伯父が亡くなりました。
北海道の地方都市に住んでいた伯父は子供もいなかったため伯母と2人暮らしをしていましたが、今年に入って急に体調を崩して以来ずっと入院生活を送っていました。
このコロナ騒ぎで親族は誰も面会もできないまま。
北海道内なので遠くても飛行機等の移動手段を使わずに行ける場所ではありますが、感染拡大中の札幌から80を過ぎた母を連れていくことはやはり難しいと考え、供花と御香典を送ることにしたのです。
今は札幌からの訪問を不快に思う方もいらっしゃるかもしれないですから。
そして何より母が兄との最後のお別れで自分もお別れになるようなことだけは避けたいと言って不安を感じているので、確かにその通りだということになりました。
葬儀も質素に
伯父の現役時代は行政に携わるような仕事をしていたため、お付き合いのあった方はかなりたくさんいました。
おそらくこんな状況でなければ大きな葬儀場で葬儀を行うことになっていたと思います。
ですが今は多くの人を集めるようなことはできませんので、お悔やみ欄等への掲載も避けて、小さな会場でごくわずかの人数で密葬のような葬儀を行うことにしたそうです。
誰もお見舞いに行けない状況での入院生活の後、大々的な葬儀も行うこともできずひっそりと見送られることになろうとは本人も思ってもいなかったことでしょう。
伯父は半年前に車を買い替えたばかりで周りの人が心配していたのですが、結局その車をほとんど運転することなく旅立ちました。
ちょうど1年近く前に伯父のことをこのブログでも書いていたのですね。
あの頃はまだ車を運転していたのに、と思い出してしまいます。
おわりに
2月から世界が一変してしまったようなこの世の中。
父の十三回忌法要も中止になりました。
それにしても今回の伯父の件はなんというタイミングで…と考えてしまいますが、これもまた運命なのだと受け入れるしかありませんね。
今日という日を後悔しないよう、悔いのない生き方を改めて考えようと思った1日でした。
それでは。