単位が全然足りていない。
というかあの必修の授業ってもしかしてこれまで1回も出てないんじゃない?
ヤバい、このままじゃ留年しちゃうよ。
どうしてこうなった?
という夢で最悪の寝起きをしたので今日は気分がよくありません。
もう30年近くも前になるという大学生活では上記のような状況にはとりあえずなってはいないはずなのに、なんでこんな夢を見てしまったのでしょう。
夢の中ではかなり切羽詰まっていて、起きた後も心拍数が上がっていました。
思い当たるのは1つのニュースです。
大学生が大学で講義を受けられない状況
一時は休校していた小中学校、高校もほとんどの学校がすでに通常授業に戻っていますが、大学だけは未だにオンライン講義となっているところが多いようです。
たしかに大学の講義でソーシャルディスタンスといわれても人数的になかなか難しいですから。
人数が多いのでゼミや実習以外の講義はなかなか厳しいというのは理解できますが、一番お気の毒なのは今年入学した1年生でしょう。
オリエンテーションも例年とは異なっていたでしょうし、地方から大学進学のために引っ越しをしてきた子たちにとっては友人も知人もいないというケースも少なくないかもしれません。
私も大学進学で一人暮らしをはじめた頃はまだ友達も近くにいませんでしたし、そんな状況が半年近くも続いているという状況を考えるとお気の毒すぎです。
今年はコロナで大変じゃない人はいないという状況であるとはいえ、自宅近くから通える大学に進学した人と遠方で一人暮らしをはじめた学生とでは、比べるのが気の毒なほど一人暮らしの学生はメンタル的に心細いのではないかと思います。
そしてなによりせっかく入った大学に行けないという状況に、一体何のために頑張ってきたのかと思う人も多いことでしょう。
大学生活で得たもの
大学生活で得たものって、私の場合は大学で学んで得られたものよりもそれ以外のものの方が大きかった気がします。
アルバイトやサークル活動もそうですし、一人暮らしでしたから生活全般を自分で行うことやなにより友人たちとの時間が与えてくれたものが大きかったですね。
友人たちのおかげで助かった単位もあったりと、今思えば大学でもっとちゃんと勉強しておけばよかったなと思うこともありますけど。
でも50歳目前の今、大学で学んだことで役に立っていることはほとんどありません。
じゃあ何のために大学にいったのかなと思うこともありますが、入学当時はまだまだバブル期で夢も希望もあったので当時はそれはそれで意味があったのだと思います。
私が大学4年の時はバブルがすっかり弾けてしまっていて、しかも前年度までの大量採用の後ということでなかなか厳しい状況ではありましたけど。
今年の大学4年生もなんでよりによって今年なんだろうってきっと思っていらっしゃることでしょう。
子供の時代はどうなるのか
子供は今年小学6年生。
来年は中学生なので漠然とでも本格的に将来的なことを考えなければならないお年頃になっていきます。
昭和の時代のように勉強が出来てある程度の大学を卒業しておけば大丈夫という時代は終わっていますので、子供が成人するときには何が最適解となっているか予想もつきません。
子供には将来の夢があるんだったらそれを目指せばいいし、なにもないならとりあえず選択肢を得るために勉強をしておいたほうがいいということしか言えないんですよ。
これからの時代、職業として生き残るといわれているものがどんどん少なくなっていますし、状況はどんどん変わっていくでしょうからね。
仮にいい大学を出ても新卒カードを使える期間はごくわずか。
子供には自分の力で生きていけるようになって欲しいので、いろんなことを経験していってくれたらなと思います。
おわりに
というわけでなんとも最悪な寝起きだったわけですが、あの大学生活からもう30年も経過するのだということにまたまた愕然としました。
それにしても大学がオンラインばかりなら放送大学でもいいじゃないかということになっちゃいますよね。
もしかしたらこれから日本でもオンライン大学へ移行していくのかもしれないなとも思うのですが、それって悪いことばかりではなくてメリットもたくさんあるのかもしれないと思います。
もちろん学部にもよりますが遠方に住んだまま希望の大学で学ぶことができるのであれば、日常は自宅で学んで定期的なスクーリングの時だけ学校に行くという方法も可能になりますよね。
未来の大学、もしかしたら校舎という有形物がなくなるかもしれません。
さて、今日は夕方でも気温が30度を超えていたので寝苦しい夜になりそうですが、今日はいい夢をみたいと思うさぴこなのでした。
それでは!!