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アラフィフさぴこのなんでもない毎日の暮らしの雑記帳


おしりの病院へ行ってきた

私、先日人生で初めて肛門科へ行きました。もちろんお見舞い等ではなく通院の方です。かなり恥ずかしい話題ではありますが40代にして初めて経験でしたので、記録として残しておくことにします。

 

申し訳ありませんが、お食事中などにご覧いただいた方がいらっしゃいましたら不快の思われる表現もあるかもしれませんのご注意ください。

 

ちなみに上の画像は子供のお気に入りである鈴木のりたけさんの絵本「おしりをしりたい」の裏表紙です。

 

おしりをしりたい

おしりをしりたい

 

 

あれ?お尻に違和感があるぞ

 

夜浴室で身体を洗っていた時、お尻にピキっという違和感を感じました。なんだろう?と思いおしりを触ってみると・・・

 

腫れてる。しかも触ると痛い。しこりみたいなものがある。

 

シャワーの温度で刺激されたのか、存在を認識してしまったからなのか、急に痛みが!!

 

なんだかだんだんズキズキとその痛みが強くなっていきました。シャワーを浴びる前は全く気が付かなかったというのに、なんでこんなに突然??

 

まさか…、痔瘻?

 

寝ようとしてもお尻が気になってなかなか眠れません。シャワーから出てからというものズキズキという痛みがずっと続いているし、この症状、痔瘻の初期症状にとてもよく似ていたからです。

 

そう、数ある痔の種類の中でも痔の王様と言われる痔瘻。

 

肛門の近くに肛門の内と外をつなぐ膿のトンネルができてしまうという痔瘻は、完治の為には手術しかなく、放置するとガンになることもあるという怖い病気です。

 

実はこの痔瘻、以前ダンナが患って大変な思いをしたのでした。その姿を見て自分はならずにすみますようにと心から思ったものです。

 

ダンナの痔瘻はIII型

 

痔瘻は症状によって4タイプに分けられるそうですが、ダンナはIII型でした。

 

  • I型 - ごく浅い皮下を瘻管が走行する痔瘻
  • II型 - 肛門周囲の筋肉間を瘻管が走行する痔瘻
  • III型 - 肛門周囲の筋肉間を瘻管が走行し、かつ原発巣が深い位置に存在する痔瘻
  • IV型 - 肛門周囲の筋肉間を瘻管が複雑に走行し、かつ原発巣が深い位置に存在する痔瘻

痔瘻 - Wikipediaより引用

 

ダンナの場合、シートン法というお尻にできた膿のトンネルにゴムを通すという聞いただけでも痛くなるような処置を日帰りで受け、その2か月後に切開法という手術のために1週間入院してやっと完治しました。

 

最初は私と同じようにお尻のズキズキの痛みから始まり、その後座っていられないほどの激痛と39度近い発熱に襲われて肛門科へ行ったところ痔瘻と宣言されたのです。

 

シートン法というお尻に新しくあいた穴にゴムを付ける処置の後、切開法の手術直前にそのゴムが取れるまでずっとひどい痛みと戦っていました。なんでもお尻の筋肉が動くだけで締め上げられるような痛みがあり、ちょっとした動きでもずっと痛いのだそう。

 

結局3か月近く痔瘻との戦いをしたダンナの姿をみて、絶対になりたくない病気の一つと思っていたのです。

 

病院、何科に行くべき?

 

 いや、まだ痔瘻と決まったわけじゃない、もしかしたら粉瘤とか毛嚢炎とかその手の類のものかもしれないし。

 

ただたまたま場所が場所だったというだけかもと願いつつ、深夜1時過ぎにスマホで検索しているのは「痔瘻」「できもの」「肛門」とかそんな言葉ばかり。

 

まず皮膚科に行くか、形成外科に行くか、肛門科にいくか、悩んでいたら外が明るくなってくるではありませんか。北の大地の6月~7月は朝3時過ぎたらもう明るいんです。

 

とりあえず場所が場所ですので、二度手間になることを防ぐためにも肛門科へ行くことに決めました。ダンナが手術をした病院は北海道内でも評判が良く、超有名な歌手もお忍びで通ったとかいう噂もあります。

 

評判はよくてもちょっと交通の便が良くないしなあと調べていたら、最近までその病院で長く院長をされていた先生が開業したという病院を発見。札幌駅のすぐ近くにあったので行ってきました。

 

初の肛門科受診

 

私の行った病院はこちらです。

 

札幌駅前樽見 おしりとおなかのクリニック

 

まだ開院したばかりとあってとってもきれいなクリニック。

 

看護師さんもとっても気さくな方ばかり。最初は緊張していたのですが患者さんで若くてきれいな女性も多かったりで、そんなに緊張することもないのかな、産婦人科と同じと思えばいいやとか考えていました。

 

で、結果はといいますと・・・、

 

痔瘻ではありませんでした!

 

表面だけにできているおできのようなものとのこと。

 

塗り薬と抗生剤と痛み止めを出してもらい、終了。あっという間に診察も終わり、一安心。その日の夜、血が混じった赤い膿が出て小さくしぼんでいきました。

 

餅は餅屋、おしりはおしりのクリニックへ

 

何科に行こうか、女医さんのところに行こうかなど悩んだ私でしたが、おしりの不安はやっぱり専門医に診てもらった方が安心できますね。

 

もしこの先おしりに不安を感じたら、迷わず今回行ったクリニックにお世話になろうと思っています。もし、札幌市外の方でも近くのホテルと提携していて手術も受けられるそうですよ。

 

若くてかわいい女の子の話ならともかく、40代のおばさんが肛門科に行った話なんてだれも聞きたくないかなとも思ったのですが、もし同じようにお尻のことで悩んでいる方がいたらと思い切って書くことにしました。

 

 

私と同じような症状のある方、前にネットで調べた時はほとんどが痔瘻だとかかれていましたが、私のように痔瘻ではないケースもありますよ。

 

ただ自己判断は禁物なので、やっぱりきちんと病院で診てもらうことをオススメします!