札幌市民の誰もが雪はもう少し後でもいいかなと思いつつも、初雪が一体いつになるのか気になっていたのですが、ついに今日の深夜に札幌でもみぞれが降りました。
昨日の夜からバラバラという大きな音を立ててあられが降っていたのですけれども、あられは初雪にはカウントされないのだそうです。
一時は地面に積もったあられが雪のように見えるくらいになったのですが、その後はすぐに溶けてしまい、雪は降らないのかな?と思っていたら朝起きた時には初雪が観測されたというニュースが!
ああ、結局札幌の初雪の瞬間は見ることができずに終わってしまった…。
あと1日で新記録更新だった
今年札幌の初雪が観測された11月20日というのは観測開始後128年前である1890年11月20日以来の史上最遅の日なのだそうです。
もし初雪が明日だったら史上最遅記録を更新していたのですけれども。
周りではどうせなら明日になってくれて記録を更新してほしいという人もいましたけど、128年前と同じではあっても初雪が史上最遅の日であることにかわりないですからね。
今年の札幌は秋が長いという印象でとても過ごしやすく、できればこのまま年内雪がなければいいのになんて思ってしまったほどです。
もし札幌にあの大雪がなければかなり過ごしやすい都市になること間違いなしなのに!
初雪は遅かったけれど積雪・根雪が遅いとは限らない
今回初雪の記録を調べる際、札幌管区気象台では雪と積雪、長期積雪(根雪)の初日の観測日をわけているということを初めて知りました。
今回はあくまでも雪が観測された初日ということでチラチラと降っただけですからさぴこはまだ雪を見ていません。
さて今年は初雪はかなり遅かった札幌ですが、札幌市民の関心事としては積雪は一体いつになるのかということでしょう。
札幌の昨年の積雪・長期積雪(根雪)はそれぞれ11月18日ということで、積雪日初日から根雪になってしまったということになります。
ちなみにこれが昨年11月19日の札幌の写真。
ふっかふかの雪が木の枝の上にしっかりと積もっています。
札幌の平年の数値では積雪が11月8日、長期積雪(根雪)が12月4日ですから、平年の数値で考えれば1ヶ月くらいは期間があるのですが、昨年はその期間が0日だったことを考えると今年もそうなる可能性は十分あります。
天気予報で札幌の週間天気予報を見ると毎日のように雪マークがついているので、平野部でも雪が積もってしまう可能性が!
来週は最高気温の高くなる日もあるようですけれども、最低気温はついに毎日氷点下の日々という状況になってしまうようなので、大量に積もるとそのまま一気に根雪になってしまうかもしれません。
できれば根雪になるのはクリスマス後くらいになってくれると嬉しいのですけれども。
季節外れのいちご
実は先月末から我が家の庭ではいちごの花が咲き始め、今月上旬には真っ赤になったいちごを収穫することができました。
その後も花は咲き続けていて、今はこんな状態のいちごがいくつもあります。
こんなのは初めて!
これから雪が降ろうとしているというのに。
この写真を撮影した午後2時過ぎの外気温は4度ですよ。
今週はずっと寒いようなので、そのままにしておくとおそらく赤くなることなく枯れてしまうのでしょうけれど、いちごも勘違いするほどの今年の札幌の気象状況はやっぱり異常なのでしょうね。
実のなっているいちごだけを鉢植えにして室内に移そうかとも悩んだのですけれども、今日は外が寒くて断念してしまいました。
おわりに
今日は冬が来たなあと実感できる寒さです。
ストーブもつけたまま。
明日の未明には本格的に降雪がある予報になっています。
ついに積雪の日がやってくるのでしょうかね…。
今週末の3連休もまとまった量の雪が降るかもという予報なので、ちょっとドキドキしちゃいます。
ああ、もうすぐこれらが必要になってしまうのでしょうか。
どうか根雪になるのがもう少し先になりますように。
それでは!!