今や日本各地に支店のあるスープカレー店のマジックスパイスですが、すべてはここ、マジスパ総本山ともいえる札幌店から始まりました。
このお店が誕生してから23年ということは、スープカレーという単語が生まれて23年ということになります。
さぴこが初めて行ったのは22年ほど前だったと思いますので、おそらくお店がオープンして1年目くらいの頃ですね。
今やスープカレーといえば全国区でその名を知られるようになりましたが、当時はちょうど札幌市内でスープカレー店が増えはじめた時期で、まだ札幌市内でもスープカレーを食べたことがない人がたくさんいました。
ただ、このスープカレー、名前はマジスパが元祖ですが、アジャンタと言うお店ではさぴこが生まれたのと同じ1971年に薬膳カリィとして発売されたのが最初なのだそうです。
アジャンタはいろいろな事情があって、今は2つの系統に分かれてしまいましたが、どちらも札幌では有名なお店です。
マジックスパイスは摩訶不思議
こちらがマジックスパイス札幌店です。
この日は子供が友達とぶどう狩りへ行っていたのでダンナと二人で来ました。
開店記念日ということもあって、お昼の混み合う時間は過ぎていたのにもかかわらず駐車場も店内も超満員!
少し待ちましたが、無事店内に入ることができました。
入り口です。
昔は2階はお店じゃなかったんですよね。
インド雑貨を扱った場所になったりライブハウスになったりといろいろと変化しています。
最近2階に行っていないので今の様子は詳しくわからないのですが、普通の客席になっているみたいです。
1階、客席数少ないですからね。
でも昔はこの1階しかなかったんです。
1階入り口を入ってすぐ左手のスペースには不思議系の本やらCDやらが販売されています。
なんで「リロイ アンド スティッチ」のポスターが?と思われる方もいるかもしれませんね。
このマジックスパイス、映画「リロイ アンド スティッチ」の日本語版テーマソングを歌った一十三十一(ひとみとい)さんのご実家なのです。
なので店内ではCD等も販売されています。
その他にもマスターの著書やスパイスなど、いろいろ販売されているんです。
札幌店は23才!!
10月10日がマジスパの誕生日、ということで特別メニューもありました。
さぴこはいつも定番の「チキン」にブロッコリーをトッピングすることに!
一緒にいったダンナはタイザンギを注文していましたが、カレーが来る前にそのまま食べちゃっていたのでトッピングというよりはサイドメニューという感じでしたね。
マジスパ、辛さはどれにする?
はじめてマジスパに行った方が多分悩んでしまうと思うのは辛さ。
覚醒から虚空の他にも最も辛いアクエリアスというメニューもあります。
涅槃からは辛さもコクも中に入っている野菜類も満足度が高くなるので、辛いものが苦手でないのであればまずは涅槃あたりをおすすめします。
さぴこはいつも涅槃か極楽を食べていますが、悶絶までの辛さより野菜が増えるのでおすすめです。
こちらはチキンの涅槃、ブロッコリートッピングです。
ライスにはパイナップルがついてくるんですよね。
らっきょうとかではなく。
さらにさぴこは備え付けの「ホーリートリップブレンド」という辛みを増す粉、香りを楽しめる「ミラクルトリップブレンド」とスープの味が変化する「マジック酢」をスープにいれて楽しみます。
この像の前にあるのが「ホーリートリップブレンド」、「ミラクルトリップブレンド」と「マジック酢」です。
昔は 春と秋に恒例のスパイス買い付けのための「スパイス仕入旅」という長期休業があったのですが、今はなくなっているのかな?
あれ、いつまであったんだろう。
かなり長いお休みだったので、その期間にマジスパの禁断症状がでたこともありました。
あと昔からニューヨークにマジックスパイスを出店する!といわれていたのですが、まだ実現していないみたいですね。
近いうちに実現するのかな?
子供が生まれてからすっかり足が遠のいていましたが、今度は最近スープカレーが好きになった子供を連れていって、一緒に食べてみようと思います。
マジックスパイス札幌店
住所 札幌市白石区本郷通8丁目南6-2
ガンバ時間 11:00 - 22:00(平日は中休みあり)
定休日 水・木曜日
公式サイト スープカレーの元祖 マジックスパイス
※マジックスパイスでは営業時間のことをガンバ時間と呼んでいます