ついにお盆、といっても我が家はダンナが仕事なので日常と変わらぬ日々です。
今年は多分長いお休みとなった方も多いですよね。
そして今日はおそらくお墓参りに行かれた方も多いのではないでしょうか。
我が家は先日お墓参りを済ませたとご報告しましたが、その記事で今度詳しくご紹介するといっていた「頭大仏」について書いてみようと思います。
ラベンダーの丘に出ている物体は?
こちらは真駒内滝野霊園の入口からほど近い場所から見える景色の一部。
ここは一面のラベンダー畑になっているのですが、さすがにこの時期はほとんどのラベンダーはすでに色を失った状態になっています。
この景色から見える風景にはこんなものも…。
そう、なぜかモアイなんです。
写真にはありませんけど、すぐ近くにはストーンヘンジもあったりします。
以前は「返せ北方領土」的な石碑もあったりしましたから、少なくとも昔よりは無秩序感は減った感じはしました。
以前は謎に満ちた少々ヘンテコなスポットとして一部の方には有名だった真駒内滝野霊園ですが、今や世界からの観光客まで訪れる観光スポットへと変化していました。
それが先ほどのラベンダー畑からでている物体、巨大仏像の頭のある場所なんです。
幻想的な水庭
先ほどの巨大仏像の元へ行くためにはラベンダーの丘の間を通るアプローチを抜けていくのですが、その後に広がるのはこの水庭です。
こちらが先日の記事でご紹介した霊園内のカフェの外観です。
ラベンダーアイスを食べることができるこのカフェは水庭に面した場所にあるのです。
それにしてもこの水庭、とっても幻想的。
カフェの向かい側はこの頭大仏の出来上がるまでの写真が飾られているギャラリーになっています。
それではこの水庭を抜けて巨大仏像へ向かいましょう。
頭大仏殿
奥に赤い花のようなものが見えますがそれ以外は無機質なコンクリートの打ちっぱなし。
でもなんともいえない素敵な雰囲気です。
歩いて行くと見えてくるのが仏像の台座部分。
ちなみに奥に見える階段の手前に見えるものがお賽銭箱だったりします。
これが頭大仏の本体。
この大仏、実は頭だけが見える状態になる前は普通に外に全体が見える形で置かれていました。
以前はこちらの合同墓の方々やこの霊園のすべての御霊を供養するためということでもう少し宗教色を感じられる感じの場所におかれていたものです。
後ろから見るとこんな感じ。
このコンクリートの感じ、あれ?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
さて、頭大仏へのお参りも終わりましたので戻ることにします。
入ってきた時とはまた違う風景が広がります。
奥に水庭が見えてきたので、今度はギャラリー側へ向かいます。
ギャラリーではラベンダーの丘の写真も
ギャラリー内には一番の見頃であるラベンダーが開花している時の頭大仏の写真が飾られています。
そして頭大仏の周りのラベンダーの丘の写真も。
ちなみにこちらが以前の巨大大仏像。
この頃にもお参りに来ていますが、大きい仏像だなという印象しかありませんでした。
安藤忠雄さんのサインも
この頭大仏、安藤忠雄さんの作品です。
安藤忠雄さんといえば札幌では渡辺淳一文学館や北菓楼札幌本館も設計されていますけれども、やはりインパクトではこの頭大仏が一番でしょう。
北海道にしかない。
たしかにこれだけ巨大なものはなかなかほかの場所では難しいかもしれませんね。
おわりに
一番の見頃は7月中旬だと思いますが、先日でもまだラベンダーの香りが漂っていました。
ラベンダーの見頃の時期には有料ではありますがあの頭大仏の近くのラベンダーの丘を歩くこともできるのだそうです。
来年は見頃の時期である7月に行こうと思います。
この真駒内滝野霊園は例年お盆の最終日に送り火として花火も打ち上げられるのですよ。
お墓も時代とともに変わっていくものなのかもしれませんね。
それでは!!