おうち時間が長くなって漫画を読む時間が増えています。
今日は最近購入した漫画をご紹介してみますね。
このマンガがすごい!2021オンナ編第1位、フィールヤングで連載中のコメディ漫画『女の園の星』です。
先日2巻が発売されました。
とある女子校の先生と生徒のシュールなお話
この女の園の星、とある女子校が舞台となっている先生と生徒たちの日常のお話の漫画です。
常に無表情な星先生と少々クセのある同僚の先生、そして女の園である女子校の生徒達との普通の毎日が描かれているのですが、これが妙にツボにはまる面白さ。
女子校の生徒と教師が出ていても恋愛要素は皆無、大事件が起きるわけでもなくエピソードのひとつひとつはかなりくだらない話ばかりだというのにこれがまた面白いのです。
面白いといっても大爆笑するという感じじゃなくて、ニヤッとかクスッとするような笑いが続いて気がつくと口角が上がっていてお腹から笑っているという感じ。
ジワジワとくるんです。
女子校を舞台にどうでもいいような話ばかりが詰め込まれたシュールな漫画、というといかにも面白くなさそうに感じてしまいますがこれが褒め言葉になってしまう作品、それが女の園の星の魅力なのでしょう。
女子校の世界を覗き見してるよう
さぴこは共学の学校に通っていたのでリアルな女子校の状況というのは想像の世界でしかありませんが、この漫画に書かれている生徒たちが妙にリアルだったりします。
生徒たちの生活が、遠い昔の自分が高校生だったころに重なって見えることも!
でも一般的な女子高生のイメージとはちょっと違うところが女子校ならではのものなのかなと感じます。
なんだか女子校のリアルな学校生活を覗き見しているように思えるほど。
本当に女子校の何気ない日常生活だけしか描かれていないのに、なぜこんなにも面白いのか!
あー戻れるものなら女子校に通ってみたい、と思ってしまいました。
人によって合う合わないはあるかも
さぴこはとてもおもしろいと思ったこの漫画ですが、もしかしたら人によってはあれっ?と思うかもしれないなとは思いました。
まず、コメディ漫画とはいっても大笑いするようなエピソードはなく、淡々と描かれる日常の中のシュールな笑いの一コマが連続でやってくるような感じなので、ただただずっと笑えるようなコメディ漫画がお好きな方はちょっと違うと感じられるかもしれません。
佐々木倫子先生の動物のお医者さんの世界観を女子校にして、内容をかなりシュールにした感じなのですが、そのシュールな描写に独特のクセがあるのです。
この独特のクセにハマる人にとってはかなり面白い作品となるでしょう。
そしてこの漫画の良いところは不快に思うような描写は一切ないということでしょうかね。
読了後はなんだか頭が妙にスッキリしているような気がします。
おわりに
この漫画も最初は電子書籍で購入しようと思っていたのですが、これは家族みんな読みそうと思って紙の本にしました。
予想通り、家族みんな読んでいるので紙の本にしてよかった!
でも本当は電子書籍の方がスペース的には理想なのですけど。
この『女の園の星』、なんだか精神的に疲れたなという時に読むと頭が空っぽになるというか、モヤモヤしている時に読むと、
「まあ、いいか」
って思えるんですよ。
シュールな笑いに飢えている方にはぜひオススメの作品です。
こちらの特設サイトでは試し読みもありますので、読んでみたいなと思われたかたはぜひどうぞ。
それでは!!