
そして第一部の子供盆踊りが終わると子供たちはお菓子のご褒美をもらって、第二部に入るという流れです。
ずっとこれが全国共通の盆踊りというものなのだと思っていたのですが、実は違うということを知ったのは比較的最近のことだったりします。
子供のための盆踊り唄
子供のための盆踊り唄である「子供盆おどり唄」。
北海道で生まれ育った人ならおそらくみんなが知っているであろうこの曲が、実は北海道でしか使われていないということを知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみにその曲はこちら。
この時期限定ではありますが、北海道内でこれほど再生されている曲であるにもかかわらず、音源は現在カセットテープしかないという曲でもあります。
子供の頃は浴衣を着てやぐらのまわりに集まり、この曲で盆踊りを1時間ぐらい踊ってお菓子をもらって帰ってくるのが楽しみでした。
夏休みといえば8月7日の七夕でお菓子をもらい、盆踊りでお菓子をもらい、ラジオ体操最終日にもお菓子をもらうという、お菓子をもらえる機会が多いお休みでしたね。
あの頃はこの盆踊りの曲「子供盆おどり唄」は北海道だけでしか使われていないなんて思いもしませんでしたよ。
北海道以外で子供の盆踊りは何を踊るの?
北海道では子供は「子供盆踊り唄」を踊るのが普通で、それ以外を踊る機会はほとんどありませんでした。
じゃあ北海道以外の子供たちは一体何を踊るのでしょう。
たしかに今ならドラえもん音頭とかアンパンマン音頭とかありますけど、さぴこの子供の頃にはありませんでしたからね。
ただ北海道の盆踊りでは今でもやっぱり「子供盆踊り唄」ですけど。
そして盆踊りの後にお菓子をもらえないと聞いたことがあるのですが、これも本当なのでしょうか。
だとしたら北海道の盆踊りだけどうしてこうなったのかが気になります。
北海盆唄が踊れない
小さい頃は何度も踊った盆踊り。
今でも子供盆おどり唄では踊れますが、大人になってからは盆踊りに参加したことがないために北海盆唄は踊りがよくわかりません。
踊っているところは何度も見ているはずなのに、踊りがよくわからないのですよ。
子供盆おどり唄は曲を聞いただけで身体が動き出すほど覚えているというのに。
なんとなーく前の方のおどりを見ながら踊ってみたこともありますが、どうもしっくりこなくって。
いつかちゃんと踊れるようになってみたいなと思うのですけど、なかなかその機会がないまま…。
いつかは踊れるようになるでしょうかねぇ。
大通公園で北海盆踊り
札幌市内で一番規模の大きい盆踊り大会といえば何と言っても大通公園で開催される北海盆踊りでしょう。
最近では札幌市民だけでなく海外からの観光客の方の参加もふえているようです。
第一回の開催は昭和29年と歴史のある北海盆踊り。
こちらもやはり子供の部である一部と大人の部である二部でわかれていて、子供盆踊り終了後はプレゼントが用意されていますよ。
今年の北海盆踊りは昨日からすでに開催されており、最終日は16日の金曜日です。
いつも行ってみようかなと思いつつなかなか行けないのですが、ビアガーデン最終日前にのぞきにいってみたいな。
おわりに
あの「子供盆おどり唄」、聞こえてくると自分が子供だったころにタイムスリップするような感じです。
もう終わるかな、と思ってもエンドレスで続くように思われるあの曲。
あの曲が終わったらお菓子をもらって帰るぞーって思っていた子供の頃が懐かしいなあ。
そしてその曲を踊る自分の子供の姿を見て、なんだかちょっとだけ不思議な感覚になりました。
この「子供盆おどり唄」、本当に北海道以外では使われていないのが不思議に思うほど北海道では普通にみんなが知っている曲なのですよ。
他の地域では子供の盆おどりがどんな感じなのか、とっても気になるさぴこでした。
それでは!!