今日は最高気温が29度と夏が帰ってきたような暑さの札幌。
蒸し蒸しとした暑い1日に本来なら考えたくもない、石油ストーブの話をしたいと思います。
我が家で使っているFF式石油ストーブが購入してからもう6年になるので、今年はそろそろ分解整備をお願いしないといけないと思い、いつもお願いしている販売店に電話をしてみました。
いつもなら3年〜4年に1度は石油ストーブの分解掃除をお願いしていたのですが、現在使っているコロナのスペースネオにかえてから特に変わったことや気になることもなかったのでずっと分解掃除をするのを忘れていたのです。
今からだと早くて10月末?
本当はお盆前に電話しようと思っていたのですがすっかり忘れていたんです。
子供の夏休みも終わり、やっと家のこともいろいろできるようになったからと今日電話してみたら、帰ってきた答えに驚愕。
「今からの受付ですと早くても10月末になってしまいますので、今シーズンは間に合わない状況です。もし特に不具合等が出ていないようであれば来シーズンにされることをおすすめします。」
え?
2ヶ月以上かかるの?
去年なんて10月20日にはもう雪が積もっていたのに。
・・・。
絶句していたら、電話の向こうのお姉さんが、
「すでに今シーズンのお申し込みを多数いただいておりまして、8月に入ってからお問い合わせいただいたお客様にはこのようにご案内しております。」
とのこと。
この販売店とはもう20年近くのお付き合いで買い替えも整備も灯油も電気も全てお願いしています。
というわけで来シーズンにお願いする旨を伝え、電話を終えました。
今年は6月も寒い日があったりで、なかなかタイミングが難しかったとはいえ、7月中に電話していなかった私のせいだなぁ、とがっかり。
石油ストーブにコロナサービスセンターのシールを発見
今年の春、ストーブを使っていた際に燃焼部分は問題ないもののボタンスイッチの1つに深く押さないとなかなか反応しないものが出てきました。
本当は分解掃除をお願いしたときにそちらも点検してもらおうと思っていたのです。
ため息をつきながらストーブを見ていると、ちょうどストーブの上の排気口近くのところに点検についての案内がかかれているシールがはってあり、そこにコロナのサービスセンターの電話番号が書かれていました。
分解掃除はともかく、このスイッチ部分だけでも見てもらえるかをコロナのサービスセンターへ問い合わせをしてみることにしました。
すると・・・。
「分解掃除はこちらでも承っております。現在ですと最短で25日のお引き取り、その後2〜3週間でのお引き渡しとなります。スイッチ部分については分解掃除と同時に行いますと余分な費用が発生いたしませんが。」
え?
コロナのサービスセンターなら間に合うの?
お使いの石油ストーブの会社がコロナで、分解掃除をお考えの方!
まだコロナのサービスセンターなら今シーズン間に合いますよ。
今からだと9月中旬には間に合うそうなので、急に寒くなっても大丈夫そうです。
お値段もいつもの販売店にお願いした時とほとんど一緒でした。
北海道で石油ストーブは大事な冬の命綱
電気やガスの暖房もありますが、寒冷地ではやはり今でも主流は石油ストーブです。
状況によっては半年以上使うこともある石油ストーブ、これが真冬に故障すると大変なことになります。
貸し出し用のストーブを貸してくれるところもありますけど、なにしろ冬になるとストーブの故障も増えるわけですから、今分解掃除に2ヶ月もかかると言われることを考えるとどのような状況になるか、予想できると思います。
エアコン工事だってすぐにはしてもらえませんよね。
ストーブの工事も予約でいっぱいですぐにきてもらえないことの方が多いのです。
なのでシーズンオフには点検が必須!
エアコンの場合は扇風機などでもまだしのげるかもしれませんけど、真冬の北海道の家でストーブがないまま2日もいたら、家中の水道管が凍ってしまいます。
夏の冷蔵庫の故障と並んで考えたくないのが真冬のストーブの故障、です。
今年分解掃除に出せることになってホッとしました。
FF式石油ストーブの分解掃除のお値段
通常FF式石油ストーブの分解掃除は2〜3年で1度行うのが望ましいとされています。
そのお値段はストーブの種類によって変わってくるのですが、以前我が家で使用していたコロナのツインヒーターというストーブ機能のボイラー機能がついているストーブは分解掃除だけで5万円以上しました。
今回は電話で使用している機種の分解整備は税別で2万円台と案内をされましたが、消費税や部品代を入れるとおそらく3万円に近い額になりそうだなと思っています。
相場としても通常一軒家で使う大型のFF式石油ストーブは3万円弱のところが多いので妥当なところではありますが、メンテナンスコストが結構かかるのが難点です。
ただやはり石油ストーブは暖かいので、寒冷地の1軒家ならほぼ1択かと。
一時オール電化も増えましたが、その後電気代が高額になったためにオール電化の中古住宅がたくさん売りに出たこともあります。
以前知人の家ではオール電化で月に6万円を超えたと嘆いていたことも・・・。
それを考えると分解掃除は2、3年の1度のことですし、ある程度の出費は仕方がないかな。
おわりに
北海道でも最近はエアコンをつけている家がかなり多くなりました。
最近建った新しい賃貸住宅の多くもエアコン完備になっています。
北海道、冬は冬でパワーのあるストーブが必要で、夏は夏でエアコンが必要という、どちらも用意しなくてはいけない少々辛い地域でもありますね。
そして8月からストーブのことを考えなければならないというのも少々切ないものがあります。
FF式石油ストーブってなに?と疑問に思われた方、以前このブログで書きましたので気になる方はこちらからどうぞ。
今年はできるだけストーブの本格的な出番が遅くなってほしいと願っているさぴこなのでした。
それでは!!