1月2日の航空機事故で旅客機の乗員乗客全員が無事だったというニュースに喜んでいましたが、実はペット2匹が犠牲になっていたことを知りました。
さぴこも昔は犬を2匹飼っていたので、その期間の旅行にはいろいろと頭を悩ませたのを思い出します。
昔は今よりもずっとペットと一緒に行ける場所自体が少なく、ペットと一緒に泊まれる宿の本を毎年のように購入していました。
住んでいる場所が北海道ということもあり、飼っていた2匹の犬は北海道を出たことがありません。
旅行はいつも車で行ける場所ばかりでしたから。
でも当時東京などでペットと楽しめる施設ができ始めていて、うちの2匹も連れていきたいなと本気で思ったこともあります。
でも陸続きの場所ではないのでなかなか難しく、結局実現することはないままでした。
2匹の犬は14歳と16歳まで生きていたのですが、その期間に海外旅行に行ったりもしています。
その間は母に来てもらって犬達は自宅ですごしていました。
ペットホテルも考えたのですが、やっぱり犬にとってストレスになると思うとなかなか選択肢には入れられなかったのです。
何度も何度もお願いするわけにも行かなかったのでその間海外へは数回しかいけませんでしたけど。
あ、犬がいなくなった今はもう10年近く海外へ行ってないですけど、子供が生まれる前は夫婦で海外へ行くのが楽しみだったのです。
でも犬を飼い始めてからは本当に北海道内をぐるっと回りましたね。
犬と一緒に泊まれるホテルやペンションに泊まって道内各地の公園で犬を散歩させたりするという旅行だったので、行ける場所は限られてはいますが、犬が若いころは本当によく一緒に行きました。
飼っていたのがチワワだったということもあっていつもカバンの中に入って犬OKのとこならどこにでも連れて行っていたので、日本全国いろんなところに行ってみたいと考えたことも何度もあります。
飛行機の座席にケージを置けるなら離着陸時でも様子がわかって安心なのにと思ったことも。
なので今回のペットを人間と同じ座席でと希望されるかたの気持ちは本当によくわかります。
ですがダンナはかなりの猫アレルギー。
その時はいなくてもその前まで猫がいた同じ室内にいると目が腫れて結膜炎になってしまったりくしゃみと鼻水が止まらなかったり咳が出たりしてしまうのです。
ダンナの義実家で猫を預かっていたことがあるのですが、帰省時には猫を他の場所にうつしていたにもかかわらず、しかも義両親もかなり気をつけて掃除したりしていても症状が出てしまいましたから。
なので離婚でもしない限り私は猫と触れ合うことができないため、いつも他のかたの可愛い猫を写真で楽しむだけ…。
というわけでもし猫ちゃんが一緒のかたと同じ便の飛行機になってしまうとなかなか難しい状況になってしまいます。
まあおそらくペットと一緒に飛行機に乗れるようになった場合、日本の航空会社なら場所をある程度区切るなどの対策はとられるのでしょうけれども。
旅行だけでなく引っ越しなどでどうしてもペットを連れていかなければならないこともあると思いますから、いまのように貨物室のみというのもなかなか辛いものです。
もしも1日に1便または数日に1便のみをペットと一緒に利用できる座席がある便が設定されれば動物アレルギーのある人はその便を利用しないでしょうし、ある程度解決できるような気もします。
ペットと飛行機に乗る際に心配になる夏の暑さや冬の寒さも心配しなくてすみますし。
ただ今回の事故のような際、座席に乗っていたとしても一緒に避難することはできないというルールでなければ人命を優先することはできないかもしれません。
緊急避難の際には荷物を持ちだすことはできませんし、ペットに自主的に避難させることも難しいですから。
ペットを機内持ち込み可にするかと、今回のような事故での犠牲は同じ話にするべきではない、というのが私も考えです。
なのでもし私がどうしてもやむを得ない理由でペットを連れて飛行機を利用せざるを得ない状況になったとしたら、万一の時にはお別れになるかもしれないという覚悟の上での利用になることでしょう。
今回の事故で亡くなった2匹のペットの冥福をお祈りしつつ、こんな事故がもう起きないで欲しいと祈るさぴこなのでした。
それでは!!