すいません、45歳にもなって漫画が大好きなさぴこです。
昔から漫画は好きでしたが、最近活字から漫画へのシフトが激しくなりつつあります。
漫画の話はいつか書こうと思っていたのですが、書き出すと止めどなく漫画の話ばかりになってしまいそうでなかなか手を付けられずにいました。
しかも少女漫画も少年漫画もオールジャンル手を付けているので収集がつきません。
多分ブログをよくご覧いただいている方々の年齢層とは合わない内容も多々あるかとは思いますが、あーこんな漫画もあるのねとか、知ってる!とか思っていただけると嬉しいです。
今回はさぴこの住んでいる北海道が舞台となっている漫画で、実際に読んだことがあり、おすすめしたいものを選んでみたいと思います。
なお画像はすべてAmazonよりお借りしています。
1.銀の匙 Silver Spoon
銀の匙 Silver Spoon(1) (少年サンデーコミックス)
超ヒット作「鋼の錬金術師」でおなじみ、荒川弘さんの「銀の匙」です。
実写映画化もされましたし、かなり有名な漫画ですのでご存知の方も多いと思います。
札幌出身の主人公八軒君くんが寮があると言う理由で選んだ大蝦夷農業高校、略してエゾノーで繰り広げられる酪農青春グラフティです。
少年サンデーで連載されていますが、さぴこは単行本でしか読んでいなかったので最近新刊が出るのが遅くなったなぁと思っていたら、荒川先生がご家族の介護で休載をされていたのですね。
先日書店で並んでいた少年サンデーの表紙がちょうど銀の匙で、荒川先生が半年ぶりに連載再開されたというのを知りました。
この漫画は酪農や農業がテーマで、今スーパーで並んでいる食べ物はどのようにして作られているか、食べ物に感謝をしなければならないと感じるエピソードなどもあり、食育にも繋がるような内容がたくさんあります。
「鋼の錬金術師」や「アルスラーン戦記」の荒川先生がお好きな方はもしかしたらちょっとイメージと違うかもしれませんが、主人公の八軒君に感情移入できる方なら絶対ハマる漫画です。
コミックスは13巻まで発売されています。
銀の匙 Silver Spoon コミック 1-13巻セット (少年サンデーコミックス)
- 作者: 荒川弘
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/06/18
- メディア: コミック
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2.百姓貴族
こちらも荒川弘先生の「百姓貴族」です。
荒川弘先生は農家に生まれ育ち、漫画家になるまでの7年間はご実家で農業に従事されていました。
この漫画は農家あるあるネタが満載の農業エッセイコミックで、「銀の匙 Silver Spoon」のルーツとも言える荒川先生のご実家でのお話がたくさん!
そしてこの荒川先生のお父様のエピソードがどれもすごいんです。
お父様というより親父様という感じですが、本当にすごすぎます。
この親父様が気になった方はぜひ一度「百姓貴族」を見てみてください!
こちらは4巻まで発売されていて、現在もウイングスで連載中です。
3.青空エール
河原和音先生の「青空エール」です。
先日映画が公開されましたね。
残念ながら映画のロケは静岡県浜松市で、北海道では行われなかったようです。
札幌にある高校が舞台となっている漫画で、作品では白翔高校となっていますが実在する札幌白石高校がモデルとなっています。
さぴこから見ると遥か昔の青春ラブストーリーなのですが、こういった漫画の中では恋愛要素は比較的少なめという感じで、お互いの部活に打ち込みそれを支え合っている姿がもう、「ああ、青春だなぁ」という感じ。
涙ものの展開がてんこ盛り。
昔懐かしい青春の一コマを思い出させてくれるような、そんな漫画です。
こちらは既に完結していて全19巻発売がされています。
青空エール コミック 1-19巻セット (マーガレットコミックス)
- 作者: 河原和音
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/01/25
- メディア: コミック
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4.麒麟館グラフティ
吉村明美先生の「麒麟館グラフィティー」です。
こちらは札幌が舞台となっていて、「麒麟館」という名のアパートに住む住人達の人間模様が描かれています。
DVあり、四角関係あり等、様々な出来事があるのですが、本当に泣ける漫画です。
1986年に連載開始とかなり古い漫画で、一度は蔵書整理で手放そうかと思ったのですが、その都度読み返しては本棚の定位置に戻っていく、私にとってはそんな漫画。
ドラマ化されたらきっと面白そうなんですけど。
5.薔薇のために
こちらも吉村明美先生作品、当時プチコミックで連載していた、札幌が舞台の「薔薇のために」です。
祖母と二人暮らしだった主人公の祖母が亡くなり、小さい頃に亡くなったと思っていた母が実は札幌に住む有名な女優で、さらに3人のイケメン異父兄妹がいることがわかります。
「麒麟館グラフィティー」同様繊細な描写で、とっても深い漫画です。
吉村明美先生の作品って、本当にこういった複雑な人間模様と女性の切ない描写がピカイチなんですよね。
こちらは台湾でドラマにもなっているそうです。
6.じゃじゃ馬グルーミン★UP
じゃじゃ馬グルーミン★UP!(1) (少年サンデーコミックス)
ゆうきまさみ先生の「じゃじゃ馬グルーミン★UP」は場産地の現新ひだか町静内の牧場が舞台となっています。
東京都内の有名進学校に通う主人公がひょんなことから静内町の牧場に就職し、日本一の競走馬の育成を目標としながら一人前の大人に成長していくという物語。
この漫画の連載当時、日高地方の競走馬を生産育成する牧場への見学がかなり増えたという話を聞きました。
古いので時代背景等が今とは異なる部分も多くありますが、名作で今読んでも面白いです。
全26巻で連載終了からすでに16年経過しています。
7.波よ聞いてくれ
古い漫画の紹介が続きましたので、ここで現在連載中のものをご紹介します。
現在アフタヌーンで絶賛連載中、沙村広明先生の「波よ聞いてくれ」です。
タイトルについている「波」は波でも海の波ではなく電波の「波」。
舞台は札幌、しかも藻岩山にあるラジオ局。
スープカレー店に勤務している主人公が、酔って話したことを録音されてラジオでネタとして放送されてしまい、ひょんなことからラジオで喋ることになるというストーリー。
この説明だけ見るともう何がどう面白いのか伝わらないと思うのですが、すごく面白いです。
うまく伝えられない自分が歯がゆい。
特に札幌在住者なら、「ここはあれだ!」とか「この店は有名な◯◯だ!」とか楽しめるところもたくさんあります!
「波よ聞いてくれ」は現在2巻まで発売中です。
8.動物のお医者さん
佐々木倫子先生の「動物のお医者さん」はもう説明がいらないほど有名です。
テレビドラマ化もされましたね。
札幌のH大学獣医学部を舞台にしたコメディ?です。
ハムテルにチョビとミケ、二階堂くんに菱沼さんと個性的な動物と人間で繰り広げられる漫画はいつ見ても面白い!
こちらも古い漫画ですが我が家の本棚の定位置から動くことはありません。
動物のお医者さん 愛蔵版 コミック 1-6巻セット (花とゆめコミックス)
- 作者: 佐々木倫子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2013/12/05
- メディア: コミック
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9.チャンネルはそのまま!
チャンネルはそのまま!(1) (ビッグコミックススペシャル)
こちらも佐々木倫子先生の「チャンネルはそのまま!」です。
舞台は札幌、北海道☆テレビ(HHTV)で、「バカ枠」で採用された主人公がいろんな人を巻き込んでいくというストーリーです。
この☆テレビは「水曜どうでしょう」でおなじみの「HTB」がモデルとなっています。
実際にはonちゃんが乗っている本社ビル、漫画の中では「ホシイさん」というキャラが!
水曜どうでしょうファンには「あ、この人のモデルは・・・」という人も出てきますよ。
こちらは2009年から2013年まで連載されていて全6巻で完結しています。
実は佐々木倫子先生の漫画では他にも北海道が舞台となっているものがたくさんあります。
古いものは昔札幌にあったお店などが出ていて、読んでいて懐かしくなってしまいます。
佐々木倫子先生は大好きで、今のところ全作品購入しました。
10.ゴールデンカムイ
ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
週刊ヤングジャンプ連載中、野田サトル先生の「ゴールデンカムイ」です。
日露戦争後、明治時代の北海道が舞台になっているアイヌの財宝を巡る戦いのこの漫画、とっても面白い!!!
歴史物が好きな方には自信を持っておすすめします。
この本が好きな人なら先日さぴこが行った北海道博物館はかなり楽しい場所になると思いますよ!
登場人物がみんなそれぞれ個性的で、そしてとても魅力的なのもすごい!
ただ、絵の描写がちょっと苦手な人はいるかもしれませんね。
まとめ
実はまだ5〜6作品くらいご紹介したかったのですが、この時点で既に5000字弱とかなり長くなってしまいましたので、10個に絞りました。
上記の本は古いものは本棚、比較的新しいものは電子書籍で所有しているものです。
以前我が家の本棚について書きましたが、本当に本のことを書くと止めどなく続いてしまいますので、今後は少し小出しで行きたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。