今日美瑛から旭川へ抜ける道で、スピード違反で捕まりました。
出ていた速度は60キロ。
40キロのところだったので20キロオーバーとのことでした。
警察官の方の話ではその道は200メートル弱前までは60キロの区間。
真っ直ぐの一本道。
40キロ制限の標識に変わっていたのに気が付きませんでした。
なぜ警察に止められたかわからない
止められたのは市街地の入り口。
前の車との車間も一定を保っていたし、シートベルトもしているし。
しかも呼ばれていった先には順調待ちの車が多数。
なにか事件でもあった?
と思ったら速度超過とのこと。
え?
先頭を走っていたわけでもなく、前にいる車と車間を保って走っていたのに?
という感じ。
取り締まりのための取り締まり
捕まる10分程前、反対車線を猛スピードで走ってくるカウンタックが4台通り過ぎていったばかりでした。
確かに田舎道でしたが、ずいぶん飛ばすなぁと思っていた直後のことだったので、まさか車の流れにそって走っている自分の車が速度超過になるとは考えもしなかったのです。
どんどん、ほとんどが札幌ナンバーの車が吸い込まれるように止められていきました。
なぜ私の車と一定の車間を開けて走っていたはずの前を走っていた旭川ナンバーの車は捕まらなかったのでしょう。
そして市街地に入ってからならともかく、田舎道の、なぜ速度が変わってすぐのところで速度取り締まりをするのか。
市街地の人が通って危ない場所ではなく、2分に1台超というペースで、取り締まりができる点数稼ぎの場所を選ぶ必要があるのか。
ベルトコンベヤー式に捕まった人達の行列を見て、これは「ありがとうございます」を言わないだけでお客をキャッチしてくるのとあまり変わらないように思いました。
交通事故の防止に資する取り締まりではなく、取り締まりのための取り締まり、としか思えません。
後ろのお姉さんは55キロで15キロオーバー
後ろのお姉さんも最初まったく意味がわからないようでした。
そのお姉さんも、200メートル前までは60キロだった所を55キロで走ってしまったために捕まってしまいました。
北海道の田舎の道路を運転したことがあるとわかると思いますが、市街地以外の場所を50キロ未満で走っていたら後ろから殺気を感じます。
通常市街地でも人がいないような場所では50〜60キロくらいで走行するのが車の流れです。
その場所、人ひとり通っていませんでした。
200メートル前まで60キロの標識があった所ですよ。
車の運転をされている方ならわかると思いますが、車の流れがあってそれに沿って運転していただけで、危険運転なんてしていないしそうにもない人ばかりが集められているわけです。
そういうねずみ捕りポイントはたくさん存在する
警察が点数集めをする時期にねずみ捕りをする場所というのは各地にあります。
どこも気をつけなければならない場所ではなく、捕まえやすい場所で、今回のように制限速度が変わる場所、市街地でもないのに制限速度が40キロの所、車も人通りも少なくてスピードが出やすい場所や、坂の下の方で待ち構えていたりと様々です。
そして地元の人はおおよその場所をわかっていて、取り締まりの時期にはそこだけピンポイントで気をつけたりしています。
なので地元ではない人が多く捕まる、そういう構図になっています。
で、取り締まりの期間は決まってレジャーの時期。
10分で6台捕まるっておかしくないですか?
そしてそれを見越して複数の席が用意され、順番待ちのようになっているこの異常な状況。
ここまでくるとただの検挙数稼ぎにしか思えません。
周りの人達の反応を見ても皆キツネにつままれたような顔をしているんですから。
普通、スピード違反で捕まった時って自覚ありますよね。
そこにいる誰もがなんで?って感じなんです。
多分もう少し市街地よりだったら、きっとスピードを落としていたであろう場所でしたから。
そして警察官全員が対応の為にその場を離れたとたん、すごいスピードの車がどんどん走り抜けていっているという事実。
多分今日1日でかなりの反則金が集まったことでしょう。
あのペースだと1時間で36台以上かな。
私の前にいた車はなぜ捕まらないの?
一定の車間を開けて運転していたので、前の車も同じ位出ていたはずです。
調書の際も、私が車の流れそって運転していたというのは警察も認めてくれました。
じゃあ前の車は?と聞くと若干車間が詰まったように見えたのでとのこと。
は?
若干車間が詰まった程度なら私が60キロだというなら55キロは確実に超えていたのでは?
後ろのお姉さんなんて55キロで15キロオーバーの切符を切られてるんですよ。
行列を作っている車がみな札幌ナンバーだったのも偶然なんでしょうけど。
警察官もお気の毒
警察官もノルマのあるセールスマンと変わりませんから、少々気の毒です。
点数稼ぎとはいえ、多分こんなところでねずみ捕りはしたくないでしょう。
本当はもっと警察らしい仕事をしたいのではと思います。
「こういう場所で取り締まりをすると結果的に気をつける人が増えて事故が減るんです。」
でも本当に気をつけてほしいなら危ないポイントに常に警察の方が立っていてくれるだけで違うとおもうのですが。
取り締まりをした警察官ご本人も、普通に走っているだけで捕まってもおかしくない場所であることを暗に認めていらっしゃいましたけれどもね。
ホームページなんかで取り締まり強化期間って書いてあり、そういう時なんで運が悪かったから今度調べてみてねというようなことも言われました。
多分、その期間は変な場所でも取り締まりをしてるから気をつけて、ということなんでしょう。
期間にかかわらず、本人はいつも安全運転のつもりでしたので本当に釈然としませんでした。
交通取締指数というノルマはなくすべき
そもそもノルマがあるのっておかしいことだと思うのです。
そういうノルマを作って、実態とは離れた検挙ポイントで小銭を稼ぎ、警察OBの懐に入るようにしているという「反則金利権」をうたがわれても仕方ないのでは?
もっと取り締まらなければならない場所や人がいるのに、みんなが誤解するような場所にわざわざワナを仕掛けている意味がわかりません。
少なくとも旭川警察は、今日1日あの場所でかなりの反則金を得たのは紛れも無い事実です。
法定速度60キロの場所で20キロオーバーのキップをきるのは難しくても、制限速度40キロのところで20キロオーバーのキップをきるのは簡単ですから。
でも同じ20キロオーバー、反則金は一緒ですが60キロと80キロではその重みは全く違うと思います。
そして本来ならば80キロ出している20キロオーバーの違反者をどうにかすることを考えるべきではないでしょうか。
ノルマとしては60キロだろうが80キロだろうが同じ1件になりますけどね。
なにはともあれ違反は違反
とはいえ違反は違反ですから、運転には今まで以上に気をつけます。
25年近く運転してきて、いままで無事故無違反できましたが、これからも一層安全運転をしていきたいと思います。
でも今回のことで、自分が安全運転をしているつもりでも違反になることはあるのだと、いうことがよくわかりました。
例えば走り慣れない道を走る時、車の流れだけではなく、あたりまえのことですなちゃんと標識を確認するとかですかね。
おわりに
というわけでほぼ愚痴のブログになってしまいました。
人一倍安全運転には気をつけているつもりだったのでモヤモヤは晴れませんが、走り慣れない道は今まで以上に気をつけます。
前の車について走ってしまったのが悪かったのでしょう。
ちなみに帰ってきてから調べたところ、捕まった場所はかなり有名なネズミ取りポイントだそうです。
15000円の高い勉強代を支払いました。
違反は違反です。
反省はします。
でもそのやり方が汚いとは思います。
本当に交通安全を考えているというなら一般道の法定速度60キロの区間で20キロ超で走行する人や、スクールゾーンなどでもスピードを落とさないドライバー対策に力を入れてもらいたいです。
まあ確実に捕まえられる場所で待っていた方が楽ですよね。
取り締まりのための取り締まりですから。
ただ明らかに違反は違反ですし、それを受け入れているつもりではいるのですが、上の文章だけを見ると違反を棚に上げて、ただ怒っている人に見えちゃいますね。
実はさぴこの親戚には交通課ではありませんが警察関係の者が多く、いつもいろいろと話を聞いていたのもあって、こういった話になってしまったということもあります。
でもこのタイミングで愚痴とは何を書いても説得力はないですから、もしこの記事をご覧になって気分を害された方がいらっしゃったらお詫びします。
ごめんなさい。
車を運転される方、秋の交通安全運動とか春の交通安全運動とか、お盆やゴールデンウィークや期末は特に気をつけた方が良さそうです。
スピード違反だけでなく車間距離が短いとか、一時停止の時間が短いとか、シートベルトなどなどいろんなところにポイントがあるそうです。
まずはなにより安全運転、ですね。
というわけで愚痴にお付き合いいただきありがとうございました。