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アラフィフさぴこのなんでもない毎日の暮らしの雑記帳


【札幌】北海道の一軒家の暖房器具の定番は「FF式灯油ストーブ」と「屋外用ホームタンク」

コロナ FF-6814PK-W ホワイト PKシリーズ [FF式石油ストーブ 輻射型 タンク別置き式(木造18畳・コンクリ28畳まで)]

以前、FF式石油ストーブについて質問がありましたので、今回は北海道の暖房事情についてちょっとご紹介してみようかと思います。

 

北国にお住まいの方ならおなじみのものかもしれませんけど、積雪地帯以外にお住まいの方だと見た事もないものが多いかもしれませんね。

 

北海道の一軒家の基本は石油暖房器具

 

最近はガス暖房や寒冷地用エアコン等も普及してはいますけど、基本はやはり石油暖房なのが北海道。

 

北海道の一軒家ですとオール電化等の家以外、ほとんどが灯油がいっぱい入っている屋外用ホームタンクが備え付けられています。

 

ダイケン ホームタンク490型 HTK490S型 3ウェイストレーナー付 【屋外用灯油タンク】

 

こんな感じのもので、これ1つで400リットル以上の灯油が入るのです。

 

協越化学 灯油缶 18L 赤

 

上記の写真のような通常の灯油用ポリタンクの容量は1つ18リットルですから、ポリタンク22個分以上の灯油がこのタンクに入っている計算になります。

 

もちろん灯油を購入するときにこんなポリタンクで買いにいく事はありません。

 

灯油を定期配送してくれる業者がいますので、毎月決まった日に灯油を入れてくれるケースが多いみたいです。

 

我が家もそうですよ。

 

我が家の場合、1年間の累計で1500リットル以上は使用していますが、暖房以外ですとキッチンとお風呂の給湯器でのみの利用ですから、多いのか少ないのかよくわかりません。

 

ちなみに冬場は1月に200〜300リットルくらいの灯油を使用しています。

 

灯油代は冬は月に2万円くらい、という感じでしょうか。

 

これが今、オール電化になると大変なことになってしまうんですよね。

 

一時はオール電化の一軒家が流行った時期がありましたが、電気代の値上がりの際にオール電化の中古住宅の販売が増えていたので、灯油がやはり多いのかなと思います。

 

 

 

灯油暖房の基本はFF式石油ストーブ

 

灯油暖房もボイラーでお湯を沸かして循環させるセントラル暖房や、煙突で排気する石油ストーブもありますけど、現在はFF式石油ストーブの家庭がほとんどだと思います。

 

さて、このFF式石油ストーブ、いったいなにが違うのか、といいますと、煙突ではなく壁に専用の穴を開けて強制的に排気するストーブなのです。

 

FF式ストーブとはどのようなストーブですか?

 

- 燃焼に必要な空気は給排気筒から室外の空気を給気をし、燃焼後の燃焼ガスは給排気筒から室外に排気します。暖房中もお部屋の空気を汚さず、換気の手間がありません。
石油燃焼機器の利点を生かしお部屋をすばやく温めます。気温の低い真冬でも能力を最大限発揮します。

 

FF式ストーブはどういうものですか?(FF式ストーブ) | よくあるご質問より引用

 

この説明を見ても寒冷地向きの暖房機であることがお分かりいただけるかと思います。

 

さぴこが小さい頃は煙突式が基本で下の写真のようなストーブを使っていました。

サンポット 業務用石油暖房機 煙突式丸型ストーブ タンク別売り (KSH-2BS-K3)

今はこういうストーブを見ることはなくなりましたけど、まだお使いの地域もあるかもしれませんね。

 

最近のFF式石油ストーブ

 

最近のFF式石油ストーブはいろいろと変わってきています。

 

一番上に載せた写真のストーブなんかはかなり以前からありますけど、ストーブの上が熱くなる、やかん等をのせておけるタイプです。

 

さぴこの家にあるのはこのタイプ。

コロナ FF-SG6816K-MN ウッディゴールド スペースネオ [FF式暖房機]

上が熱くならないトップクールタイプのFF式灯油ストーブ、コロナの「スペースネオ」です。

 

我が家はこれ1台で一軒家の約90%の暖房をまかなっています。

 

購入する時に悩んだのがこちら。

コロナ電業〔CORONA〕 アグレシオ〔AgRatio〕 FF式石油暖房機 FF-AG6813H MN ウッディゴールド【木造?18畳/コンクリート?24畳用】

同じくコロナのアグレシオというFF式灯油ストーブです。

 

こちらもトップクールで、何よりも薄型なんですよね。

 

でも炎があまり見えないので、視覚的に暖かく感じるスペースネオにしました。

 

今見るとこんな素敵なFF式灯油ストーブもあるんですね。

 

TOYOTOMI FQ-C70E ブラック アンティークモデル [FF式ストーブ タンク別置き式 (木造18畳・コンクリート29畳)]

 

 

これ、上にグリルがついていて、ちょっとした調理もできるみたい。

 

次に買い替える時はちょっと検討してみたくなりました。

 

以前はコロナのツインヒーターという、FF式灯油ストーブとボイラーが内蔵で通常の暖房と温水暖房が1台でできるというセミセントラルタイプのストーブを使用していたのですが、ツインヒーターは分解掃除も2台分かかりますし、そもそも温水暖房パネルを利用する必要がなかったので、普通のFF式灯油ストーブにしたのです。

 

ツインヒーターの分解掃除だけで約6万ぐらいかかったのが痛かった・・・。

 

 

 

おわりに

 

北国ではストーブとのお付き合いが約半年間続きます。

 

我が家の場合は比較的断熱効率がいいのか、ストーブ一台で平均23度くらいの室温を保っていますが、もしこのストーブが冬場に故障したらと考えただけで青ざめてしまいそうです。

 

今回は一軒家のお話でしたけど、マンションだとまた全く異なりますね。

 

マンションだと今はガス暖房が多いような印象があります。

 

ガス暖房といっても一昔前とは違うんですよね。

 

ファンヒーターとかではなくてボイラーを利用したセントラルヒーティングになっていたり。

 

これだと室内に暖房器具を置く必要もないんですよね。

 

マンションは雪かきの必要もないですし、冬の暖かいでしょうから、これから高年齢化が進む道内では需要は多くなっていくことでしょう。

 

さぴこも子供が大きくなったらマンションに住み替えしたいです・・・。

 

それでは!

 

※2月14日 追記

 

 

2月14日にちょうど灯油の定期配送があったので、のせてみます。

 

例年、2月中旬の給油が一年で一番高いはずなので、今シーズン一番高い一ヶ月分の灯油代は21099円ということになりそうです。

 

来月は15000円くらいかな。

 

昔は冬になると燃料手当が出る会社が多かった北海道。

 

今はどうなんでしょう。

 

ちなみにダンナの会社では出ませんけどね。