香川県議会が「ゲームは1日60分」の条例の素案を出したというニュースを見ました。
この素案の内容はこんな感じ。
素案にはゲームの利用などについて、高校生以下の子どもを対象に1日あたり平日は60分、休日は90分に制限するとともに、夜間の利用は高校生は夜10時以降、小学生や幼児を含む中学生以下の子どもは夜9時以降、制限することが盛り込まれる
平日は1日60分ですか。
60分といえば1時間。
ゲームは1日1時間といえば
ゲームは1日1時間。
これって、さぴこの世代だとこの方を思い出してしまいます。
ファミコン世代なら知らない人はいないと思われる高橋名人の言葉です。
昔もゲームは悪者で、ゲームをするとバカになるとかよく言われたものでした。
外でも遊べない子供たち、何で遊べばいいの?
今は公園でも思い切り遊べなくなってしまった子供たち。
さぴこの近所の公園にも金網にボールをぶつけるなとか、ここはボール遊びは禁止ですと書かれているところを見かけます。
北海道の場合、もともと冬の間はなかなか公園で遊ぶのは難しいのですけど、思いっきり友達と遊べる場所が少なくなっているのは確かです。
じゃあ何で遊ぶ?となると室内でゲームとなるのが自然の流れでもありますね。
とはいえ親としてはある程度節度ある生活をしてもらいたいので、ゲームばっかりしているという状況もあまり好ましいとはいえません。
でも、現在はある程度は黙認している家庭がほとんどではないかと思います。
親だってゲームしている人が多くなりましたからね。
じゃあどのくらいを目安にしたらいいのだろう
今回の素案では平日60分、休日90分と書かれていましたが、さぴこの子供が通う学校でもほぼ同じような指導をされています。
でも長期休みのときはちょっと長く設定してあげたくなりますよね。
というわけでお正月三が日は無制限にし、それ以外の日についてSwitchに関してはみまもりSwitchで最大1時間30分、スマホはスクリーンタイムの設定で動画視聴は最大1時間とアプリの使用は最大1時間としました。
ただこれはあくまでも目安でSwitchはしないから動画が見たいといえばその分時間を増やしたりと流動的にしていますよ。
目安としてはスマホやゲーム機については長期休み中は一日最大3時間30分ということですけど、これってちょっと長すぎるのかもしれないとは思います。
お正月の三が日はマイクラをずーっとしていた子供。
あまりに長い時間やっていたためか手が痛くなったと言っていたので、その後は自分からおやすみしていました。
ちなみに長期休み以外の場合はゲーム機とスマホの利用時間を合わせて平日1日最大1時間30分と決めています。
ただどうしてもやりたかったゲームが発売されてすぐの週末などはいつもより長い時間やりたいだろうなと思うので、そのときは応相談ということで。
これでも学校からの指定時間よりは長いので子供は満足しているみたいですよ。
それに毎日最大時間まで遊ぶことはほとんどありませんから、自分でも時間の使い方を考えてはいるのでしょう。
ゲームの時間まで条例で決めるの?
ゲーム機の使用時間については子供とちゃんと話し合いをしました。
もしゲームが大好きでゲームを極めて何らかの形でゲームを職業にするつもりなら、勉強なんてしなくてもいいから好きなだけゲームをしたらいいし、そのつもりでないならバランスを考えてやらなければならないことをやってからゲームをしなさいと伝えています。
極めるつもりならゲームを一日中してもいい、と言われるとそれはそれで不安にもなるようで、さすがに考えたみたいです。
こういうことって各家庭で決めれば良いことであって、条例で決めるようなことなのかなとも思うのですけど、最近は親自体が問題を抱えているケースもあるらしいのでなかなか難しいのでしょう。
子供の友達には両親は家ではずっとスマホを見ているといっている子もいますし。
だったらいい機会として親も子もある程度流動的なルールを決めるのもいいのかもしれませんね。
その話をするためのきっかけとしては今回の香川県の条例も役に立つのかも。
おわりに
今は暇な時間がない時代だなと思います。
動画もゲームもお金をかけずに楽しめる時代で、暇をしている暇はないですからね。
本だって無料で読めるものもたくさんありますし、さぴこが子供だった時代と比べるとお金をかけなくても楽しめるコンテンツの量は膨大になっています。
でもだからこそ難しい問題もたくさん出てきた、ということなのでしょう。
今一番大切なのは自分をコントロールするための能力なのかもしれません。
自分をコントロールするって結構むずかしいなぁ。
それでは!!