以前、子供の字が汚くて困っている話をこのブログにも書きましたが、学生時代に字が汚くて困るのはノートを見返す気にならないということではないでしょうか。
子供の小学3年生の時のノートを見返しても、字が汚いのとレイアウトに一貫性がなく、これはもう2度と見返すことはないだろうと子供に確認してからこの春に処分しました。
子供の字を少しでもきれいにといろいろやってきましたが、最近やっと少し見られる文字を書くようになってきたような気がします。
子供は小学生になってから家庭学習ノートも毎日提出してきましたが、今年の春からは高学年になったということもあり、これは効果的なノートの取り方を子供と一緒に考えた方がいいかなと、なにか参考になる本を探していました。
先日、子供と書店に行った際に購入した本が太田あやさんの「東大合格生が小学生だったときのノート ノートが書きたくなる6つの約束」です。
ノートを楽しく書けたら学ぶことが楽しくなる?
別に東大生うんぬんはどうでもよかったのですけど、勉強が楽しくなるというならちょっと気になります。
いやいや勉強するよりは少しでも楽しめたほうがいいですもの。
この本は基本的に親向けではなくて小学生の子供が読んで面白いような作りで書かれている本です。
ノートを取るのは子供ですから、子供がまず本を楽しく読んで、ノートをきれいに書いてみようという気にならないと始まりませんよね。
うちの子供もノートをきれいに書くためにというより、この本を読むのが面白かったらしく真剣に読んでいました。
ノートの書き方例がたくさん
この本で親が見て欲しい、学び取って欲しいと思うページはやはり実際にきれいに書かれているノートではないでしょうか。
低学年、高学年、いろんな教科のノートの例がたくさん掲載されているので、国語の家庭学習はこれを参考にしたら?とか、この研究はわかりやすいね、と子供と話ながら見ることができます。
先日実際に子供がこの本を参考にしながらノートを書いていたものがあったのですが、以前に比べるとかなり見やすくなっていてびっくりしました。
本当はこんなノートの取り方もあるのか、というページがいくつかあるのですが、ネタバレになってしまいますから、気になった方は実際の本でご確認ください。
ノートを書く際のテクニックも満載
ただノートを書き写す方法が書かれているというのではなく、いろんなテクニックも子供が興味を持つような書き方で掲載されています。
やっぱり子供が楽しくないと興味を持たないですよね。
こんな風に読み物のページがいっぱいあるので、ノートの書き方を学ぶというよりは1冊の本として楽しく読める本です。
後ろの方には親へのアドバイスのページもあるので、親も子も読める1冊ですよ。
小学生だけでなく、中学生にも参考になる内容満載です。
東大合格生が小学生だったときのノート ノートが書きたくなる6つの約束
- 作者: 太田あや
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/05/01
- メディア: Kindle版
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Kindle版の方がお値段がお安いのですが、こちらは紙の本でご覧になることを強くお勧めします。
実際の本は大きめなので、イラスト等も見やすく、なにより子供に見せるのであればやはり紙の本でないと詳細が伝わらないと思いますよ。
おわりに
今日は初夏を思わせる気温にびっくりでした。
明日からはまた気温は元どおりのようですけれど、外にお洗濯物を干せるようになって本当に嬉しいです。
来週はついにゴールデンウィーク。
今日のようなあたたかくていいお天気の日が続くといいなあ。
それでは!!