さぴこはウニが大好きなんですが、お寿司屋さんなどではよっぽどのことがない限りウニを食べません。
ミョウバンの匂いのしない、美味しいウニが大好きなのです。
子供が生まれるまでは毎年7月になると積丹へ行って美味しい生うにを食べるのを楽しみにしていたのですが、ちょうど子供が生まれた頃にダンナがうにアレルギーになってしまい、その後子供も魚卵アレルギーがあることがわかったので大好きな生うに丼をここしばらく食べていませんでした。
今年こそは、とここ2、3年毎年7月になると思っていたのですが、天候が悪いとうに漁がないので、タイミングが合わずになかなか食べに行くことができなかったのです。
しかもうに丼の美味しいお店って基本的にうにが目玉で、それ以外のメニューがほとんどなかったりします。
ダンナも子供も食べられないし・・・、ということでしばらく悶々としていたのですが、我慢できずに今日、まだお盆休み価格という一番値段が高い期間にうにを食べに行ってしまいました。
うにを求めて札幌二条市場へ
今日は子供がお友達とお弁当を持って遊びにいったので、たまたまダンナと2人のお昼ご飯になりました。
当初スープカレーを食べに行く予定だったのですが、子供がいるとなかなか食べに行けない店で行きたいところないの?と聞かれたので、
「うにが食べたい。うにが死ぬほど食べたい」
と即答しました。
シーズン的にはうには7月が一番美味しいと思うのですけど、この機会を逃すと来年まで食べられないかも、ということで二条市場が中央卸売市場か迷った末に二条市場へ行くことに。
二条市場は観光客の方でいっぱい。
ほとんどが中国系の方だったのですが表記も英語に中国語にタイ語のところもあったりと、数年来ていないうちに国際化が進んでいました。
なんだかプチ旅行気分です。
海鮮丼のお店がいっぱい
札幌市民が昼間に訪れることが少ない場所、それが二条市場です。
どれも美味しそうなものばかりなのですが、お値段がなかなかお高いので滅多に来ることはありません。
中にはリーズナブルなお店もあったりするんですけどね。
うに丼の思い出
子供のころからウニ好きで、小学生くらいの頃の夏の旅行で父親に食べたいものはなにかと聞かれて、
「ウニが死ぬほど食べてみたい」
と言って積丹でウニを2折買ってもらって旅館でうに丼にしてもらって食べて気持ち悪くなった思い出があります。
それくらいウニ好きなんです。
ただ、昔は海へ遊びにいくととれたてのウニをその場で食べても許されていた時代があるのですが、その頃よくウニを食べていたせいかミョウバンの味のするウニは苦手。
食べるなら美味しいウニが食べたい・・・。
海鮮処魚屋の台所
二条市場の向かい側の通りに「魚屋の台所」発見!
知人から二条市場内にある「魚屋の台所別邸」がオススメだと聞いていたのですが、別邸という文字は見当たりません。
「魚屋の台所」ということでとりあえず名前が同じなのできっと同じじゃないか、ということで行ってみました。
外のメニューには生うに丼3500円と書いていますけど、基本的にうに丼は時価のところがほとんど。
今はお盆休みの方もまだいる時期ですから一番高い期間なんです。
なので覚悟して店内へ。
今日は4500円(税別)でした・・・。
税込だと4860円。
予想通り、これはなかなかのお値段ですよね。
お盆前は3500円だったそうです。
この日のうには解禁になったばかりの利尻礼文産とのこと。
お店の壁にはこんな感じでメニューが貼られています。
お店の方にはいくらをプラスすることをかなりオススメされましたけど、いくらは美味しいシーズンになったら自分で漬けるので必要なし!
もうウニしか見えないのです。
黄金に輝くあの甘くとろけるウニ・・・。
ちなみに最初に行こうとしていた「魚屋の台所別邸」はうに丼を食べた後に二条市場内で発見しましたが、うに丼のお値段は一緒。
うに以外のメニューは別邸の方が種類があったように思います。
うに丼キターーーーーーー
ご飯が見えないくらい敷き詰められたウニ。
お店の方が食べ方をレクチャーしてくれたり、うに丼と一緒に記念撮影をすすめてくれたりしました。
お醤油はつけない方がウニそのものの味を味わえるのですが、お醤油をたくさんかけちゃうひとが多いのだそうです。
では、一口。
はう〜っ、とろけるぅ。
はぁ・・・。
写真を見るだけで口の中にウニの風味が広がってきそうです。
積丹で食べた殻から取り立てのウニと変わらない、とっても美味しいうに丼でした。
これが札幌で食べられるなんて・・・。
こんなに美味しいならもっと早くきておけばよかった!!!
ウニの味にうるさい方でもこのお店なら満足できると思います。
おわりに
本当は積丹に行っていつも行っていたお店で食べたかったのですが、一人しかウニを楽しめない今の状況では高速道路代やガソリン代を考えると、高くても札幌市内で食べた方がコストパフォーマンスがいいのはたしかなんです。
どちらにしても贅沢なことには変わりないのですけどね。
まあ年に1度のお楽しみと考えれば許される範囲かなと。
札幌からはうに丼を食べにいくバスツアーなんかもあって、本気で参加を考えたのですが、帰って来る時間が夜7時くらいになっちゃうので、ちょっと無理だったり・・・。
正直札幌で食べるウニにちょっとだけ不信感があったのですけど、ここのうに丼はとっても美味しかったですよ!!
いくらと一緒じゃなくてウニ単品で食べる方が堪能できる気がします。
来年はできれば積丹のうに丼のお店、行きたいなぁ。
それでは!!