53年も生きていると初めての経験というのはあまり多くなくなってきますが、先日、初めて食用ほおずきを食べました。
これまでほおずきといえばこれ。
切花用のものしか見たことがありませんでした。
子どもの頃はほおずきで風船や笛を作ったりする遊びもありましたが、当時は正直なところなにが楽しいのかさっぱりわからず…。
実はちょっと前にも切花用ほおずきをいただいたのですが、その活用法に困ってしまってドライフラワーにしようかとも思ったのですが少しの間飾って処分することにしました。
というわけでそれほど良い印象も悪い印象もないほおずきでしたが、食用ほおずきとの出会いでその評価が180度変わってしまいそうです。
先日、石狩の直売所とれのさとで出会った食用ほおずき。
石狩産です。
ほおずきといえばハロウィーンのようなオレンジ色のイメージでしたが、食用ほおずきはかなり薄い色合いです。
切花用ほおずきよりも小さめですが、これはこの商品だけのサイズなのか食用ほおずき全般が小さめなのかは不明。
とりあえず外側の袋?を破ってみます。
黄色い!
では早速いただきます。
ん?
甘い!
甘酸っぱい!!
そして美味しい!!!!
これはなんといったらいいのでしょう。
口の中でプチッと弾ける果汁の食感はミニトマトのようでもあるのですが、青臭さは全くなく、そのフルーティーな香りと甘味はミニトマトとは全く別物。
フルーティーとひとことで書きましたが、じゃあなんのフルーツかというとどれもこれに似ているという味がない!
ぶどうやいちごや梨やオレンジやパイナップルやマンゴーなどなど、いろんなフルーツをミックスしたような味といいますか、ああ、どうやって表現したらよいのでしょう。
とにかくいろんなフルーツを同時に食べた時のような味なのですよ。
あー、いくら考えてもどういったらこの味についてが正しく伝わるのかが思いつかないくらい難しい。
百聞は一見にしかず、という言葉はありますが見るんじゃなくてこれは食べないとわからない味です。
私のほおずきのイメージを大きく変えてくれた食用ほおずき。
残念ながらなかなか出会えないのですけれども、見かけたらまた買っちゃいそう!!
アマゾンには国産ではありませんが冷凍のものとドライのものがありました。
食用ほおずきってもしかして思っていたよりもメジャーな食べ物だったのでしょうか。
だとしたらもっとお店で販売してくれたら嬉しいのに、と思うさぴこなのでした。
それでは!!