最近札幌市内の観光地に行くことが多かった我が家。
お土産物屋さんも併設されているところが多く、地元民でも北海道限定お菓子を購入する姿が!
というわけで、生粋の道産子であるさぴこも購入する北海道限定の定番お菓子の中で、Amazonでも購入可能なものを選んでみました。
1.六花亭の十勝日誌
六花亭の十勝日誌は昔から帰省の手土産や、お供え物として親戚の含めてよく利用していたお菓子です。
本型の箱に六花亭のおすすめお菓子がぎっしりと詰まっていて、私が子供の頃に祖母の家に子供が集まった時などは誰がどれを食べるかでじゃんけんをした記憶が残っています。
そういえば昔とは中のお菓子のラインナップがずいぶんと変わっているような気がしますね。
おふたりでとか雪やこんこ、キャラメルは入ってなかったはず。
この十勝日誌の箱ですが、先日北海道博物館でも見てきた松浦武四郎が編集した紀行文23冊のうちの1冊の「十勝日誌」が元になっているのです。
なんでも「十勝日誌」の原本から表紙などを複製したそうですよ。
十勝日誌には大、中、小の3サイズあり、こちらの写真は中サイズのもので31個入り。
今の中身はおなじみのマルセイバターサンド、チョコマロン、霜だたみ、いつか来た道、大平原、ひとつ鍋(小倉餡、こし餡、白餡)、百歳、玉がしわ、マルセイキャラメル、おふた りで(抹茶・モカ)、白樺羊羹(こし餡)、ストロベリーチョコ(ホワイト)袋入、雪やこんこ、マルセイビスケット、リッチランド、チョコレート(ホワイ ト)、畑の大地ひろびろ、花の大地ひろびろが入っているそうです。
マルセイバターサンドはど定番ですが、この中だとひとつ鍋のこし餡や百歳(ももとせ)は単品でもよく買います。
百歳(ももとせ)は好みが分かれるのか、いつも親戚の中ではあまり人気がなかったので選び放題でしたが、とっても美味しいです。
単品の写真を探しましたがAmazonでは取扱していないようで見つからず…。
ひとつ鍋は鍋の形のもなかにつまった美味しい十勝の小豆を使った餡の中に、小さなお餅が入っています。
このひとつ鍋という名前の由来は、十勝開拓の祖である依田勉三翁が開拓当時よんだ句の「開墾のはじめは豚とひとつ鍋」からきているそうです。
6個入り場合は小倉餡、こし餡、白餡が2個づつですが、私はいつもこし餡を単品で購入します。
和菓子から洋菓子まで入っている十勝日誌、箱も素敵なので敬老の日のプレゼントにも使えそうですね。
六花亭番外編
その他にもこんなお菓子もおすすめです。
こちらも昔からの定番商品「リッチランド」。
このリッチランド、サイロの形をしたチーズサブレなんですが、六花亭のある帯広の子供達の詩が袋にプリントされているのです。
いろんな詩があるので、食べる際に児童詩を読む楽しみもあります!
うちの子供が小さいときから好きなのがこの「めんこい大平原」。
大平原は昔から販売されているバターたっぷりのマドレーヌですが、こちらはその大平原を一口サイズにしたもの。
めんこい、は北海道弁でかわいいという意味です。
子供にはこのサイズが食べやすいらしく、六花亭の前を通ると子供に「買ってー」とせがまれます。
2.クルマロチョコ
ROYCE'(ロイズ) クルミとマシュマロがたっぷり詰まった ロイズ クルマロチョコ ミルク
このお菓子はかなり危険なんです。
絶対、止まらなくなります。
ロイズのチョコレートの美味しさは評判通りですが、このチョコにくるみとマシュマロが絶妙な比率で入っているのです。
しかもこちら切って食べるのですが、もう一切れ、もう一切れとかしているうちにあっという間になくなってしまうという恐ろしい食べ物。
カリッとしたくるみの食感にもちふわなマシュマロの食感にまとわりつくようなミルクチョコレートの味がもう何とも…。
カロリーオーバーの恐怖をも忘れさせる味です。
プチクルマロも入ったこちらのセットもおすすめ!
【ROYCE】 ロイズの人気商品たっぷり詰合せ ロイズコレクション
プチクルマロは丸い形のクルマロが個別包装になっているもので、食べ過ぎなくて済むかもしれないです。
でも個人的には好きな厚さに切って食べるあのクルマロが大好き。
3.白い恋人
狸小路商店街ですれ違う中国からの観光の方々がこの「白い恋人」の大きな紙袋をいくつも手に持って歩く姿をよく見かけます。
似たようなお菓子は数あれど、やっぱり白い恋人はちょっと違う!
クッキー部分とホワイトチョコレートの相性が絶妙です。
札幌市民用に簡易包装で少しお得に買える白い恋人を出してくれないかなぁと思ってしまうほど。
白い恋人の石屋製菓は最近キャンディラボなど新しい商品を出していますが、やっぱり白い恋人が一番かな。
4.トラピストクッキー
函館にある男子修道院「トラピスト修道院」で作られたクッキー。
これも危険なお菓子です。
昭和11年に誕生したというこのトラピストクッキーは、父の実家が函館だったこともあり、小さな頃から大好きなクッキーでした。
トラピストバターってご存知でしょうか?
こちらは有塩の発酵バターで、明治36年に出来たと言う歴史の古い一品。
中世から続くフランスのシトー会修道院の伝統製法によって作られているというこのバター、お値段はなかなかのものですがとっても美味しいバターなのです。
このバターをたっぷりと使って作られているトラピストクッキーは、1包装3枚入りですが、軽い食感でさくさくしているので気がついたら3枚は一瞬でなくなってしまいます。
うちの子供も大好きで、家の中に置いておくとあっという間になくなってしまうため、たまにしか購入しないようにしています。
パッケージも素朴で、昔と変わらないですが、定番の美味しさです。
5.三方六
こちらも北海道のスイーツとしては有名な柳月の「三方六」。
三方六はいろんな味がありますけど、やっぱり定番の方が私は好きかな。
最近はこちらを買うことの方が多いです。
こちらは既に食べやすい大きさにカットされて個別包装されているので、会社などへのお土産にもいいかもしれないですね。
昔はのこぎり型のナイフが入っていた三方六ですが今は食べやすい大きさにカットされています。
切って食べるのも楽しかったんですけど、ぼろぼろと汚さなくて済むのは便利。
この小割も子供が好きなんです。
6.蔵生
旭川のThe・Sun蔵人(さんくろうど)というお菓子屋さんの「蔵生」というサブレ。
これは私の母と子供がハマりました。
私の母はこちらの白い方。
子供は黒い方です。
このサブレ、柔らかいんですよ。
もっちりという感じ。
そしてかなり甘い!
でもクセになるサブレです。
7.き花
こちらも旭川のお菓子、壺屋総本店の「き花」です。
アーモンドガレットとホワイトチョコレートが本当に素敵な組み合わせで絶妙なんです!
それほど甘みが強くないのも嬉しい。
札幌ドームでも北海道日本ハムファイターズのマスコットのB・Bがパッケージに書かれているき花が販売されています。
コンセプトとしては白い恋人に似た感じかもしれませんが、味は全く違いますよ!
もしかしたら白い恋人よりもき花の方が好みの方の方が多いかも…。
8.わかさいも
わかさいも本舗の「わかさいも」。
これを天ぷらにして揚げた「いもてん」も好きです。
ご存知の方も多いと思いますが、この「わかさいも」に芋は一切使われていません。
芋を使わずに芋らしい焼き芋を目指して作られたのがこの「わかさいも」なんですよね。
じゃあ原材料はなにかというと「わかさいも」の地元、洞爺湖周辺でとれた大福豆と芋の筋を表現するために細切り昆布だけです。
素朴な味なんですけど、美味しいんですよね。
すべて北海道産の材料にこだわって作られているお菓子です。
わかさいも本舗ではこんなクッキーも販売しています。
子供はこちらの方が美味しいと言っていました。
わかさいも本舗 チョコじゃがっキー 12枚 北海道じゃがいもクッキー
9.よいとまけ
苫小牧の三星を代表するお菓子がこの「よいとまけ」。
1953年から作られているという歴史あるお菓子です。
子供の頃からあって、昔はとても食べにくいお菓子として有名でした。
このよいとまけの周りにオブラートが巻いてあってそれがまた切りにくく、ジャムはべとべとするわ、断面はぐちゃぐちゃになるわ、というお菓子でしたが、今はきちんとカットされているので食べやすいです。
まあカットされてはいても食べる時にはどうしても手がベトベトしちゃうんですが。
ハスカップのジャムとカステラがいい感じになっていてとっても合います。
この「よいとまけ」という名称の由来ですが、こちらの歌とは関係ないみたいでした。
お菓子の「よいとまけ」は三星のある苫小牧に製紙工場が出来た際に原材料の丸太を上げ下ろす際のかけ声からきているのだそうです。
10.谷田の日本一きびだんご
栗山町にある谷田製菓の「きびだんご」です。
この谷田製菓は設立なんと大正2年。
100年を超えて道民に愛されている「きびだんご」を作り続けています。
こちらは今年の4月に行われた「くりやま老舗まつり」で谷田製菓に行った際に撮影したものです。
きびだんごの製造しているところを見学しましたが、恐ろしいほど手作業が多いイメージ!
昔ながらの作り方を守っている感じがします。
なじみ深いのはこの形のきびだんごですね。
もっちりしてとっても美味しいです。
その他にもこの谷田製菓では冬季限定で大甞飴という、四角い板状になっていて食べる際に割って食べる飴も製造しています。
大正天皇の大賞祭にちなみ大正4年に創製発売されたといいますから、こちらも歴史を感じますね。
ただかなり固くてかなり割りにくい飴なのですが、どんな形に割れるか楽しめるところも子供には面白いみたいですよ。
11.北菓楼 開拓おかき
これは、もうビールのおつまみに最高!
甘エビやいか、秋シャケなどいろんな味があるのですが私が好きなのはえりも昆布味。
パリパリの昆布がたまらない!
これはよくうちの母が買ってきてくれます。
よく試食があるのでついつい買ってしまうのだそう。
いろんなおかきがありますが、ここのおかきはかなりおすすめですよ。
12.夕張メロンピュアゼリー
ホリ 夕張メロンピュアゼリー 80g×12個入 ポスト投函 メール便
あ〜、これも大定番ですね。
お中元、お歳暮にも喜ばれる一品。
よくコンビニにも4つセット等が売っていて、子供に見つけられるとすぐカゴに入れられてしまいます。
日持ちもするので、お土産には最適かも。
いろんなメロンゼリーがありますが、やはりこのホリのが一番美味しいと思います。
13.ハスカップジュエリー
千歳のお菓子屋さんもりもとの「ハスカップジュエリー」です。
札幌市内のもりもとではおいしいパンや和菓子、洋菓子が多く販売されているのですが、このハスカップジュエリーはお土産としてかなりおすすめ!
甘酸っぱいハスカップジャムとクッキー、バタークリームとチョコレートがベストマッチなのです。
誕生は昭和53年。
長く愛されているお菓子です。
14.札幌農学校
純北海道産特製ミルククッキー【きのとや】札幌農学校(24枚入)
このクッキーもおすすめですよ!
いつもバーステーケーキなどを購入しているきのとやさんの「札幌農学校」というミルククッキーは、素朴でシンプルなのですがクセになる味!
サクサクしていて、バターっぽさよりもミルクを感じる味。
子供も大好きな1品です。
15.スナッフルズ チーズオムレット
ペイストリースナッフルス チーズオムレット (8個入) チーズケーキ
チーズケーキもいろいろありますが、このスナッフルズのチーズケーキは一口サイズで食べやすく、いつの間にかいくつも食べてしまっているという恐ろしいものです。
スナッフルズは函館のお菓子屋さんなので昔は札幌で購入できず、このチーズケーキ食べたさに函館に行ったことも。
その後千歳空港で購入できるようになり、札幌にも工場や直売店ができて気軽に買えるようになりました。
スフレタイプでしつこくない甘さひかえめなチーズケーキ、ああ、食べたくなってきました。
まとめ
実は、あれもこれもと考えていたらすごい数になってしまったのでとりあえず定番として15個にまとめてみました。
最初は5選だったはずなのにいつの間にか15選。
それでもまだまだおいしいお菓子はたくさんあるので悩みましたが、このままだといつまでたっても終わらないので、今日は15選ということで。
それにしてもAmazonで何でも買えるようになりましたね。
写真を自分で用意しなくてもよかったのでこちらも便利にブログを書くことができました。
Amazonで購入もいいですが、北海道には定番以外のおいしいお菓子が山ほどあります。
また機会があればご紹介したいと思っていますので乞うご期待!