先日、札幌市保健所から子供の名前宛に予防接種についてのお知らせが届きました。
子宮頸がんワクチンの案内です。
以前までの子宮頸がんワクチンの公費接種は2価または4価のワクチンのみで、世界的に主流で子宮頸がんの予防効果が高いと言われる9価ワクチンは定期接種の対象でした。
もちろん2価または4価のワクチンでも効果がないわけではありませんが、こちらは子宮頸がんの原因となるウイルスの約6割の型のみの効果しかなく、9価のワクチンでは約9割の型で効果があるということで、100%ではないにしてもかなりの確率で子宮頸がんを予防することが可能になります。
実は当初、海外から9価のガーダシル9というワクチンを輸入していて自費で接種することができる病院での接種を考えていたのですが、もしかしたら公費接種になるかもと先生に言われて待っていてよかった!!
今回公費で接種可能になったシルガード9はガーダシル9と同じものとのことですが、この9価のHPVワクチン、かなりお高いのです。
ガーダシル9は1度の接種で3万円以上で、2回なら約6万円以上、3回接種だと10万円近くになるという驚愕の価格でした。
現在のシルガード9も公費接種以外の場合は1回3万円弱します。
そういえば昔、今では公費接種になっているワクチンでも当時公費ではなかったものも多くあったのでワクチン代が結構かかって大変だったんです。
1歳からずっと保育園に通っていたので、できる限りワクチンで予防できるものはしておきたかったんですよね。
とりあえず15歳になる前に1回目の接種を受けられれば2回の接種で完了となるようなので、近々予約を取って接種してくる予定です。
子宮頸がんワクチンといえば以前健康被害のニュースがあり、その後は空白期間となっていました。
もちろんどんなワクチンでも健康被害が起こる可能性はありますが、そのリスクを考えても未接種が原因で子宮頸がんになってしまった時のリスクのほうが大きいというのが子供とさぴこの結論です。
絶対に使うことにはなって欲しくはないですが、万が一の際には予防接種健康被害救済制度もありますから。
それにしてもこの9価ワクチン、本来は公費対象年齢以外の女性や男性でも接種したほうが良いと言われていますが男性の場合は日本では現在適応外接種となってしまうので保証などが一切なくなってしまうのですよね。
さぴこの場合はもう50代に入ってしまったので予防効果は低いということもあり定期的な子宮頸がん検査をすることにしますが、お若い方にはぜひ接種をおすすめします。
私の叔母は子宮がんで亡くなっているので予防できるものなら予防しておいたほうが良いという考えです。
公費接種の対象年齢ではないかたはお財布がかなり痛いので迷われているかたも多いのかもしれませんけど。
最後に、この9価のHPVワクチンを迅速に公費接種にするべくご尽力された諸先生方に深く感謝したいと思います。
本当にありがとうございました。
それでは!!