みんなたのしくすごせたら

アラフィフさぴこのなんでもない毎日の暮らしの雑記帳


母が我が家にやってきてそろそろ10年になります

 

母との同居を始めてそろそろ10年になります。

 

要支援1となり身の回りのことが不便になってきたことや、田舎では通院も大変だということで実家じまいをして一緒に住むことになりました。

 

父が亡くなって16年半。

 

一人暮らしになって同居までの6年半でわずかであっても残されたお金をほぼ使い果たし、自分の好き勝手に過ごしていた母。

 

その頃私は子どもが生まれたばかりでしたが、産後のお産預かりにきても料理一つせず、私の作った料理を食べて1日中テレビを見て一度も子どもの面倒を見るわけでもないという状況を思い出すと今でも腹が立ちます。

 

唯一してくれたことといえば洗濯物を取り込んでくれたくらいだったかな。

 

子どもが赤ちゃんの頃に抱っこしたのは後にも先にも1度きりという母です。

 

そもそも私が幼児の頃には呪文のようにお前がいるから遊びに行けなくなったと繰り返していたような、今で言うところの毒母だったので驚きもしませんでしたけど。

 

現在は要支援2ですが、おそらくそう遠くないうちに要介護に変わるのではないかと思っています。

 

周りの人から見れば言うことはまともに聞こえて外面もいいのですけど、家ではトイレの失敗も増えましたし、少し前に話したことでも覚えていないものもふえてきました。

 

どうやったらこんなことに?という状況も今年に入ってから増えていますけど、今のところは目立った身体の不調もなくまだまだ長生きしそう。

 

仕事をしていた時に子どもの病気や入院時に困っても一度も助けてくれることはなかった母なのでいろいろと思うことはありますが、自分にとっては今は唯一の親なので仕方がないと諦めています。

 

今はまだ自分の身の回りのことは自分でできているので一緒に暮らしていますが、私自身関節の持病で重いものを持ったりできないので、もし身体介助が必要になったら施設へ移ってもらうしかありません。

 

その日がいつなのかはわかりませんけど、これまでの10年は母とは食事の支度や通院などの最低限の関わりにしてあとは自分の部屋で自由にさせていたので、これまで多少のストレスはあっても一緒に暮らしていくことができました。

 

この先はどうなるか、わかりませんけど。

 

こんな日が短い時期にはちょっと暗いことばかり考えてしまったりもしますが、これまでこうやって穏やかに暮らせていることに感謝しつつ、この先の10年後はどうなっているのかを考えると少々恐ろしくなるさぴこなのでした。

 

それでは!!